
「LUUP(ループ)に乗りたいけど、自分の体重でも大丈夫?」
「電動キックボードと自転車で体重制限は違うの?」
街中でよく見かけるようになったLUUP。手軽な移動手段として非常に便利ですが、利用する上で体重制限が気になる方は少なくありません。特に、体格の良い方や重い荷物を持っていると、「乗っても大丈夫かな?」と不安になりますよね。
まず、皆さんが最も知りたい結論からお伝えします。
- LUUP(ループ)の体重制限(耐荷重)は、公式サイトで電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車が100kgと明記されています。
- 体重制限を超えて乗ると、車体の破損や事故につながる深刻なリスクがあります。
- もし120kgを超える場合でも、150kgまで対応可能な個人向けの特定原付モデルも存在します。
この記事では、LUUPの体重制限に関する公式情報から、制限を超えてしまった場合の具体的なリスク、そしてLUUPの利用が難しい方のために、ご自身の体重に合わせて選べる高耐荷重の特定原付モデルまで、どこよりも詳しく解説します。この記事を読めば、体重に関する不安を解消し、安全に電動モビリティを楽しむための知識がすべて手に入ります。
※この記事には広告が含まれています。
この記事のポイント
- LUUPの公式な体重制限がキックボード120kg、自転車100kgであることがわかる
- 体重制限を超えて乗った場合の5つの深刻なリスクを理解できる
- 体重120kg・150kg以上でもOKな、高耐荷重のおすすめ特定原付モデルが見つかる
- LUUPの速度やその他のルールに関する疑問も解消される
目次
LUUPの体重制限はキックボード120kg・自転車100kg!公式情報を徹底解説
- 【公式情報】LUUPの耐荷重は車両で異なる
- 電動キックボードと自転車の制限はなぜ違う?
- 体重制限に荷物の重さは含まれる?
まず、最も重要なLUUPの体重制限について、公式情報を基に正確なところを確認していきましょう。
【公式情報】LUUPの耐荷重はキックボード120kg・自転車100kg!
LUUPの公式サイトにある「ご利用ガイド」には、身長・体重制限について以下のように明記されています。
身長・体重制限
出典: LUUP ご利用ガイド
140cm未満の方はご利用いただけません。
また、電動アシスト自転車の耐荷重は100kg、電動キックボードの耐荷重は120kgとなります。
このように、LUUPの耐荷重は電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車(LUUPサイクル)が100kgと定められています。これは、機体が安全に性能を発揮できる上限の重さを示しており、利用者の安全を守るための非常に重要な基準です。多くの電動キックボードの個人モデルが100kg前後の耐荷重を設定している中、LUUPの120kgという設定は、比較的余裕を持った設計と言えます。ユーザーは自分の体重だけでなく、荷物の重さも含めて、この基準を厳守する必要があります。
LUUPの車両は、不特定多数のユーザーが利用することを前提に、頑丈なフレームと耐久性の高い部品で構成されています。この耐荷重は、単に「壊れない」というだけでなく、ブレーキ性能や走行安定性、モーターの出力が安全基準を満たせる限界値として設定されていると理解しておきましょう。特に、急な坂道での登坂性能や、緊急時の制動距離は、この耐荷重を超えると著しく低下する危険性があります。
電動キックボードと自転車の制限はなぜ違う?
