最近、街で見かける機会が増えた電動キックボード。特に2023年7月の法改正で新設された「特定小型原動機付自転車」(以下、特定小型電動キックボード)は、16歳以上であれば運転免許不要で乗れることから、新しい移動手段として注目を集めていますよね。
「手軽に乗れそうだけど、実際のところ電動キックボードの値段っていくらくらいなの?」「種類が多くて、どの価格帯のモデルを選べばいいか分からない…」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、調べてみると数万円のものから数十万円するものまであり、価格の幅に驚かれるかもしれません。
私自身、新しいものが好きで、この特定小型電動キックボードにも非常に興味を持っています。手軽な移動手段としてだけでなく、日々の生活にちょっとした楽しさをもたらしてくれそうでワクワクします。しかし、いざ購入を検討し始めると、やはり気になるのが「値段」。安ければ良いというものでもありませんし、かといって高すぎるのも手が出しにくいですよね。
この記事では、そんなあなたの疑問や悩みを解消するために、特定小型電動キックボードの値段の相場、価格帯ごとの特徴、そして賢い選び方のポイントを徹底解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりの一台を見つけ、新しいモビリティライフをスタートさせるための一歩を踏み出せるはずです!
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Index
この記事のポイント
- 特定小型電動キックボードの値段の全体像(最安値・最高値・平均価格帯)がわかる!
- 価格帯ごとの特徴やどんな人におすすめかがわかる!
- ドン・キホーテなど、具体的な販売店での値段の例がわかる!
- 購入前に知っておきたい税金や保険などの諸費用についてわかる!
【特定小型】電動キックボードの値段、相場はいくら?
- 特定小型電動キックボードの価格分布を大公開!一番多い価格帯は?
- 最安値モデルと最高値モデルを比較!値段の差は何?
- ドン・キホーテで買える電動キックボードの値段は?
まず気になるのは、特定小型電動キックボードの全体的な価格相場ですよね。一体どのくらいの予算を見積もっておけば良いのでしょうか。ここでは、最新の市場情報をもとに、価格の全体像を明らかにしていきます。
特定小型電動キックボードの価格は、搭載されているバッテリーの容量、モーターの出力、車体の素材、搭載機能(サスペンションの有無、ライトの種類、ディスプレイの性能など)によって大きく変動します。一般的に、航続距離が長く、パワフルで、乗り心地が良いモデルほど高価になる傾向があります。
特定小型電動キックボードの価格分布を大公開!一番多い価格帯は?
特定小型電動キックボードの価格分布を見てみると、実は15万円~18万円の価格帯のモデルが最も多いことがわかります。これは、日常的な利用に必要な性能(例えば、一回の充電で20km~30km程度の航続距離)と、購入しやすい価格のバランスが取れたモデルがこの価格帯に集中しているためと考えられます。
私もこの価格帯のモデルは特に注目しています。毎日の通勤やちょっとしたお出かけに使うなら、十分な性能を持ちつつ、お財布にも優しいため、最初に検討する候補として最適だと感じます。もちろん、用途や求める機能によっては、これより安い価格帯や高い価格帯も魅力的な選択肢となります。
最安値モデルと最高値モデルを比較!値段の差は何?
現在、特定小型電動キックボードとして販売されているモデルの中で、価格情報を確認できた範囲では以下のようになっています。
- 最安値モデルの例: 「SAVEWO DASH F」 59,000円 (税込実売価格)
- 最高値モデルの例: 「YADEA TRP-01T」 330,000円 (税込定価)
(※価格は2025年5月現在の情報です。変動する可能性がありますので、最新情報は各メーカーや販売店にご確認ください。)
これを見ると、最安値と最高値では約27万円もの価格差があります。この差は一体どこから来るのでしょうか?
