
「電動キックボード、便利そうだけど充電が面倒くさそう…」
「マンション住まいだから、重い車体を部屋まで運ぶのはちょっと…」
手軽な移動手段として人気の特定原付(電動キックボード)。毎日の通勤や近所の買い物で活躍しますが、購入をためらう最大の理由が、この「充電問題」ではないでしょうか。
駐輪場にコンセントはないし、かといって毎回15kg以上もある車体をエレベーターに乗せて玄関まで運ぶのは、正直なところ骨が折れます。そんな悩みを抱えているあなたにこそ知ってほしいのが、「バッテリー着脱式」モデルです。
結論から言うと、このタイプを選べば、電動キックボードにまつわる充電のストレスや航続距離の不安が劇的に解消されます。
この記事では、数あるバッテリー着脱式モデルの中から、あなたの使い方に本当に合う一台を見つけられるよう、タイプ別の最強おすすめ5機種を厳選。なぜその5機種なのか、後悔しないための賢い選び方まで、徹底的に解説していきます。
※この記事には広告が含まれています。
目次
この記事のポイント
- 充電が超ラク!バッテリー着脱式の5つの大きなメリットを解説
- 価格・重量・距離など、後悔しないための賢い選び方がわかる
- 【公道OK】最新のおすすめバッテリー着脱式モデルを厳選して比較紹介
- 盗難対策やヘルメットなど、よくある疑問をQ&Aでスッキリ解消
なぜ注目?「電動キックボード バッテリー着脱式」5つのメリット
- H3: ①:充電場所を選ばない!室内で手軽にチャージ
- H3: ②:予備バッテリーで航続距離が2倍以上に!
- H3: ③:バッテリー交換だけで長く使えるから経済的
- H3: ④:盗難リスクを軽減できる安心感
- H3: ⑤:知っておきたいデメリットと注意点
私が電動キックボードを選ぶ上で「バッテリー着脱式」に注目したのは、これからお話しするメリットが、日々の使い勝手に直結すると確信したからです。一体どんな利点があるのか、具体的に見ていきましょう。
①:充電場所を選ばない!室内で手軽にチャージ
これが最大のメリットです。車体ごとコンセントの近くまで運ぶ必要がなく、バッテリーだけを取り外して、リビングやオフィスのデスクで充電できます。車体が15kg〜25kgあるのに対し、バッテリー単体なら2〜3kg程度。この差は圧倒的です。マンションやアパート住まいの方、駐輪場に電源がない方にとって、これ以上ない福音と言えるでしょう。日々の充電のハードルが下がることで、電動キックボードを使うのが億劫になることもありません。
②:予備バッテリーで航続距離が2倍以上に!
「今日は少し遠くまで出かけたいな」という日も、予備のバッテリーをリュックに入れておけば安心です。出先でバッテリーが切れても、その場で交換すればすぐさま復活。実質的に航続距離を2倍、3倍と伸ばすことができます。充電が切れたらただの重い鉄の塊…という電動キックボード最大の弱点を克服できるのは、精神的にも非常に大きいです。行動範囲が格段に広がり、移動の自由度が飛躍的に向上します。
③:バッテリー交換だけで長く使えるから経済的
電動キックボードの心臓部であるリチウムイオンバッテリーは、スマホと同じで消耗品。充放電を繰り返すうちに、少しずつ性能が落ちていきます。バッテリー一体型の場合、交換にはメーカーへの修理依頼や専門的な作業が必要となり、高額な工賃や手間がかかることが少なくありません。一方、着脱式なら新しいバッテリーを購入するだけで、誰でも簡単に新品と交換できます。修理に出す手間や工賃が不要なため、長期的に見て非常に経済的です。お気に入りの車体を長く愛用できるのも嬉しいポイントです。
④:盗難リスクを軽減できる安心感
高価な電動キックボード、駐輪場に停めておくのは不安ですよね。バッテリー着脱式なら、駐車時にバッテリーを抜き取って持ち運ぶことで、盗難の抑止力になります。万が一車体が盗まれても、バッテリーがなければ走らせることはできません。この一手間が、大切な愛車を守ることに繋がります。もちろん物理的な鍵との併用は必須ですが、二重の対策が取れるのは大きな安心材料です。
⑤:知っておきたいデメリットと注意点
