【2025年】電動キックボードヘルメットおすすめ6選と選び方|“帽子型”がおしゃれ!努力義務も解説

特定原付帽子タイプヘルメット

電動キックボードに乗り始めたけど、「ヘルメットって本当に必要なの?」「種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない…」と悩んでいませんか?

2023年7月の法改正で、特定小型原付(特定原付)のヘルメット着用は「努力義務」になりました。しかし、罰則がないからといって安全を軽視してはいけません。万が一の事故から命を守るためには、ヘルメットは絶対に欠かせないアイテムです。

この記事では、安全性や快適性はもちろん、デザイン性にも優れたヘルメットを厳選。今話題の「帽子型ヘルメット」から定番モデルまで徹底的に比較し、あなたに最適な一台を見つけるお手伝いをします。

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目次

この記事の要点まとめ

  • 安全性は最優先!最低でもPSC、できればSGマーク付きを選ぼう
  • “帽子見え”がおしゃれの新定番!普段着に馴染むデザインが人気
  • 努力義務でも着用は必須!万が一の事故で命を守る最重要アイテム
  • 種類とサイズが重要!自分の頭と用途に合ったものを選ぶのが後悔しないコツ

電動キックボードのヘルメット着用は「努力義務」!ルールを1分で解説

まずは、多くの人が疑問に思うヘルメット着用のルールについて、ポイントを絞って分かりやすく解説します。

特定小型原付(電動キックボード)のヘルメットは義務じゃない?

結論から言うと、定格出力0.6kW以下、最高速度20km/h以下などの条件を満たす「特定小型原動機付自転車(特定原付)」に分類される電動キックボードでは、ヘルメットの着用は罰則のない「努力義務」です。

これは「着用するように努めなければならない」という意味で、法律上の強制力はありません。ノーヘルだからといって、すぐに警察に捕まるわけではありません。しかし、努力義務と定められているのには、明確な理由があります。

それでも着用を強くおすすめする3つの理由

  1. 頭部へのダメージが致命傷に繋がるから
    警視庁のデータによると、自転車事故での死亡者の約6割が頭部に致命傷を負っています。電動キックボードは手軽に乗れる反面、転倒時のリスクは決して低くありません。万が一の際に命を守るため、ヘルメットは最も重要な安全装備です。
  2. 保険が適用されない可能性があるから
    ヘルメットを着用せずに事故に遭った場合、過失割合が大きくなったり、保険金の支払いに影響が出たりする可能性があります。自分を守るだけでなく、経済的なリスクを避けるためにも着用は賢明な判断です。
  3. 安心して運転に集中できるから
    「もし転んだら…」という不安を抱えながらの運転は、注意散漫になりがちです。ヘルメットを着用しているという安心感が、結果的により安全な運転に繋がります。

【注意】一般原付扱いの電動キックボードは着用義務あり!

特定原付の基準を超える、最高速度が20km/h超の電動キックボードは「一般原動機付自転車」扱いとなり、ヘルメットの着用が法律で義務付けられています。未着用の場合、「乗車用ヘルメット着用義務違反」として交通反則切符の対象となるため、必ず着用してください。

後悔しない!電動キックボード用ヘルメットの選び方5つのポイント

ここでは、数多くのヘルメットを試してきた私が、本当に重要だと感じた5つの選び方のポイントを解説します。

①【最重要】安全基準マーク(SG/PSC)で命を守る

デザインや価格も大切ですが、最も重要なのは安全性です。ヘルメットの安全性は、国が定めた安全基準を満たしているかを示すマークで確認できます。

  • PSCマーク:消費生活用製品安全法に基づき、国の基準に適合した製品に付けられるマーク。これがなければ乗車用ヘルメットとして販売できません。
  • SGマーク:製品安全協会が定める、より厳しい基準をクリアした製品の証。大きなメリットは、SGマーク付き製品の欠陥による人身事故に対して、最高1億円の賠償措置があることです。

特定原付のヘルメットに法的な規格の指定はありませんが、万が一の事故に備え、最低でもPSCマーク、できればSGマークが付いている製品を選ぶことを強く推奨します。

②ヘルメットの種類(ハーフ・ジェット・フルフェイス)の特徴を知る

ヘルメットは大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴を理解し、自分の使い方に合ったタイプを選びましょう。