上記の公式情報にもある通り、LUUPでは電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車は100kgと、耐荷重が異なります。見た目ではサドル付きの自転車の方が頑丈そうに感じるかもしれませんが、制限値が違うのには理由があります。
電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」として、フレームの強度やブレーキ性能について厳格な保安基準を満たす必要があります。LUUPの電動キックボードは、その基準をクリアするために、一般的な個人向けモデルよりも頑丈な設計が採用されていることが、120kgという高めの設定につながっていると考えられます。一方、電動アシスト自転車は、その構造上、キックボードとは異なる負荷のかかり方をするため、安全マージンを考慮して100kgという基準が設定されていると推測されます。
利用者は乗る車両の種類に応じて、正しい耐荷重を意識し、安全運転を心がけることが重要です。
体重制限に荷物の重さは含まれる?具体的な荷物の重さの目安
はい、含まれます。体重制限(耐荷重)は、運転者自身の体重だけでなく、リュックサックや手提げカバン、買い物袋など、持っている荷物の重さをすべて合計した重量で考える必要があります。これは、車両の耐久性や走行性能は、搭載される総重量に依存するためです。
例えば、体重が115kgの人が6kgの荷物を持っている場合、合計重量は121kgとなり、電動キックボードの体重制限を超過してしまいます。通勤でノートPC(約2kg)や書類、水筒などを持ち運ぶ場合、リュックの重さだけでも5kg〜8kg程度になることは珍しくありません。また、買い物で2Lのペットボトルを3本(約6kg)買うだけでも、かなりの重さになります。
特に電動キックボードの場合、荷物を背負うことが多く、重心が高くなりがちです。制限を超えた状態で急ブレーキをかけたり、急なカーブを曲がったりすると、バランスを崩しやすく、転倒リスクが格段に高まります。安全な走行のため、ご自身の体重に加えて、少なくとも5kg〜10kg程度の「荷物の余裕」を見込んで利用を判断することが極めて重要です。
【危険】体重制限オーバーで起こりうる5つのリスク
- ① 車体の破損・故障
- ② モーターへの過負荷とバッテリーの異常消費
- ③ 走行性能の低下(特に坂道)
- ④ ブレーキ性能の低下による事故
- ⑤ 保険の適用外になる可能性
「少しくらい体重オーバーしても大丈夫だろう」という軽い考えが、思わぬトラブルや重大な事故につながる可能性があります。これはLUUPだけでなく、個人所有の電動キックボードにも共通する非常に重要な注意点です。
① 車体の破損・故障:走行中のフレーム折れは命に関わる
最も直接的で恐ろしいリスクが、車体そのものの破損です。電動キックボードのフレームは、想定された耐荷重に基づいて設計されており、それを超える重量が加わると、金属疲労や変形が急速に進行します。特に、デッキ(足を乗せる板)やフレーム、ハンドルの付け根など、走行中に大きな負荷がかかる部分が変形したり、最悪の場合は走行中に折れたりする危険性があります。
もし走行中に車体が破損すれば、重大な転倒事故は避けられず、命に関わる可能性も否定できません。特に段差を乗り越える際や、悪路で強い衝撃が加わった際に破損のリスクは高まります。LUUPの車両は頑丈ですが、制限を超えて利用すれば、このリスクは決してゼロにはなりません。フレームの変形は一度起こると元に戻せず、修理費用も高額になるため、絶対に避けなければなりません。
② モーターへの過負荷とバッテリーの異常消費:坂道での失速リスク
電動モビリティのモーターは、規定の重量を運ぶ前提で設計されています。制限を超える重量で走行すると、モーターに常に過剰な負荷がかかり続け、発熱や性能低下、寿命の大幅な短縮につながります。特に、モーターが規定以上の力を出そうとすることで、バッテリーから異常な電力を消費します。これにより、バッテリーが過度に熱を持ち、劣化が早まるだけでなく、発火や故障の原因にもなりかねません。
また、LUUPのようなシェアサービスの場合、バッテリーの消耗が激しいと、次の利用者が「すぐに充電切れになった」と感じるなど、他の利用者にも迷惑をかけてしまいます。スペック上の走行可能な距離が著しく短くなることも、利用計画を狂わせる一因となります。モーターの故障は、車両が突然動かなくなる「失速」につながり、走行中に後続車との接触事故を引き起こす危険性も高まります。
③ 走行性能の低下(特に坂道):交通の流れを妨げる危険性