もちろん良いことばかりではありません。一般的に、バッテリー着脱機構を持つモデルは、一体型に比べて少し価格が高くなる傾向があります。また、取り外したバッテリーの管理(衝撃や水濡れを避けるなど)には少し気を使う必要があります。とはいえ、これらのデメリットを補って余りあるメリットがあると私は感じています。この記事で紹介するモデルは、デメリットを考慮してもなお魅力的な選択肢です。
後悔しない!バッテリー着脱式モデルの賢い選び方
- H3: ①価格で選ぶ|まずは初期費用を抑えたい
- H3: ②重量で選ぶ|持ち運びの手間を最優先
- H3: ③航続距離で選ぶ|充電の頻度を減らしたい
- H3: ④安定性で選ぶ|運転のしやすさと安心感
- H3: ⑤機能性で選ぶ|快適さやタフさにこだわる
いざバッテリー着脱式モデルを探し始めると、価格も性能も様々で、どれが自分に合っているのか分からなくなりがちです。ここでは、あなたが電動キックボードをどんな風に使いたいかに合わせて、後悔しないための5つの選び方を提案します。この中から自分が最も重視するポイントを見つけてください。それが、あなたのベストな一台を見つけるためのコンパスになります。
①価格で選ぶ|まずは初期費用を抑えたい
何よりもまず大切なのが予算です。特定原付の価格は、安いもので5万円台から、高機能なものだと20万円を超えるものまで幅広く存在します。まずは無理のない予算を設定し、その範囲内で最も性能の良いモデルを探すのが賢い選択です。特に「続くかどうかわからないから、まずは試してみたい」という方にとっては、初期費用を抑えることが最優先事項になるでしょう。幸い、最近では低価格でも日常使いに十分な性能を持つモデルが登場しています。
②重量で選ぶ|持ち運びの手間を最優先
「自宅がマンションの3階でエレベーターがない」「車に積んで旅先で使いたい」…そんなあなたにとって、車体の重量はスペック表のどの数字よりも重要です。特定原付の平均的な重量は20kg前後ですが、中には16kg台の軽量モデルも存在します。わずか3〜4kgの差ですが、この差が日々の持ち運びのストレスを大きく左右します。バッテリー着脱式は充電時に車体を運ぶ必要はありませんが、保管場所まで運ぶ手間は残ります。自分の体力と利用シーンをリアルに想像して、無理なく扱える重さのモデルを選びましょう。
③航続距離で選ぶ|充電の頻度を減らしたい
「毎日の通勤で往復20km走る」「充電は週末に一度で済ませたい」という使い方を想定しているなら、航続距離が重要になります。カタログスペック上の航続距離は、あくまで理想的な条件下での数値です。実際の走行では、坂道や体重、走り方によって7〜8割程度になることを見越しておくと安心です。バッテリー着脱式のメリットである「予備バッテリー」も視野に入れつつ、自分の主な用途に対して十分余裕のある航続距離を持つモデルを選ぶことで、バッテリー切れの不安から解放されます。
④安定性で選ぶ|運転のしやすさと安心感
特に電動キックボード初心者の方にとって、安心して乗れるかどうかは非常に重要です。安定性を左右する要素は、タイヤの大きさ(インチ)やサスペンションの有無です。一般的にタイヤが大きいほど段差に強く、安定した走行が可能になります。また、サスペンションが搭載されていれば、路面からの振動を吸収してくれ、乗り心地が格段に向上します。スペックの数字だけでなく、こうした走行性能に関わる装備に注目することで、より安全で快適な移動を実現できます。
⑤機能性で選ぶ|快適さやタフさにこだわる
「どうせ買うなら、とことんこだわりたい」という方には、付加機能で選ぶという選択肢もあります。例えば、防水防塵性能(IP等級)が高いモデルなら、急な雨でも安心して走行できます。パワフルなモーターを搭載したモデルなら、坂道もスムーズに登ることができます。デザインやカラー、アプリ連携機能など、自分のライフスタイルに合った機能を持つ一台を選ぶことで、所有する満足度も、日々の使い勝手も大きく向上するでしょう。
【2025年最新】タイプ別!バッテリー着脱式電動キックボードおすすめ厳選5モデル
- 【比較表】おすすめバッテリー着脱式モデル一覧
- 【圧倒的コスパ】ELITEMAX R800