  • ハーフヘルメット:頭頂部を覆う最も手軽なタイプ。軽量で安価ですが、保護範囲は狭め。近距離の街乗りに。
  • ジェットヘルメット:耳や頬まで覆うタイプ。安全性と開放感のバランスが良く、最も人気のタイプです。通勤から週末のちょっとした遠出まで幅広く対応します。
  • フルフェイスヘルメット:頭全体を完全に覆うタイプ。安全性は最も高いですが、少し重く高価。安全性を最優先する方や、交通量の多い道を走る方に。

③頭の形に合う正しいサイズを選ぶ

サイズが合わないヘルメットは、事故の際に脱げてしまったり、衝撃吸収性能を十分に発揮できなかったりする危険があります。購入前にメジャーで眉の上、耳の上を通るように水平に頭囲を測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせましょう。試着できる場合は、頭を振ってもズレないか、締め付けが強すぎないかを確認するのがベストです。

④街乗りに映えるデザインで選ぶ

安全装備だからといって、デザインを妥協する必要はありません。最近は、普段着に合わせやすいスタイリッシュなモデルや、一見すると帽子にしか見えない「キャップ型」「ハット型」のヘルメットが注目を集めています。「いかにも」なヘルメットに抵抗がある方でも、これなら自然に着用できるはずです。お気に入りのデザインを選べば、毎日の移動がもっと楽しくなりますよ。

⑤快適性(軽さ・通気性)で普段使いを楽にする

特に毎日の通勤で使う場合、快適性は重要です。ヘルメットが重いと首や肩が疲れやすくなります。一般的に1.5kg以下のモデルが快適とされています。また、夏場の蒸れを防ぐために、通気孔(ベンチレーション)がしっかり備わっているかもチェックしましょう。内装が取り外して洗えるモデルだと、さらに衛生的でおすすめです。

【デザイン性重視】“帽子に見える”おしゃれなヘルメット3選

「ヘルメットはかぶりたいけど、いかにもなデザインは服装に合わない…」そんな悩みを解決するのが、安全性(SG規格)とデザイン性を両立した「帽子型ヘルメット」です。これまでの常識を覆す、街乗りの新定番を紹介します。

OGK KABUTO LIBERO(リベロ)

トップメーカーOGKカブトが「普段着に馴染む」をコンセプトに開発した全く新しいヘルメット。帽子型の気軽さと、SG規格の安全性を完璧に両立しています。軽量コンパクトな設計で、電動キックボードのメットインスペースにも収納しやすいのが特徴。「信頼できるメーカーで、安全かつおしゃれな最新モデルが欲しい」という方に最適な、まさに新時代のスタンダードです。

こんな人におすすめ

  • 信頼できる国内メーカーの製品が欲しい人
  • 安全性とデザイン性を両立したい人
  • 最新のトレンドを取り入れたい人

Oli(オリ) キャップ型ヘルメット

見た目は完全に普段使いのキャップ。ヘルメットだと言われなければ気づかないほど、自然なデザインが最大の特徴です。それでいて、衝撃吸収性に優れた素材を使用し、厳しいSGマーク認証をクリアしています。ヘルメットへの抵抗感が最も強い方にこそ試してほしい逸品。「これならかぶれる」という口コミが続出している、究極の「隠れヘルメット」です。

こんな人におすすめ

  • とにかくヘルメットに見えないデザインが良い人
  • ファッション性を最優先したい人
  • ヘルメットへの抵抗感が強い人

Kumako SG基準クリア ハット型ヘルメット

キャップ型だけでなく、よりフェミニンなハット型(帽子型)のヘルメットも登場しています。このヘルメットは、安全基準のSGマーク認証を取得しながら、見た目はスタイリッシュなハットそのもの。超軽量で撥水・UVカット機能付き、しかもツバの形をアレンジできるワイヤー入りと、機能性も抜群です。夜間も安心のリフレクター素材も搭載しており、安全とおしゃれを両立させたい女性にぴったりの新定番です。

こんな人におすすめ

  • キャップよりもハットスタイルが好きな女性
  • UVカットや撥水などの機能性も重視する人
  • 軽量でおしゃれなヘルメットを探している人

【タイプ別】定番・鉄板のおすすめヘルメット3選

【ハーフ】リード工業 DALE(デイル)

