
「最寄り駅までが地味に遠い…」「バスは時間が読めなくて使いづらい」「もっと手軽でスマートな移動手段が欲しい!」
毎日の通勤・通学や、ちょっとしたお出かけの「ラストワンマイル」に、こんな悩みを感じていませんか?自転車は便利ですが、坂道は疲れるし、駐輪場の確保も面倒ですよね。
そんなあなたの悩みを解決してくれるのが、「持ち運びできる軽い電動キックボード」です。特に2023年7月から新設された「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」の区分なら、16歳以上であれば免許不要で手軽に乗れるようになり、注目度が急上昇しています。
電動キックボードを手に入れると、行動範囲がぐっと広がり、毎日の移動が本当に楽しくなることでしょう。今までバスを待っていた時間や、坂道で汗をかいていた時間がなくなり、時間にも心にも余裕が生まれます。
この記事では、そんな電動キックボードの中でも、特に「軽さ」と「持ち運びやすさ」に焦点を当て、あなたにぴったりの一台を見つけるための選び方から、具体的なおすすめモデル、そして購入前に知っておくべきルールまで、徹底的に解説します。
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この記事のポイント
- 選び方がわかる:持ち運びを重視した「軽さ」「折りたたみ性能」など、失敗しない選び方のコツを解説
- おすすめモデルが見つかる:16.5kg以下の軽量モデルに絞ったおすすめ10機種をスペックと共に比較紹介
- 持ち運びの疑問を解消:「電車に持ち込める?」「専用ケースは必要?」といった具体的な疑問に回答
- ルールがわかる:免許やヘルメットなど、特定小型原付で公道を走るための最新ルールを分かりやすく説明
Index
持ち運び重視!軽い電動キックボードの賢い選び方
- 最重要!「本体重量」で選ぶ【15kgがひとつの基準】
- 「折りたたみやすさ」と「コンパクトさ」も要チェック
- 「価格」と「性能(航続距離など)」のバランスを見極める
- 【大前提】安全に乗るための「保安基準適合」モデルを選ぶ
最重要!「本体重量」で選ぶ【15kgがひとつの基準】
「持ち運び」を考えるなら、何よりも「本体重量」が重要です。電動キックボードの重量は、バッテリー容量やモーターの大きさ、フレームの素材によって大きく変わります。
一般的に、15kgを超えると、女性や小柄な方にとっては階段の上り下りや、電車への持ち込みが少し辛く感じられるかもしれません。15kgというと、2Lのペットボトル約7.5本分。ずっしりとした重さです。そのため、日常的に持ち運ぶ可能性があるなら、15kg以下、できれば14kgに近いモデルを選ぶのがおすすめです。
実際に毎日持ち運ぶとなると、このわずかな差が想像以上に体に響きます。特に、駅の乗り換えで階段を使う場面などでは、軽ければ軽いほどストレスがありません。
「折りたたみやすさ」と「コンパクトさ」も要チェック
重量と並んで大切なのが、「折りたたみの簡単さ」と「折りたたみ後のサイズ」です。どんなに軽くても、折りたたみに手間がかかるようでは、だんだんと使うのが億劫になってしまいます。
理想は、レバーを引くだけ、ボタンを押すだけといった「ワンタッチ」や「ツーステップ」程度で完結するモデルです。購入前には、公式サイトの動画などで折りたたみ方法を必ず確認しましょう。
また、折りたたんだ後のサイズも重要です。自宅の玄関や会社のデスク下、ロッカーなどに収納できるか、具体的な寸法をチェックしておくことをおすすめします。コンパクトに収まるモデルなら、電車内で足元に置いても邪魔になりにくいというメリットもあります。
「価格」と「性能(航続距離など)」のバランスを見極める
電動キックボードの価格は、安いもので約6万円から、高性能なモデルでは15万円を超えるものまで様々です。価格を左右する大きな要因は、バッテリー容量(=航続距離)やモーター出力(=登坂能力)です。
安さだけで選んでしまうと、「思ったより坂道を登らない」「すぐに充電が切れて、結局押して歩くハメになった」といった失敗につながりかねません。
まずは自分の使い方をイメージしてみましょう。
- 主な用途は?(通勤・通学、買い物、レジャー)
- 1日に走る距離は?(片道?往復?余裕を持った航続距離が必要)
- 走行ルートに坂道は多い?(登坂能力が重要)
これを基準に、必要な性能を見極めることが大切です。特に航続距離は、カタログスペックの7〜8割程度で考えておくと、バッテリーの劣化や走行条件(体重、坂道など)を考慮しても安心できます。
【大前提】安全に乗るための「保安基準適合」モデルを選ぶ
公道を走行する特定小型原付は、国の定めた保安基準を満たしている必要があります。具体的には、最高速度表示灯、ウィンカー、ブレーキランプなどが必須です。
