ホンダ 特定小型原付は買える?【2026年最新】ストリーモ・免許不要モデルと混同機種を徹底整理

ホンダ ストリーモ 特定小型原付 イメージ

「電動キックボードや特定原付に興味があるけど、知らないメーカーの製品は安全面で不安…」
「バイクといえばHONDA。ホンダから出ている特定原付はないの?」

結論から申し上げます。2026年時点において、ホンダ本体(本田技研工業)から「特定小型原付」として販売されているモデルはありません。

ただし、諦めるのはまだ早いです。ホンダ発のベンチャー企業が、ホンダのエンジニアリング思想を受け継いだ特定原付「ストリーモ」を販売しています。また、ホンダの設計哲学に近い高品質なモデルも存在します。

この記事では、ホンダ系の特定原付の現状と、よく混同されがちな「EM1 e:」「ICON e:」「Honda Liteシリーズ」との種類の違い、そして「ホンダ好き」の方におすすめの特定原付を厳選してご紹介します。

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この記事の要点

  • ホンダ本体の特定原付はないが、ホンダ発ベンチャーの「ストリーモ(S01JTA)」がある(2025年7月アップデート済み)
  • 「EM1 e:」「ICON e:」「CUV e:」は電動バイク(原付一種・二種)で免許必須
  • 「Honda Liteシリーズ(Dio110 Liteなど)」は新基準原付(免許必要)であり、特定原付ではない
  • 4輪の「CiKoMa(サイコマ)」は2030年頃の実用化を目指す開発中モデル
  • ホンダ好きには、設計品質の高いglafitやYADEAがおすすめ

【結論】ホンダ好きに推したい「バイク型」特定原付はコレ!

glafit NFR-01 Pro

国内メーカー発。自動車メーカー出身者が開発に関わった高品質な車体。48Vのパワフルな走りは「小さなバイク」そのもの。

YADEA TRP-01T

世界シェアNo.1メーカーの実力。無骨でタフなパイプフレームデザインは、ホンダの名車「ZOOMER」好きに刺さる一台。

ホンダの特定小型原付はある?現状とラインナップ整理

ホンダの名前で検索するといくつかの電動モビリティが出てきますが、法的区分(免許が必要かどうか)はまったく異なります。誤って購入すると「免許がないと乗れない」という事態になりかねないため、まず現状を整理しましょう。

唯一の直系「Striemo(ストリーモ)」

現在、ホンダのDNAを受け継ぐ特定原付(16歳以上・免許不要)として購入できるのは、「Striemo(ストリーモ)S01JTA」だけです。

株式会社ストリーモは、ホンダの新事業創出プログラムから生まれたベンチャー企業です。ホンダ出身のエンジニアたちが「人のバランス能力の拡張」をコンセプトに開発した、3輪の立ち乗りモビリティです。ホンダ本体のロゴは入っていませんが、設計思想と品質管理の水準は間違いなくホンダ譲りです。特定小型原付の基準を満たしており、ヘルメットは努力義務で公道を走ることができます。

誤解注意①「新基準原付(Honda Liteシリーズ)」との違い

最近ニュースで話題になっているのが「新基準原付」です。ホンダからも『Honda Lite シリーズ』として、「Dio110 Lite(ディオ110ライト)」「Super Cub 110 Pro Lite(スーパーカブ110プロ ライト)」などが発表されています。

これらは「125ccクラスのエンジン出力を50cc並みに制限した車両」です。原付免許または普通自動車免許が必要で、ヘルメット着用も義務となります。免許不要で乗れる特定原付とは法的な扱いが根本的に異なるため、混同しないよう注意が必要です。

誤解注意②「EM1 e:」「ICON e:」「CUV e:」は免許必須

もう一つ多い誤解が、ホンダの電動スクーター「EM1 e:(イーエムワン イー)」「ICON e:(アイコン イー)」「CUV e:(シーユーブイ イー)」を特定原付と思ってしまうケースです。

車種区分免許ヘルメット歩道走行
特定小型原付
(ストリーモS01JTA等)
特定原付不要
(16歳以上)
努力義務可
(6km/hモード時)
Honda Liteシリーズ
(Dio110 Lite等)
新基準原付(原付一種)必要義務不可
EM1 e:原付一種必要
(原付免許等)
義務不可
ICON e:原付一種必要
(原付免許等)
義務不可
CUV e:原付二種必要
(小型限定普通二輪等)
義務不可