- 【軽量&高コスパ】THE ONE TOSX8
- 【安心と安定】カーメイト e-FREE 01
- 【長距離&全部盛り】Sun Emperor SE-Easy
- 【高機能&全天候】COSWHEEL MIRAI T-Lite-N
ここからは、先ほどの「5つの選び方」に基づき、それぞれのタイプで最もおすすめできる最強の5モデルを厳選して紹介します。いずれも2023年7月1日から施行された新ルールに対応した「特定小型原動機付自転車」なので、16歳以上であれば免許不要で公道を走行できます。あなたの使い方に合った一台がきっと見つかるはずです。
【比較表】おすすめバッテリー着脱式モデル一覧
| ELITEMAX R800 88EMR800 | THE ONE TOSX8 | カーメイト e-FREE 01 | Sun Emperor SE-Easy | COSWHEEL MIRAI T-Lite- N | |
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | |||||
| 価格 | 129,800円 | 79,800円 | 162,800円 | 165,000円 | 176,000円 |
| 実売価格 | 60,000円 | 69,800円 | 139,800円 | 165,000円 | 151,800円 |
| 歩道モード | あり | あり | あり | あり | あり |
| 平均航続距離(km) | 37.5 | 45 | 30 | 80 | 40 |
| 重量(kg) | 16.5 | 16.5 | 22 | 25.7 | 22 |
| 定格出力(W) | 350 | 350 | 400 | 500 | 500 |
| 最大出力(W) | 400 | ||||
| タイプ | キックボード | キックボード | 自転車 | 自転車 | キックボード |
| 全長(mm) | 1080 | 1120 | 1250 | 1310 | 1180 |
| 全幅(mm) | 470 | 530 | 570 | 590 | 600 |
| 全高(mm) | 1180 | 1170 | 1020 | 1080 | 1180 |
| 3辺合計(mm) | 2730 | 2820 | 2840 | 2980 | 2960 |
| 折りたたみ全長(mm) | 1080 | 1120 | 1250 | 730 | 1180 |
| 折りたたみ全幅(mm) | 470 | 530 | 320 | 560 | 600 |
| 折りたたみ全高(mm) | 590 | 470 | 620 | 600 | 490 |
| 折りたたみ3辺合計(mm) | 2140 | 2120 | 2190 | 1890 | 2270 |
| 最大積載重量(kg) | 100 | 150 | 85 | 120 | 120 |
| 駆動方式 | ブラシレスDCモーター | ブラシレスモーター | インホイールモーター | ブラシレスDCモーター | |
| バッテリー電圧(V) | 36 | 36 | 48 | 48 | |
| バッテリー容量(Ah) | 10 | 9.6 | 13 | 10 | |
| バッテリー着脱 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
| バッテリー平均充電時間(h) | 4.5 | 6 | 5 | 7.5 | 3.5 |
| 最高速度車道(km/h) | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 |
| 最高速度歩道(km/h) | 6 | 6 | 6 | 6 | |
| 登坂角度(度) | 20 | 10 | |||
| 走行モード | 車道モード、歩道モード | 歩道走行モード最大速度:6km/h 公道走行モード最大速度:20km/h(体重、道路状況によって変わります) | MODE1: 6km/h, MODE2: 15km/h, MODE3: 20km/h | 歩道モード(6km/h)、公道モード(20km/h) | 車道モード、歩道モード |