特定小型原動機付自転車は、道路運送車両法の保安基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはなりません。
引用: 警察庁「特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)に関する交通ルール等について」
この基準を満たしている証明として、「性能等確認済シール」が車体に貼付されているモデルを選びましょう。このシールがないと、そもそも公道を走ることができません。警察庁のウェブサイトでは、安全利用を促すための情報が公開されており、購入前に一度目を通しておくことを強く推奨します。
【徹底比較】持ち運びしやすい!軽い電動キックボードおすすめ10選
ここからは、持ち運びやすさを重視し、本体重量が16.5kg以下の特定小型原付モデルを10機種、軽い順にご紹介します。それぞれの特徴や価格を比較して、あなたに最適な一台を見つけてください。
機種名 | 重量 | 価格(目安) | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
RICHBIT ES1 Pro N | 13.8 kg | 約6万円 | 今回紹介する中で最軽量!圧倒的な軽さとコスパが魅力。 | 楽天で見る |
KINTONE Model One S | 14 kg | 約7万円 | 特定小型の中で唯一の純国産。アフターサポートもバッチリ。 | 楽天で見る |
DAWNER ES-N5 | 15 kg | 約14万円 | 従来モデルからバージョンアップ!より便利で快適に! | 楽天で見る |
SAVEWO DASH F | 15.5 kg | 約6万円 | 特定小型の中で最安。基本スペックも十分。 | 楽天で見る |
ニチベイ DK-CNPcomfy | 15.5 kg | 約6万円 | 安心安全のノーパンクタイヤ仕様。強力ディスクブレーキ。 | 楽天で見る |
カスタムジャパン eXs 1 TKG | 16 kg | 約6万円 | マクアケ歴代一位に輝いた次世代モビリティ | 楽天で見る |
RICHBIT CITY | 16 kg | 約13万円 | 見た目は自転車、性能は電動キックボードと原付バイクの良いとこどり。 | 楽天で見る |
GLIDEWAY X1 | 16.4 kg | 約10万円 | 圧倒的安定感と、優れた防振性能。 | 楽天で見る |
Meister F MF-EKRSA01RW-BK | 16.5 kg | 約8万円 | スタイリッシュ&コンパクト | 楽天で見る |
AINOHOT S07 | 16.5 kg | 約10万円 | 着脱式バッテリー。2way充電モード。 | 楽天で見る |
とにかく軽さ最優先なら!「RICHBIT ES1 Pro N」
重量13.8kgは、今回紹介する中で断トツの軽さです。価格も約6万円と手頃で、「軽さ」と「コストパフォーマンス」を最優先するなら、まず検討すべき一台でしょう。少しでも軽いモデルを探している方、特に女性や、持ち運ぶ機会が非常に多い方に最適です。この軽さでありながら、特定小型原付の保安基準をしっかり満たしている点も安心できます。
品質とアフターサポートで選ぶ。信頼の日本製「KINTONE Model One S」
「購入後の故障やトラブルが心配…」「長く安心して使える一台が欲しい」。電動キックボードを選ぶ上で、価格と同じくらい「信頼性」を重視する方に、この「KINTONE Model One S」を強く推薦します。
最大の強みは、一貫した「日本製」であることによる品質の高さと、手厚い国内サポート体制です。安価な海外製品とは一線を画し、日本の工場で厳しい品質管理のもと組み立てられています。精密な製品だからこそ、この「メイドインジャパン」という事実は、日々の利用における揺るぎない安心感につながります。
さらに見逃せないのが、購入後のアフターサポートの充実度です。万が一の不具合や修理の際も、国内拠点で迅速に対応してもらえます。「問い合わせても返事がない」「修理に数ヶ月かかる」といった海外製品にありがちな不安がなく、「買って終わり」ではない長期的なパートナーとして付き合える点は、他にはない大きなメリットです。
価格と乗り心地のバランス型「SAVEWO DASH F」
特定小型原動機付自転車の中で最安でありながら、基本的スペックが高いのがポイント。車体には高強度のアルミニウム合金と鋳鉄複合フレームが採用されており、純重量は約15.5kgで、安全な積載重量は最大100kgです。3秒で素早く折りたた んで展開でき、350Wの前輪駆動ブラシレスモーター(ピーク出力700W)を搭載 し、最高速度は20km/hです。36V 7.8Ah 280Whの高容量バッテリーが搭載さ れており、最大30kmの走行距離となっています。。
電動キックボードの持ち運びと公道走行のQ&A
- Q. 電動キックボードは電車に持ち込める?