一般的に、価格差は以下のような要素で生じます。
- バッテリー性能: 航続距離に直結します。大容量バッテリーは高価です。
- モーター出力: 登坂能力や加速性能に関わります。高出力モーターは高価です。
- 車体の素材と設計: 軽量性、耐久性、デザイン性。カーボンファイバーなどの高級素材や、折り畳み機構の複雑さなども価格に影響します。
- 搭載機能: サスペンション(乗り心地向上)、高性能ブレーキ、GPS機能、アプリ連携、高品質なライトなど、付加機能が多いほど高価になります。
- ブランド・信頼性: 実績のあるメーカーや、手厚い保証が付いている製品は、その分価格が高くなる傾向があります。
最安値クラスのモデルは、基本的な移動機能を備えつつ、コストを抑えるためにシンプルな構成になっていることが多いです。一方、最高値クラスのモデルは、長距離走行が可能であったり、デザイン性や乗り心地、所有する満足感といった付加価値が高い製品と言えるでしょう。個人的には、初めての一台であれば、あまりに安価すぎるモデルは耐久性や安全性が少し心配になるため、ある程度の価格帯(例えば10万円前後~)から検討するのが安心かなと感じます。
製品選びの際は、これらの違いを理解し、ご自身の利用目的や予算に合わせて最適なバランスを見つけることが重要です。例えば、SAVEWOの製品情報については、公式サイトで詳細を確認できます。
(参考:SAVEWO公式サイト)
ドン・キホーテで買える電動キックボードの値段は?
手軽な価格で様々な商品が手に入るドン・キホーテでも、電動キックボードが取り扱われています。現在、ドン・キホーテで販売されている特定小型電動キックボードは、「FUGU FG-EKRS01R-BK」というモデルです。
こちらの価格は、65,978円(税込)となっています。(2025年5月現在、店舗や時期により価格が変動する可能性があります。)
この価格帯は、特定小型電動キックボードの中では比較的安価な部類に入ります。日常のちょっとした移動や、試しに電動キックボードを使ってみたいという方にとっては、魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。ドン・キホーテのような身近な店舗で購入できる手軽さもポイントですね。ただし、試乗ができるか、アフターサポートがどうなっているかなどは、購入前にしっかり確認することをおすすめします。
ドン・キホーテで販売されているモデルに興味がある方は、お近くの店舗で実物を確認してみるのも良いでしょう。
電動キックボードの値段が変わる!価格帯別モデルの特徴と選び方
- 【5万円~10万円未満】エントリーモデルの電動キックボードの値段と特徴
- 【10万円~20万円未満】人気・売れ筋!バランスの取れた電動キックボードの値段と特徴
- 【20万円以上】高性能・高級モデルの電動キックボードの値段と特徴
特定小型電動キックボードの値段はピンからキリまでありますが、価格帯によってどのような特徴があり、どんな人におすすめなのでしょうか。ここでは、主な価格帯別にモデルの特徴と選び方のポイントを解説します。ご自身の予算や使い方をイメージしながら読んでみてください。
【5万円~10万円未満】エントリーモデルの電動キックボードの値段と特徴
この価格帯は、特定小型電動キックボードの入門機・エントリーモデルが多く見られます。先ほど紹介したドン・キホーテのモデルもこの価格帯に入りますね。
- 特徴:
- 基本的な走行性能(最高速度20km/h、歩道モード6km/h)は備えている
- 航続距離は15km~25km程度のモデルが多い
- シンプルな機能、軽量なモデルも
- サスペンションがない、または簡易的なものが多い
- おすすめな人:
- 自宅から最寄り駅まで、近所への買い物など、短距離移動がメインの方
- 電動キックボードを試しに利用してみたい方
- 初期費用を抑えたい方
この価格帯のモデルを選ぶ際は、航続距離が自分の用途に合っているかをしっかり確認することが重要です。また、安価なモデルの中には、耐久性やバッテリーの品質、アフターサポート体制が十分でない場合も考えられるため、購入者のレビューを参考にしたり、信頼できるメーカーや販売店を選ぶようにしましょう。個人的には、毎日使うのであれば、もう少し予算を上げて次の価格帯も検討してみるのが良いかなと思います。ただ、週末のちょっとした楽しみに、という用途であれば十分魅力的な選択肢です。
この価格帯であれば、「RICHBIT ES1 Pro N」が特定小型原動機付自転車の中で最軽量となっており、低価格ながら、前後ディスクブレーキなどを採用などコストパフォーマンスに優れ、入門用にぴったりでしょう。