| フレーム素材 | |||||
| カラー | サテンブラック、グレージュ、コーラルブルー | Black, White | Urban Black(アーバンブラック) Silk White(シルクホワイト) Modern Gray(モダングレー) Marine Blue(マリンブルー) Carmine Red(カーマインレッド) Country Green(カントリーグリーン) | ||
| タイヤサイズ(inch) | 10 | 10 | 14 | 14 | 10 |
| タイヤ種類 | 空気タイヤ | ||||
| ブレーキ前輪 | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | ||
| ブレーキ後輪 | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | |
| サスペンション前輪 | あり | あり | |||
| サスペンション後輪 | あり | あり | |||
| 防水防塵等級 | IP54 | IP54 | IP65 | ||
| 折りたたみ機構 | あり | あり | あり | あり | あり |
| サドル(椅子) | オプション | なし | あり | あり | オプション |
| カゴ | あり | オプション | |||
| バックミラー | なし | なし | オプション | あり | なし |
| 防犯装備 | バッテリーロック機能付き | 車両本体に警報装置搭載 スマートキー | |||
| アプリ連携 | |||||
| 保証期間 | 1年間または3000Km | 1年 | 6ヶ月 | 1年保証(または3000km) | 1年 |
| 付属品 | 充電器&充電コード×1 鍵×2 組立工具×1 説明書(保証書)×1 販売証明書×1 | 充電器一式 | 充電器・簡易工具・説明書 | ||
| 確認番号 | 0125 | 0127 | 0018 | 0107 | 0146 |
| メーカー | 株式会社ハチハチハウス | THE ONE 株式会社 | カーメイト | 有限会社龍昇 | 株式会社 Acalie |
| 型式 | 88EMR800 | TOSX8 | e-FREE01 | SE-Easy | MIRAI T-Lite- N |
| 公式サイトなど | https://www.88house.net/es/index.html | https://item.rakuten.co.jp/motostarshop/x8gdk-/ | https://lps.carmate.co.jp/lp/e-free/ | https://sun-emperor.jp/easy-news/ | https://miraitlite.coswheel.jp/ |
| 購入先 | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る |
【圧倒的コスパ】ELITEMAX R800
「とにかく安く、特定原付を始めてみたい」というあなたのための、最強のコストパフォーマンスを誇る一台です。実売価格は5万円台と、バッテリー着脱式モデルの中では群を抜く安さを実現しています。
安いからといって侮ってはいけません。航続距離は37.5km、重量も16.5kgと軽量で、日常の短距離移動には十分すぎるスペックを備えています。「この価格でバッテリーが取り外せるなら」と、入門機として選ぶにはこれ以上ない選択肢と言えるでしょう。まずはこの一台で特定原付の利便性を体験し、自分の使い方に合っているかを見極める、という賢い使い方が可能です。
こんな人におすすめ
- 初期費用を極限まで抑えたい
- 初めての特定原付で、続くかどうかわからない
- 主に近所への短距離移動で使いたい
【軽量&高コスパ】THE ONE TOSX8
「軽さは絶対に譲れない。でも、性能も妥協したくない」そんなあなたのわがままに応えるのが、このモデルです。最大の武器は16.5kgというクラス最軽量のボディ。この軽さは、階段しかないアパートや、車への積み下ろしといったシーンで絶大な効果を発揮します。