「EM1 e:」や「ICON e:」は専用の交換バッテリーシステム「Honda Mobile Power Pack e:(MPP)」を採用した本格的な電動バイクです。快適なシート座乗が可能で、全国のバッテリー交換ステーションも視野に入れた本格的な移動を想定しています。歩道走行はできず、免許証の携帯とヘルメット着用が法的義務となります。国や自治体の補助金対象になる場合もあります。

4輪特定原付「CiKoMa(サイコマ)」はいつ発売?

ホンダが開発中の4輪マイクロモビリティ「CiKoMa(サイコマ)」にも注目が集まっています。

CiKoMaは、協調人工知能(Honda CI)を搭載し、人と一緒に移動することをコンセプトにした次世代モビリティです。2024年から茨城県常総市などで一般向けの実証実験が行われており、自律走行技術の検証が続いています。特定小型原付の規格への適合も視野に入れた開発ですが、商用販売は2030年頃を目標とした開発段階であり、一般発売の時期や価格は現在も未定です。今すぐ4輪の特定原付が欲しい方は、後述の市販モデルをご参照ください。

ホンダ発ベンチャー「ストリーモ(Striemo)」を深掘り

唯一の「ホンダ系」特定原付であるストリーモについて、詳しく見ていきましょう。一般的な2輪の電動キックボードとは一線を画す、ホンダらしい技術が詰まっています。

転ばない?独自の「バランスアシスト機能」

ストリーモ最大の特徴は、極低速でもふらつかない圧倒的な安定性です。

独自の「バランスアシストシステム」により、時速1〜2kmの歩行速度でも車体が自立バランスを取り、足を地面につけずに停止し続けることも可能です。2輪のキックボードは低速になるとグラグラして怖いものですが、ストリーモにはその不安がありません。3輪構造でありながら、バイクのように車体を傾けてスポーティに曲がることができる点も魅力です。

2025年7月のアップデートでは、ユーザーの声を反映した乗り心地の改善とバランスアシストシステムの進化が施されています。従来はオプション扱いだった専用バックミラーも標準装備になりました。

スペックと価格

現在販売されている特定原付モデルは「S01JTA」シリーズです。

モデル名ストリーモ S01JTA
価格302,500円(税込)
重量約24kg
航続距離30km(※走行環境による)
充電時間約3.5時間
タイヤ前1輪・後2輪

価格は約30万円と、格安キックボード(5〜8万円)と比べると高額です。しかし次のメリットを踏まえれば、十分に価値のある投資といえます。

  • 転倒リスクの低減:3輪+バランスアシストによる高い安全性
  • 信頼性:ホンダ出身エンジニアによる設計と厳格な品質管理
  • 国産サポート:海外製特有の「部品がない・連絡がつかない」トラブルリスクが低い

どこで買える?購入方法とメンテナンス

ストリーモは公式サイトのオンライン販売に加え、バイク用品店「ナップス」の一部店舗でも取り扱いが始まっています。以前は抽選販売でしたが、現在は一般販売に移行しています。