体重オーバーは、走行性能にも大きく影響します。特に、加速性能が鈍くなったり、坂道を登る力が著しく低下したりします。電動キックボードは、車両の流れに乗って走行することが安全の基本です。しかし、想定外の重さで走行すると、平坦な道では問題なく感じても、いざ坂道でパワーが出ないと、後続の車や自転車との速度差が生まれ、追突などの事故を誘発する危険性も高まります。
LUUPの電動キックボードは特定原付として、車道走行が義務付けられています。走行性能が低下すると、交差点での右折や車線変更の判断にも影響を及ぼし、交通全体の流れを妨げることにもなりかねません。特に、急な坂道で完全に失速してしまうと、車両を押して歩くことになり、非常に危険です。常に余裕を持った走行性能を確保するためにも、耐荷重の遵守は必須です。
④ ブレーキ性能の低下による事故:制動距離の延長で緊急時に対応不能
見落としがちですが、非常に危険なのがブレーキ性能の低下です。車体が重くなればなるほど、運動エネルギーが増大し、止まるために必要な距離(制動距離)は長くなります。設計で想定された以上の重量では、ブレーキをかけてもすぐに止まることができず、信号での停止や、人や車の飛び出しといった緊急時に対応できなくなる可能性が非常に高まります。
例えば、時速20kmで走行中、制動距離がわずか1メートル延びるだけでも、重大な事故につながりかねません。LUUPの車両には高性能なブレーキが搭載されていますが、物理的な限界は存在します。これは、命に直結する極めて重要なポイントであり、「急に止まれない」という事態は、利用者自身だけでなく、周囲の歩行者や車両にも危険を及ぼします。常に「安全に止まれる」ことを最優先に考え、制限を守りましょう。
⑤ 保険の適用外になる可能性:万が一の損害賠償を自己負担するリスク
万が一、体重制限を超えた利用(規約違反)が原因で事故を起こした場合、LUUPが加入している保険の適用対象外となる可能性が非常に高いです。LUUPの利用規約には、安全な利用のために体重制限の遵守が求められています。規約違反による事故と判断された場合、保険会社は補償の支払いを拒否する正当な理由を持つことになります。
そうなると、事故の相手方への損害賠償や、自身の怪我の治療費、車両の修理費用などをすべて自己負担で支払うことになりかねません。特に人身事故を起こした場合、損害賠償額は数千万円に上ることもあります。LUUPの利用規約に違反して、高額な賠償金を自己負担するリスクは、単なる故障リスクよりもはるかに重いです。安全のため、そして万が一の金銭的なリスクを避けるためにも、ルールは必ず守ってください。
LUUPの体重制限が心配な方へ|120kg・150kg以上対応の特定原付モデル
「体重と荷物を合わせると120kgを超えてしまう…」という方や、「もっと余裕のあるモデルで安心して乗りたい」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、個人で所有できる「特定小型原動機付自転車(特定原付)」の中に、LUUPの耐荷重を上回る、より高い耐荷重性能を持つモデルがあります。これらのモデルは、大柄な方や重い荷物を運ぶことが多い方にとって、より安全で快適な移動手段となります。
ここでは、LUUPの体重制限を超える方でも安心して乗れる、高耐荷重のおすすめ特定原付モデルを紹介します。公道走行には、警察庁が定める特定小型原動機付自転車の保安基準を満たしている必要がありますので、その点も確認しましょう。
今回紹介する高耐荷重モデル スペック比較表
| EVEREST XING EX-15PRO | SWALLOW Fiido Q1S | ENNE T350 Pro | THE ONE TOSX8 | |
|---|---|---|---|---|
| 画像 | ||||
| 価格 | 151,800円 | 189,800円 | 280,000円 | 79,800円 |
| 実売価格 | 113,800円 | 208,780円 | 178,000円 | 69,800円 |
| 歩道モード | あり | なし | あり | あり |
| 平均航続距離(km) | 50 | 35 | 60 | 45 |
| 重量(kg) | 23 | 18.4 | 18 | 16.5 |
| 定格出力(W) | 600 | 250 | 350 | 350 |
| 最大出力(W) | 1000 | 700 | ||
| タイプ | キックボード | 自転車 | 自転車 | キックボード |
| 全長(mm) | 1200 | 1150 | 1360 | 1120 |
| 全幅(mm) | 580 | 600 | 570 | 530 |
| 全高(mm) | 1200 | 1000 | 1040 | 1170 |
| 3辺合計(mm) | 2980 | 2750 | 2970 | 2820 |