ただ軽いだけではありません。航続距離は45kmと、先ほどのELITEMAX R800より長く、バッテリー切れの不安をさらに軽減してくれます。最大積載量も150kgと非常にタフ。約1.7万円の価格差で「より長く走れて、より安心して乗れる」という価値が得られるため、「軽さ」を軸に選ぶなら最も合理的な選択肢です。日々の持ち運びが想定されるユーザーにとって、これ以上ない相棒となるでしょう。
こんな人におすすめ
- マンションやアパートで、持ち運ぶ機会が多い
- 車に積んで、外出先や旅先で利用したい
- 軽さと走行性能のバランスを重視したい
【安心と安定】カーメイト e-FREE 01
「スペックの数字より、とにかく安全に安心して乗りたい」という、特に初心者の方にこそ選んでほしい一台です。このモデルの最大の特徴は、一般的な10インチタイヤより遥かに大きい14インチのタイヤ。この大径タイヤが、路面の段差や凹凸をものともしない、自転車のような圧倒的な走行安定性を生み出します。
さらに、開発しているのが日本の大手カー用品メーカー「カーメイト」であるという点も、大きな安心材料です。品質管理やアフターサポートへの信頼感は、海外の新興メーカーにはない強みと言えるでしょう。航続距離や重量といったスペックでは測れない「運転時のストレスのなさ」と「所有する安心感」を重視するなら、このモデルを選んで後悔することはありません。
こんな人におすすめ
- 特定原付の運転に慣れていない初心者
- 信頼できる国内メーカーの製品を選びたい
- キックボードの不安定さが怖いと感じる
【長距離の決定版】Sun Emperor SE-Easy
「面倒な充電は、できるだけ回数を減らしたい」「毎日の通勤で長距離を走る」という、航続距離を最優先するあなたのための決定版です。その航続距離は、なんと驚異の80km。これは他のモデルの約2倍に相当する数値で、一度の充電で圧倒的に長く走ることができます。
片道10kmの通勤なら、週に1〜2回の充電で十分かもしれません。さらに、サドル(椅子)やバックミラーが標準装備されており、長距離の移動を快適にサポートしてくれるのも嬉しいポイントです。「航続距離こそが正義」と考えるなら、選ぶべき一台はこれ以外にありません。
こんな人におすすめ
- 充電の頻度を劇的に減らしたい
- 通勤や通学で毎日長い距離を走る
- サドル付きで、快適な長距離移動をしたい
【高機能&全天候】COSWHEEL MIRAI T-Lite-N
「どうせ買うなら、品質や機能に妥協したくない」という、本物志向のあなたに最適なプレミアムモデルです。このモデルの最大の強みは、IP65という最高クラスの防水防塵性能。これは「あらゆる方向からの水の直接噴流にも耐える」レベルで、ゲリラ豪雨のような場面でなければ、天候を気にせず毎日の足としてタフに使うことができます。
さらに、前後に搭載されたサスペンションが路面からの衝撃を巧みに吸収し、非常に快適な乗り心地を実現。500Wのパワフルなモーターは、坂道でもグイグイと登ってくれます。価格は他のモデルより高めですが、それに見合うだけの「快適性」「耐久性」「所有する満足感」を提供してくれます。「移動の質」にまでこだわりたいあなたにこそ、選んでほしい一台です。
こんな人におすすめ
- 天候を気にせず、毎日タフに使いたい
- 坂道や多少の悪路でも快適に走りたい
- 価格が高くても、品質と機能性を最優先したい
バッテリー着脱式モデルのよくある質問(Q&A)
最後に、購入を検討する際によく浮かぶ疑問について、Q&A形式でお答えします。
Q. 盗難対策はどうすればいい?バッテリーを外すだけで大丈夫?
A. バッテリーを取り外すことに加え、必ず物理的な鍵(ワイヤーロックやU字ロック)をかけましょう。
バッテリーを外すのは有効な対策ですが、それだけでは車体ごと持ち去られる可能性があります。地球ロック(地面に固定された構造物と一緒に施錠すること)ができる、丈夫な鍵を併用するのがベストです。個人的には、振動を検知して大音量で警告するアラーム付きのディスクロックも、盗難抑止効果が高くおすすめです。