メンテナンスは全国の提携パートナー店舗(ホンダドリームの一部や自転車店など)で受けられるようになっており、購入後のアフターケア体制も整ってきました。

ストリーモ公式サイトで詳しく見る

ホンダ好きにおすすめ!設計品質で選ぶ特定原付3選

「ストリーモも魅力的だけど、もう少しバイクっぽい形がいい」「予算やデザインで比較検討したい」

そんなホンダファンにおすすめしたいのが、設計がしっかりしている特定原付です。おもちゃのような安物ではなく、モビリティとして信頼できる3台を厳選しました。

特定原付の全機種スペック比較は、特定原付おすすめ比較&全機種一覧もあわせてご覧ください。

glafit NFR-01 Pro YADEA TRP-01T ブレイズ スマートEV
画像
価格 297,000円 330,000円 239,580円
実売価格 297,000円 297,000円 242,000円
歩道モード あり なし あり
平均航続距離(km) 46 110 30
重量(kg) 24 36 20
定格出力(W) 500 500 350
最大出力(W)
タイプ 自転車型 バイク型 自転車型
全長(mm) 1300 1730 1230
全幅(mm) 560 600 600
全高(mm) 1080 1050 1000
3辺合計(mm) 2940 3380 2830
折りたたみ全長(mm) 1300 660
折りたたみ全幅(mm) 320 270
折りたたみ全高(mm) 720 1230
折りたたみ3辺合計(mm) 2340 2160
最大積載重量(kg) 100 110 120
駆動方式 インホイルモーター
バッテリー電圧(V) 48 48 48
バッテリー容量(Ah) 9.6 20 8.7
バッテリー着脱 可能 可能 可能
バッテリー平均充電時間(h) 5 6 3.5
最高速度車道(km/h) 20 20 20
最高速度歩道(km/h) 6 6 6
登坂角度(度) 16.7 15 15
走行モード 車道専用(20km/h)・歩道可(6km/h) 特定原付走行モード:20km/h モード1(6km/h)・車道モード(20km/h)
フレーム素材 アルミニウム合金
カラー ブラック・ホワイト・カーキ・ワインレッド
タイヤサイズ(inch) 14 20 12.5
タイヤ種類
ブレーキ前輪 ディスクブレーキ 油圧式ディスクブレーキ ディスク
ブレーキ後輪 ディスクブレーキ 油圧式ディスクブレーキ ディスク
サスペンション前輪 あり
サスペンション後輪 あり
防水防塵等級 IPX5
折りたたみ機構 あり なし あり
サドル(椅子) あり あり あり
カゴ
バックミラー なし なし あり
防犯装備 スマートロック セキュリティーアラート機能
アプリ連携 あり Bluetooth コントロール アプリ
保証期間 2年 バッテリー、モーター:購入後6か月 フレーム系:購入後1年 その他:初期不良期間8日 1年(車両本体/バッテリー/ACアダプター/電子キー)、半年(モーター/アクセル/サイドミラー/灯火類等)
付属品 カードタグキー×1個, 専用バッテリー×1個, 専用充電器×1個
確認番号 0062 0095 0092
メーカー glafit YADEA BLAZE
型式 NFR-01 Pro TRP-01T SMT-01
公式サイトなど https://glafit.com/products/nfr/nfr-01-pro/ https://yadea.jp/lineup/2141/ https://www.makuake.com/project/blaze/
主リンク・購入先 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

【glafit】国産の意地!自動車メーカー出身者が開発「NFR-01 Pro」


和歌山県のモビリティメーカー「glafit(グラフィット)」が開発した、自転車型の特定原付です。

ホンダ好きに刺さるポイント

  • 開発陣の出自:トヨタやホンダなど日本の自動車業界出身のエンジニアが開発に関わっており、安全基準や品質へのこだわりが非常に高い水準にあります。
  • 48Vのパワフルな走り:坂道でも力強く登るトルク感は、原付エンジンの頼もしさに近いものがあります。
  • ペダル走行も可能:バッテリーが切れても自転車として走れる安心感は、実用性を重視するカブ乗りにも響くはず。

こんな人におすすめ

  • 日本のメーカーが作った安心できる製品に乗りたい人
  • 通勤に坂道が多く、パワー重視で選びたい人

【YADEA】ZOOMER好き必見!タフネスデザイン「TRP-01T」


電動モビリティの世界販売台数No.1を誇るYADEA(ヤディア)の特定原付モデル。日本では脚立で有名な「長谷川工業」が総代理店として販売・サポートを行っています。

ホンダ好きに刺さるポイント

  • ZOOMER(ズーマー)のような骨太デザイン:極太パイプフレームが露出した無骨なデザインは、ホンダの名車ズーマーやPS250を彷彿とさせます。ストリート・アウトドアへの親和性が抜群です。
  • 圧倒的な剛性感:細いキックボードのような頼りなさは皆無。太いブロックタイヤと前後サスペンションで、段差も安心して乗り越えられます。