| 折りたたみ全長(mm) | 1200 | 1150 | 750 | 1120 |
| 折りたたみ全幅(mm) | 580 | 350 | 500 | 530 |
| 折りたたみ全高(mm) | 520 | 700 | 600 | 470 |
| 折りたたみ3辺合計(mm) | 2300 | 2200 | 1850 | 2120 |
| 最大積載重量(kg) | 120 | 150 | 150 | 150 |
| 駆動方式 | ブラシレスモーター | |||
| バッテリー電圧(V) | 48 | 36 | 36 | |
| バッテリー容量(Ah) | 15 | 10.4 | 10.4 | 10 |
| バッテリー着脱 | 不可 | 可能 | ||
| バッテリー平均充電時間(h) | 8 | 5.5 | 6 | |
| 最高速度車道(km/h) | 20 | 20 | 20 | 20 |
| 最高速度歩道(km/h) | 6 | 6 | 6 | |
| 登坂角度(度) | 25.2 | 12.4 | 20 | |
| 走行モード | 2モード設定可能(6 km/h, 20 km/h) | 車道モード、歩道モード | 歩道走行モード最大速度:6km/h 公道走行モード最大速度:20km/h(体重、道路状況によって変わります) | |
| フレーム素材 | アルミニウム合金 | Aluminium alloy | アルミニウム合金 | |
| カラー | スレートブラック、エベレストホワイト | Black, Red, White, Green, Grey | ホワイト/ブラック/ブルー | |
| タイヤサイズ(inch) | 10 | 12 | 14 | 10 |
| タイヤ種類 | ノーパンクタイヤ | ニューマティック・タイヤ | ||
| ブレーキ前輪 | ドラムブレーキ | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | |
| ブレーキ後輪 | ディスク+電動ブレーキ | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | |
| サスペンション前輪 | あり | コイルショック | ||
| サスペンション後輪 | あり | コイルショック | ||
| 防水防塵等級 | IPX5 | IP 34 | IP54 | IP54 |
| 折りたたみ機構 | あり | あり | あり | あり |
| サドル(椅子) | オプション | あり | あり | なし |
| カゴ | オプション | |||
| バックミラー | なし | なし | なし | なし |
| 防犯装備 | digital lock, password | セキュリティキー、振動感知アラーム | ||
| アプリ連携 | あり | |||
| 保証期間 | 1年 | フレーム2年間 バッテリー・モーター1年 | 1年 | |
| 付属品 | 充電器一式:ACアダプター×1/ACコード×1/組み立て用部品・簡易工具×1/取扱説明書×1 | 充電アダプター, 整備用工具(マルチツール), 販売証明書 | 充電器&充電コード×1 鍵×2 組立工具×1 説明書(保証書)×1 販売証明書×1 | |
| 確認番号 | 0106 | 0036 | 0085 | 0127 |
| メーカー | EVEREST XING | Fiido | ENNE | THE ONE 株式会社 |
| 型式 | EX-15PRO | FD-Q1S-01 | ENNE T350 Pro | TOSX8 |
| 公式サイトなど | https://everestxing.jp/ex15pro.html | https://swallow-scooter.com/products/fiido-q1s?srsltid=AfmBOooB2vI6-JtUG_IDOi2gnB59EEomCMYdp-MyIeQAX1lsF95iGmdS | https://shop.ennegt.com/view/item/000000000043 | https://item.rakuten.co.jp/motostarshop/x8gdk-/ |
| 購入先 | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るメルカリで見る | 楽天市場で見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る |
【耐荷重120kg】LUUPと同等以上の安心感がある特定原付キックボード