参考記事:電動キックボード盗難対策【完全ガイド】鍵の選び方、最強ロックから盗難保険まで徹底解説
Q. ヘルメットは本当に被らなくていいの?
A. 法律上は努力義務ですが、安全のために着用を強く推奨します。
特定原付はヘルメットの着用が「努力義務」とされており、着用しなくても罰則はありません。しかし、万が一転倒した際に頭部を守るものはヘルメットしかありません。自分の命を守るため、努力義務だからと軽視せず、自転車用などで構わないので、必ず着用するようにしましょう。
Q. 予備バッテリーは買った方がいい?値段は?
A. まずは本体だけで運用し、必要なら追加購入するのがおすすめです。価格は約30,000円〜75,000円程度が相場です。
予備バッテリーは決して安いものではありませんが、航続距離が倍になるメリットは絶大です。まずは本体に付属のバッテリーだけで運用してみて、「思ったより走行距離が伸びないな」「もっと遠くまで行きたいな」と感じるようになったら、追加での購入を検討するのが無駄のない選択です。
特定原付(特定小型原動機付自転車)の予備バッテリーの相場は、メーカーやモデル、バッテリー容量によって大きく異なります。
電動キックボードのバッテリー着脱可能な機種について、交換バッテリーの価格や容量、購入先を調査しましたので、ぜひ参考になさってください。
交換バッテリー価格一覧
注意点
- 純正品/互換性: 特定原付のバッテリーは、車体メーカーの純正品または専用品であることがほとんどです。汎用品はほぼなく、必ずお使いのモデルに対応しているか確認が必要です。
- 容量と価格: バッテリー容量(Ah:アンペアアワー)が大きいほど、一般的に航続距離が伸び、価格も高くなる傾向があります。
予備バッテリーを購入される際は、必ずお使いの電動キックボードのメーカー名とモデル名を確認し、公式オンラインショップや正規販売店のオプション品リストで正確な価格を確認することをおすすめします。
Q. 雨の日でも乗れますか?モデルによる違いは?
A. モデルの防水性能によります。IPX4以上が一つの目安ですが、高いに越したことはありません。
多くのモデルはIPX4(生活防水)レベルの性能を持っていますが、これは小雨や水はね程度に耐えるものです。本降りの雨の中での使用は推奨されません。もし通勤などで天候に関わらず毎日使いたいのであれば、今回紹介した「COSWHEEL MIRAI T-Lite-N」のようなIP65レベルの高い防水性能を持つモデルを選ぶと、より安心して利用できます。ただし、どんなモデルでも雨の日の走行はスリップしやすく危険なので、運転には十分注意してください。
まとめ|バッテリー着脱式で電動キックボードの充電ストレスから解放されよう
今回は、充電のストレスから解放され、より自由に特定原付(電動キックボード)を使いこなすための鍵となる「バッテリー着脱式」モデルに焦点を当てて解説しました。
- バッテリー着脱式は、充電の手軽さ、航続距離の延長、経済性、防犯性の面で圧倒的に有利。
- 選ぶ際は、価格・重量・航続距離・安定性・機能性という5つの基準から、自分が何を重視するかを明確にすることが重要。
- 5つのタイプ別におすすめのモデルから選べば、後悔する可能性を大きく減らせる。
電動キックボードの購入を検討しているものの、充電環境がネックで一歩を踏み出せなかったという方は多いと思います。バッテリー着脱式という選択肢は、そのハードルを大きく下げてくれる画期的なソリューションです。
重い車体を運ぶ手間から解放され、バッテリー切れの心配なくどこまでも行ける。そんな快適なマイクロモビリティライフは、もうすぐそこにあります。この記事が、あなたの理想の一台を見つける手助けとなれば幸いです。まずは気になるモデルの公式サイトで、詳細なスペックをチェックしてみてください。
おすすめ記事:
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)