【10万円~20万円未満】人気・売れ筋!バランスの取れた電動キックボードの値段と特徴
この価格帯は、特定小型電動キックボードの中で最も選択肢が多く、人気・売れ筋モデルが集中しています。前述の通り、15万円~18万円がボリュームゾーンです。
- 特徴:
- 航続距離が25km~40km程度と、日常利用には十分なモデルが多い
- 乗り心地を向上させるサスペンションを搭載したモデルが増える
- デザイン性や質感にこだわったモデルも選択可能
- スマホアプリとの連携機能や、盗難防止機能が付いたモデルも
- おすすめな人:
- 通勤・通学など、日常的にある程度の距離を移動する方
- 性能と価格のバランスを重視したい方
- 初めて電動キックボードを購入するが、ある程度しっかりしたものが欲しい方
この価格帯のモデルは、まさに「ちょうどいい」一台を見つけやすいと言えるでしょう。私ももし今一台選ぶなら、この価格帯からじっくり比較検討します。特に、サスペンションの有無は乗り心地に大きく影響するので、試乗できる機会があればぜひ体感してみてください。また、バッテリーの取り外しが可能で、室内で充電できるモデルなども利便性が高いです。
この価格帯でおすすめなのは、「EVEREST XING EX-15PRO」です。特定小型原動機付自転車の中で最もパワフルなモデルで、コストパフォーマンスはとても高いと言えます。
【20万円以上】高性能・高級モデルの電動キックボードの値段と特徴
20万円以上の価格帯になると、高性能・高機能な高級モデルが中心となります。YADEA TRP-01T(330,000円)のようなモデルがこのカテゴリに該当しますね。
- 特徴:
- 航続距離が40km以上、中には100kmを超えるモデルも
- パワフルなモーターによる高い登坂性能
- 前後輪サスペンション、高品質なブレーキシステムなど、優れた乗り心地と安全性
- 高品質な素材の使用、洗練されたデザイン
- 充実した付加機能(大型ディスプレイ、GPS追跡など)
- おすすめな人:
- 長距離の移動が多い方
- 坂道が多い地域にお住まいの方
- 乗り心地やデザイン、所有する満足感を重視する方
- 最新技術や最高の性能を求める方
この価格帯のモデルは、単なる移動手段としてだけでなく、趣味性の高い乗り物としての魅力も兼ね備えています。私も一度はこういった高性能モデルを体験してみたいものです。予算に余裕があり、最高の体験を求めるのであれば、検討する価値は大いにあります。ただし、高価な分、盗難対策はより一層しっかり行う必要がありますね。
例えば、YADEAの製品は、そのデザイン性と走行性能の高さで知られています。詳細については、公式サイトなどでご確認ください。
(参考:YADEA JAPAN https://www.yadea.jp/)
高価格帯のモデルとしては、「YADEA TRP-01T」がおすすめです。特定小型原動機付自転車の中で航続距離No.1で、なんと110km!また20インチのファットタイヤ採用で長距離でも疲れにくい設計となっています。
電動キックボードの値段以外にかかる費用もチェック!
- 電動キックボードのナンバー取得費用はいくらですか?
- 電動キックボードの自動車税はいくらですか?
- 自賠責保険は必須!保険料の目安は?
特定小型電動キックボードを購入する際には、本体価格以外にもいくつかの費用がかかることを知っておく必要があります。後から「こんなはずじゃなかった!」とならないように、事前にしっかり確認しておきましょう。私も最初は見落としがちでしたが、これらの費用もトータルコストとして考えることが大切です。
Q: 電動キックボードのナンバー取得費用はいくらですか?
A: ナンバープレート(標識)の交付手数料は、多くの市区町村で無料または数百円程度です。
特定小型電動キックボードは、道路運送車両法上の「原動機付自転車」に分類されるため、公道を走行するにはナンバープレートの取得と表示が義務付けられています。ナンバープレートは、お住まいの市区町村の役所で手続きを行うことで交付されます。
手続きに必要なものは、販売証明書(または譲渡証明書)、車台番号の石ずり(または写真)、本人確認書類、印鑑などです。事前に管轄の役所に確認しておくとスムーズでしょう。交付手数料は自治体によって異なりますが、無料の場合もあれば、数百円程度かかる場合もあります。大きな負担にはならないと考えて良いでしょう。
Q: 電動キックボードの自動車税はいくらですか?