LUUPの耐荷重と同じ120kgを誇るモデルであれば、体重と荷物を合わせても100kg程度に収まる方にとって、十分な安心感が得られます。個人所有のモデルは、LUUPの車両よりもパワフルなモーターや充実したサスペンションを搭載していることが多く、より快適で余裕のある走行が可能です。特に、こちらのモデルはパワフルなモーターを搭載しており、LUUPでは物足りないと感じる方にも満足いただけるでしょう。
EVEREST XING EX-15PRO
耐荷重: 120kg
- 最大出力1000Wのパワフルな走破性: 定格出力600W未満、最大出力1000Wのモーターを搭載。これにより、急な坂道(最大25.2°)も力強くグングン登ることが可能です。体重が重い方でも、パワー不足を感じることはほとんどありません。
- デュアルサスペンションで快適な乗り心地: 前後に搭載されたデュアルサスペンションが、アスファルトのひび割れや小さな段差からくる衝撃をしっかり吸収します。長距離の移動でも、体への負担が少なく、LUUPとは一線を画す快適な乗り心地を提供します。
- 大容量バッテリーで航続距離50km: 48V/15Ahの大容量バッテリーにより、1回の充電で最大50kmの走行が可能です。往復10kmの通勤なら、週に1回の充電で十分まかなえ、充電の煩わしさから解放されます。
こんな人におすすめ
- 体重が100kg以上あり、パワーと安定性を求める方
- 通勤ルートに急な坂道が多く、登坂性能を重視する方
- 長距離走行が多く、乗り心地と航続距離を両立させたい方
【耐荷重150kg】国内トップクラスの頑丈さを誇るモデル
大柄な方や、重い荷物を頻繁に運ぶ必要があるなど、最高の頑丈さを求める方には、耐荷重150kgクラスのモデルという選択肢があります。このレベルのモデルは限られますが、LUUPの耐荷重を大きく上回る安心感と、それを支える強靭なフレームとパワフルなモーターが魅力です。特に、体重が120kgを超える方は、この150kg対応モデルを選ぶことで、走行中の機体への負担を大きく軽減できます。
SWALLOW Fiido Q1S
耐荷重: 150kg
- 堅牢なフレームと極太タイヤで抜群の安定感: その見た目通り、非常にタフな作りで、極太のニューマティック・タイヤと堅牢なフレームが、走行時の抜群の安定感を誇ります。体重が重い方でも、車体がよれることなく、安心して走行できます。
- サドル付きで長距離も快適: サドルが標準装備されているため、座って移動できます。長時間の移動でも疲れにくく、通勤や買い物だけでなく、ちょっとしたツーリングにも適しています。
- 防犯性能も高い: セキュリティキーや振動感知アラームが標準装備されており、盗難対策も万全です。高額な車両だからこそ、防犯性能が高いのは嬉しいポイントです。
こんな人におすすめ
- 体重120kgを超える大柄な方
- とにかく安定感とタフさを最優先したい方
- 座って楽に長距離を移動したい方
ENNE T350 Pro
耐荷重: 150kg
- 自転車のような安定感と大容量バッテリー: 自転車に近いフレーム構造により、キックボードタイプよりも高い安定性を実現しています。また、約60kmという特定原付の中でもトップクラスの長い航続距離が魅力で、長距離移動の不安を解消してくれます。
- 折りたたみ可能で収納も楽々: サドル付きながら折りたたみが可能(折りたたみ3辺合計1850mm)で、自宅や職場の限られたスペースにも収納しやすいのが大きなメリットです。
- 信頼のディスクブレーキ: 前後輪にディスクブレーキを搭載しており、重い積載量でもしっかりと制動力を発揮します。安全性を重視する方には特におすすめです。
こんな人におすすめ
- 体重に不安があり、自転車のような安定感を求める方
- 1回の充電で長距離(片道20km以上など)を走りたい方
- 毎日の買い物や通勤でタフに使いたい方
THE ONE TOSX8
耐荷重: 150kg
- 高耐荷重ながら優れたコストパフォーマンス: 150kgという国内トップクラスの耐荷重を誇りながら、比較的手頃な価格帯が魅力のコストパフォーマンスに優れたモデルです。初めて高耐荷重モデルを試してみたいという方におすすめです。
- バッテリー着脱可能で充電が手軽: バッテリーが着脱可能なため、本体ごと室内に持ち込む必要がなく、バッテリーだけを部屋で充電できます。集合住宅にお住まいの方や、手軽に充電したい方に嬉しいポイントです。
- 航続距離45kmで実用性も高い: 36V/10Ahのバッテリーを搭載し、最大45kmの航続距離を実現。通勤・通学など、日常的な利用には十分なスペックです。
こんな人におすすめ
- コストを抑えて高耐荷重モデルを手に入れたい方
- 集合住宅などで、本体を部屋に持ち込まずに充電したい方
- パワフルさと手軽さのバランスを重視する方
LUUPの体重制限に関するよくある質問(FAQ)
- LUUPの最高速度は何キロですか?