「手軽で、安くて、でも安全なものが欲しい」というニーズに完璧に応える、ハーフヘルメットの超定番モデル。どんな服装や車両にも合うベーシックでシンプルなデザインが特徴です。3,000円前後という低価格ながら、PSC・SG規格の両方を満たしており、安全性は十分です。Amazonの売れ筋ランキングでも常に上位に位置する、多くのユーザーに選ばれている安心の入門モデルです。

こんな人におすすめ

  • コストを抑えたいけど安全性は妥協したくない人
  • シンプルで飽きのこないデザインが好きな人
  • 手軽に使える入門用のヘルメットが欲しい人

【ジェット】石野商会 MAX-308

安全性、機能性、デザイン、価格のバランスが取れた、非常にコストパフォーマンスの高いジェットヘルメットです。PSC・SG規格を取得した確かな安全性に加え、開閉式シールドはUVカット仕様で日差しや飛び石から目を守ります。豊富なカラーバリエーションから自分好みの一つを選べるのも魅力。通勤から週末の街乗りまで、あらゆるシーンに対応する万能モデルです。

こんな人におすすめ

  • 安全性と開放感のバランスを取りたい人
  • UVカットなど機能性も求める人
  • コストパフォーマンスを重視する人

【フルフェイス】OGK KABUTO SHUMA

「安全性を何よりも最優先し、顎までしっかりガードしたい」という方におすすめのモデルです。日本のトップメーカー、OGKカブトが開発したこのSHUMAは、フルフェイス最大の弱点である「蒸れ」を解消するため、圧倒的な通気性能を実現。夏場の利用でも快適さを保ちます。もちろんJIS規格をクリアした高い安全性は折り紙付き。特定原付で最高の安心感と快適性を求める方への最適解です。

こんな人におすすめ

  • 安全性を最優先したい人
  • 交通量の多い道を頻繁に走る人
  • 夏場でも快適なフルフェイスが欲しい人

電動キックボードのヘルメットに関するよくある質問(FAQ)

Q. 自転車用のヘルメットでも代用できますか?

A. 特定小型原付の場合、法的には自転車用ヘルメットの着用も問題ありません。しかし、自転車用ヘルメットの多くは、原付バイクでの使用を想定した安全基準(PSC/SGマーク)を満たしていません。万が一の事故で頭部を保護する性能を考えると、より厳しい基準をクリアしたSGマーク付きの製品を選ぶのが最も安心です。今回ご紹介した帽子型ヘルメットのように、SG規格とデザイン性を両立したモデルが最良の選択肢と言えるでしょう。

Q. ヘルメットはどこで買えますか?

A. バイク用品店のほか、ホームセンター、ドン・キホーテなどの量販店でも購入できます。しかし、最も品揃えが豊富で、レビューを比較しながらじっくり選べるのはAmazonや楽天市場などのオンラインストアです。サイズ選びさえ間違えなければ、オンラインでの購入が最も効率的でおすすめです。

Q. レディース・女性向けのモデルはありますか?

A. はい、あります。今回ご紹介した帽子型ヘルメットは、男女兼用のフリーサイズ設計が多く、デザイン的にも女性に大変人気です。また、ジェットヘルメットなどでは、ベージュやアイボリーといった、ファッションに合わせやすいカラーバリエーションを展開しているモデルも多数あります。

まとめ:最適なヘルメットで安全な電動キックボードライフを!

ヘルメット

今回は、電動キックボード用のヘルメットの選び方から、厳選したおすすめモデルまで詳しく解説しました。

ヘルメットの着用は「努力義務」ですが、あなたの命を守るための最も重要なアイテムです。安全性、快適性、そしてデザイン。この3つのバランスを考え、自分にぴったりのヘルメットを見つけることが、電動キックボードを長く、そして楽しく利用するための鍵となります。

特に、SG規格付きの帽子型ヘルメットは、これまでの「安全性か、デザインか」という悩みを解決する画期的な選択肢です。この記事を参考に、あなたにとって最高のパートナーとなるヘルメットを見つけて、安全で快適な電動キックボードライフをお楽しみください!

特定小型原動機付自転車についての外部リンク

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