A: 特定小型電動キックボードの軽自動車税(種別割)は、年間2,000円です。
ナンバープレートを取得すると、毎年4月1日時点の所有者に対して軽自動車税(種別割)が課税されます。税額は排気量などに応じて区分されており、特定小型電動キックボードの場合は、総排気量50cc以下の原付バイクと同じ区分(現在は2,000円/年)が適用されます。毎年5月頃に納付書が送られてくるので、忘れずに納付しましょう。
自賠責保険は必須!保険料の目安は?
A: 自賠責保険への加入は法律で義務付けられており、保険料は契約期間によって異なりますが、1年契約で7,000円程度からです。
特定小型電動キックボードで公道を走行するには、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)への加入が必須です。これは、交通事故の被害者救済を目的とした強制保険です。未加入で走行すると法律違反となり、罰則が科せられます。
保険料は、契約期間(1年~5年)によって異なり、長期間で契約するほど1年あたりの保険料は割安になります。例えば、2023年4月時点の沖縄県を除く離島以外の地域(本土)の場合、原付バイクの保険料は以下の通りです(特定小型電動キックボードもこれに準じます)。
- 12ヶ月契約: 6,910円
- 24ヶ月契約: 8,540円
- 36ヶ月契約: 10,140円
- 48ヶ月契約: 11,700円
- 60ヶ月契約: 13,240円
(参考:自賠責保険基準料率(2023年1月届出・2023年4月実施)損害保険料率算出機構)
自賠責保険は、コンビニエンスストアや郵便局、保険代理店、バイク販売店などで加入できます。購入時に販売店で加入手続きを代行してくれる場合もあります。私としては、万が一の事故に備えるため、自賠責保険だけでなく、任意の対人・対物賠償保険にも加入することを強くおすすめします。最近では電動キックボード向けの保険も登場しているので、合わせて検討してみてください。
公道走行のルールや保安基準については、警察庁のウェブサイトにも詳しい情報が掲載されていますので、必ず確認しましょう。
(参考:警察庁 特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)に関する交通ルール等について https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/tokuteikogata.html)
また、ヘルメットの着用は努力義務ですが、安全のためには着用を強く推奨します。 もしよろしければ、こちらの記事も参考にしてください。
【結論】あなたに合う電動キックボードの値段と選び方まとめ
ここまで、特定小型電動キックボードの値段について、相場から価格帯別の特徴、諸費用まで詳しく見てきました。改めてポイントを整理すると、
- 特定小型電動キックボードの値段は、最安値クラスで約6万円から、高性能モデルでは30万円を超えるものまで幅広い。
- 最も多い価格帯は15万円~18万円で、性能と価格のバランスが良いモデルが揃っている。
- ドン・キホーテでは約6万6千円で購入できるモデルがある。
- 選ぶ際は、予算だけでなく、航続距離、乗り心地(サスペンション等)、利用シーンを考慮することが重要。
- 本体価格以外に、ナンバー取得費用(数百円程度)、軽自動車税(年2,000円)、自賠責保険料(年7,000円程度~)がかかる。
電動キックボードは、私たちの移動をより手軽で楽しいものにしてくれる可能性を秘めた乗り物です。価格だけで判断せず、ご自身のライフスタイルや「どんな風に使いたいか」を具体的にイメージしながら、最適な一台を選んでください。
私自身、この記事を書きながら、改めて各モデルの魅力や価格設定の理由を深く理解することができました。確かに選択肢は多いですが、それぞれの価格にはちゃんと理由があり、自分のニーズに合ったものを見つけ出すプロセスもまた楽しいものだと感じます。
この記事が、あなたが納得のいく電動キックボード選びをするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。気になるモデルが見つかったら、まずは公式サイトで詳細なスペックを確認したり、試乗ができる店舗を探してみるのがおすすめです。
安全に注意して、新しいモビリティライフを存分に楽しんでください!
最後に、特定小型電動キックボードのスペックや選び方について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)