こんな人におすすめ

  • キックボードの華奢なフレームが怖い人、タイヤの細さが不安な人
  • 見た目のカッコよさ、ギア感(道具感)にこだわりたい人

【BLAZE】モトコンポの再来?折りたたみ電動バイク「スマートEV」


「ブレイズ スマートEV」の特定原付モデルです。元々は原付一種モデルとして大ヒットした車体をベースに、特定原付の保安基準に合わせて改良・再設計されています。

ホンダ好きに刺さるポイント

  • モトコンポのような圧倒的携帯性:わずか5秒でコンパクトに折りたたんで車のトランクに積載できます。出先でサッと展開して乗るというコンセプトは、ホンダの遊び心に通じます。
  • 実績のある車体:原付モデルとして数年の販売実績があり、耐久性と信頼性が立証されています。

こんな人におすすめ

  • 車に積んでキャンプや旅行先の足として使いたい人
  • 室内に持ち込んでスマートに保管したい人

「4輪」が欲しいなら今買える選択肢もある

「2輪や3輪はやはり転倒が怖い」「CiKoMaのような安定した4輪モビリティがすぐ欲しい」という方には、すでに市販されている4輪タイプの特定原付がおすすめです。4輪モデルの詳しい比較は特定原付4輪が免許不要の理由とシニアカーとの違い・おすすめモデル比較もご参照ください。価格・航続距離で今すぐ買えるモデルを比べたい方は今すぐ買える4輪特定原付のおすすめ比較から確認してください。

ELEMOs4 REBORN(エレモ)

4輪ならではの圧倒的な安定感と、サスペンションによる快適な乗り心地を追求したモデルです。前後カゴを装備できるため日常の買い物にも最適で、シニアカーの代替としても人気が高まっています。

価格は約35万円と原付バイク並みですが、転倒リスクを極限まで減らしたい方には最有力の選択肢です。

ELEMOs公式サイトで詳しく見る

特定小型原付に関するよくある質問(FAQ)

Q. ネットで見かける「Honda e-bike」などは買っても大丈夫?

中国市場向けに「Honda」ブランドとして販売されている電動自転車が、並行輸入で日本に入ってくるケースがありますが、おすすめしません。日本の特定原付の保安基準(最高速度表示灯の適正な装備など)を満たしていない可能性が非常に高いです。適合基準を満たしていない車両で公道を走ると、整備不良や無免許運転などの違反になります。必ず日本の「性能等確認制度」をクリアした製品(適合シールが貼られているもの)を選んでください。

Q. ホンダの原付は2025年以降どう変わった?

ホンダは2025年をもって、排気量50cc以下の原付(第一種原動機付自転車)のエンジン開発・生産を終了しました。「スーパーカブ50」等の名車も生産終了となっています。今後は125ccクラスの出力を絞った『新基準原付(Honda Liteシリーズ)』へ移行していきます。特定原付のように免許不要になるわけではないため、原付免許は引き続き必要です。

Q. 結局、免許なしで乗れるホンダの乗り物はどれ?

ホンダ本体(本田技研工業)から発売されているモデルで、免許不要なものはありません。ホンダ発のベンチャー企業・株式会社ストリーモが製造した「ストリーモ(特定原付・免許不要)」が唯一の例外的な選択肢です。

Q. 特定原付にナンバーは必要ですか?

必要です。免許は不要ですが、車両購入後に市役所などでナンバープレートの交付を受ける必要があります(無料)。また、自賠責保険への加入も義務付けられています。

Q. ホンダドリーム(正規ディーラー)で特定原付は買えますか?

原則としてホンダドリームでは、電動キックボードや特定原付の取り扱いはありません。ストリーモについては一部店舗でメンテナンスや試乗を受け付けている場合がありますが、在庫状況は店舗によって異なるため、事前に直接確認することをおすすめします。

まとめ:ホンダ好きなら「ストリーモ」か「高品質なバイク型」を選ぼう

  • ホンダ本体からは特定原付は出ていないが、ベンチャー発の「ストリーモ(S01JTA)」がある
  • 「EM1 e:」「ICON e:」「新基準原付(Honda Lite)」は原付一種なので免許が必要。特定原付ではない
  • ホンダの品質を求めるなら、国内メーカーのglafitや、世界シェアトップクラスのタフなモデルYADEAも有力な選択肢

「とりあえず安いもの」ではなく、「長く安心して乗れるもの」を選ぶのが、結果として最も満足度の高い買い物になります。カブなどのバイク選びと同じですね。

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