- 体重100kgですが、LUUPに乗れますか?
- 体重制限を超えて事故を起こした場合、保険は適用されますか?
Q. LUUPの最高速度は何キロですか?(特定原付の法定速度)
A. LUUPの電動キックボードの最高速度は、車道走行時に20km/hに制限されています。
これは、LUUPの電動キックボードが「特定小型原動機付自転車(特定原付)」という車両区分に該当するため、道路交通法で定められた法定最高速度です。特定原付は、最高速度20km/h以下という基準が設けられています。この速度制限は、利用者が任意で変更できるものではなく、安全のために車両側で厳密に制御されています。
また、特定原付には「特例特定小型原動機付自転車」として、歩道での走行が可能なモード(特例モード)が設けられています。LUUPの車両がこの特例モードに対応しているエリアでは、速度が自動的に6km/hに制限され、緑色の最高速度表示灯が点滅します。この6km/hという速度は、歩行者の速度と同程度であり、歩道での安全を確保するための重要なルールです。走行する場所によって速度モードが切り替わることを理解し、法律を遵守して利用しましょう。
Q. 体重100kgですが、LUUPに乗れますか?
A. はい、電動キックボード、電動アシスト自転車のどちらにも問題なく乗車できます。
LUUPの耐荷重は電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車が100kgですので、体重100kgの方であれば、どちらの車両も規定の範囲内です。ただし、前述の通り、荷物の重さも合計して耐荷重を超えないよう注意が必要です。例えば、重いビジネスバッグや大量の買い物をした際は、利用を控えるか、荷物を減らすなどの対策を取りましょう。常に安全に余裕を持った走行を心がけてください。
Q. 体重制限を超えて事故を起こした場合、保険は適用されますか?
A. 適用されない可能性が非常に高いです。
体重制限の超過は明確な利用規約違反にあたります。そのため、事故が発生した際にLUUPが加入している保険の補償を受けられないリスクが極めて高いです。保険は、利用規約を遵守していることが前提となります。規約違反が原因で事故が発生したり、損害が拡大したりした場合、保険会社は免責事項を適用し、補償の支払いを拒否する可能性があります。
そうなると、事故の相手方への損害賠償や、自身の怪我の治療費、車両の修理費用などを全額自己負担しなければならない事態も想定されます。安全のため、そして万が一の金銭的なリスクを避けるためにも、体重制限は必ず守ってください。
まとめ:LUUPの体重制限はキックボード120kg・自転車100kg!ルールを守って安全に楽しもう
今回は、LUUP(ループ)の体重制限について、公式情報を基に詳しく解説しました。LUUPの耐荷重は電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車は100kgであり、この重さには運転者自身の体重と手荷物の重さの両方が含まれます。
- LUUPの体重制限は、電動キックボードが120kg、電動アシスト自転車が100kg。
- この重さには、自分自身の体重と手荷物の重さの両方が含まれる。
- 制限を超えると、車体の破損やブレーキ性能の低下など、重大な事故につながる危険がある。
- もし体重が120kgを超える場合は、耐荷重150kgといった頑丈な個人向け特定原付モデルも存在する。
LUUPの耐荷重は、単なる目安ではなく、あなた自身の安全を守るための非常に重要なルールです。必ずご自身の体重に手荷物の重さを加えた上で、規定の範囲内で利用するようにしてください。
この記事が、あなたがLUUPや電動キックボードを安心して楽しむための一助となれば幸いです。ルールを守って、新しい時代の便利な移動体験を始めましょう!
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)