- Q. 持ち運び用のケースやバッグは必要?
- Q. 特定小型原付って何?ヘルメットや免許は?
- Q. 電動キックボードと自転車、どっちが速くて便利?
Q. 電動キックボードは電車に持ち込める?
A. 多くの鉄道会社では、専用の袋(輪行袋など)に収納すれば手回り品として持ち込みが可能です。
ただし、サイズや重量には規定があります。例えば、JR東日本では「縦・横・高さの合計が250cm以内で、重さが30kg以内のもの」と定められており、今回紹介したモデルなら問題なくクリアできます。しかし、ルールは鉄道会社によって異なるため、利用する路線の規定を事前に確認しておきましょう。また、むき出しのままの持ち込みは基本的にNGです。車内では他の乗客の迷惑にならないよう、端に置くなどの配慮が大切です。
Q. 持ち運び用のケースやバッグは必要?
A. 電車などに持ち込むなら必須です。そうでなくても、あると非常に便利です。
専用のキャリーバッグや輪行袋があれば、前述の通り公共交通機関への持ち込みがスムーズになります。それだけでなく、車体を傷や汚れから守ったり、服が汚れるのを防いだり、持ち運びやすさが格段に向上したりと、メリットは多いです。肩掛けできるタイプや、キャスター付きで転がせるタイプなど様々な製品があるので、自分の使い方に合ったものを選ぶと良いでしょう。
Q. 特定小型原付って何?ヘルメットや免許は?
A. 2023年7月1日から始まった新しい車両区分です。いくつかの重要なルールがあります。
- 免許: 16歳以上であれば不要です。
- ヘルメット: 着用は努力義務です。しかし、安全のため、私は必ず着用するようにしています。万が一の際に頭を守ることは何よりも重要です。
- ナンバープレート: 必須です。お住まいの市区町村の役所で交付手続きが必要です。
- 自賠責保険: 加入が義務付けられています。コンビニなどでも手軽に加入できます。
- 走行場所: 原則として車道の一番左側を走行します。「自転車通行可」の歩道も、時速6kmモード(最高速度表示灯を点滅)であれば走行可能です。
これらのルールを守らないと交通違反となり、罰則の対象となる場合があります。安全に楽しむためにも、必ずルールを理解しておきましょう。詳細は警視庁の公式サイトなどでも確認できます。
Q. 電動キックボードと自転車、どっちが速くて便利?
A. ケースバイケースですが、「手軽さ」と「省スペース」では電動キックボードに軍配が上がります。
最高速度でいえば、ロードバイクなどのスポーツ自転車の方が速いでしょう。特定小型原付の最高速度は時速20kmに制限されています。
しかし、電動キックボードの最大の利点は「体力を消耗しない」ことです。特に夏場の通勤や、坂道の多い地域では、汗をかかずにスイスイ移動できる快適さは何物にも代えがたいものがあります。また、折りたたんで玄関に置ける省スペース性も、駐輪場を探す手間や費用を考えれば大きなメリットです。移動を手軽な「アクティビティ」に変えてくれるのが電動キックボードの魅力だと感じています。
まとめ:あなたに合う「軽い電動キックボード」で快適な移動を手に入れよう
この記事では、持ち運びに便利な「軽い電動キックボード」の選び方から、具体的なおすすめモデル、そして安全に乗るためのルールまで詳しく解説してきました。
ポイントは、自分の使い方に合った「軽さ」「折りたたみ性能」「価格と性能のバランス」を見極めること。そして、大前提として「保安基準適合モデル」を選ぶことです。
電動キックボードは、あなたの毎日の移動を劇的に変えてくれる可能性を秘めた、とても便利な乗り物です。面倒だった駅までの道のりが、風を感じる楽しい時間になる。そんな新しい体験が待っています。
今回ご紹介した10モデルは、いずれも軽くて持ち運びやすく、特定小型原付として安心して公道を走れるものばかりです。ぜひ、この記事の比較表や解説を参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください。
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)