
「LUUPに乗っているとき、目の前の信号は車用?歩行者用?どっちを見ればいいの?」 「電動キックボードで右折しようとしたら、違反になるって本当?」
LUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車(特定原付)を日常の移動手段として使う方が増えるにつれ、交差点での信号の見方や右折方法について混乱する声が多く寄せられています。
結論から先にお伝えします。LUUPなどの特定原付が従うべき信号は、走行モードによって明確に変わります。
- 車道を走っているとき → 車両用信号
- 6km/h歩道走行モード(特例モード)のとき → 歩行者用信号
この記事では、LUUPをはじめとする特定原付の正しい信号の見分け方を場面別に図解で解説します。信号無視の罰則・二段階右折の手順・ヘルメット着用といった日常のライドに直結するルールもまとめて確認できます。
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この記事の要点まとめ
- LUUPなどの特定原付は、車道を走る際は原則 「車両用信号」 に従う
- 時速6kmモード(特例特定原付)で歩道を走る時だけ例外的に 「歩行者用信号」 に従う
- 右折は交差点の大きさ・車線数・二段階右折禁止標識の有無に関わらず 必ず「二段階右折」 が義務(小回り右折は全面禁止)
- 右折の 青矢印信号だけ が点灯している間は交差点に進入できない(直進の青信号を待つ)
- 「自転車を除く」一方通行は逆走可能だが、信号無視は反則金 6,000円 (点滅信号無視は5,000円)の対象
- ヘルメット着用は 努力義務 (着用が強く推奨される)
【早見表】LUUPはどっちの信号を見る?
まずは迷ったときに立ち返る基本を、一覧で確認しておきましょう。
| 走行している状況 | 従う信号 |
|---|---|
| 車道を通常モード(最高20km/h)で走行中 | 車両用信号 |
| 6km/h歩道走行モードで歩道を通行中 | 歩行者用信号 |
| 信号機に「歩行者・自転車専用」の標示板がある | その歩行者用信号に従う |
| LUUPを降りて押し歩きで横断歩道を渡るとき | 歩行者用信号 |
ポイントは「今、自分が車道にいるのか、歩道にいるのか」を基準に見る信号を切り替えることです。以下で各場面を詳しく解説します。
【大原則】特定原付が従うべき信号は2パターン
電動キックボードや電動アシスト自転車(特定原付)の基本的な信号ルールは、自転車よりも自動車・バイクに近いと覚えておくと分かりやすいです。車道を走る交通車両として、原則は「車両用の信号」に従います。
原則:車道では「車両用信号」に従う
LUUPを含む特定原付は、道路交通法上「原動機付自転車」という車両に位置付けられています。そのため、車道を走行しているときは、自動車やバイクと同じく車両用信号に従って進むか止まるかを判断します。
自転車(軽車両)の場合、場所によっては歩行者用信号に従うケースもあるため混同しがちですが、特定原付に乗っているときは「車道では必ず車両用信号を見る」と明確に意識を切り替えてください。
このルールは警察庁・警視庁の公式情報でも明確に示されており、LUUPのアプリで受ける交通ルールテストでも繰り返し問われる基本です。
テストを含む乗車前の3条件(16歳以上・アプリ登録と本人確認・交通ルールテスト合格)の全体像はループ(LUUP)は免許なしで乗れる?なぜ不要か・条件・罰則まで解説【2026年最新】で確認できます。
例外:特例モード(歩道走行時)は「歩行者用信号」に従う
LUUPなどの電動キックボードや電動アシスト自転車は、速度を制限する一定の条件を満たすことで「特例特定小型原動機付自転車」として歩道を走れる機能が搭載されています。
時速6kmモード(歩道走行モード)に切り替え、「普通自転車等及び歩行者等専用(歩道通行可)」の標識がある歩道を通行しているときに限り、歩行者と同じ扱いになります。このモードで走行中は、車体に搭載された最高速度表示灯が緑色に点滅しているのが、周囲やドライバーからの見分け方の目印です。
この特例モードで歩道上を通行している間は、歩行者と同じく「歩行者用信号」に従います。今の自分がどちらのモードで走っているかによって見る信号が変わる点に注意してください。
また、交差点に「歩行者・自転車専用」と表示された標示板付きの信号機がある場合も、特定原付はその歩行者用信号に従う規定があります。
【場面別】LUUPで迷う!ケース別・信号ルール早わかり判断
理屈は分かっても、実際の道路に出ると「あれ?どっちだっけ?」と迷う場面も多いはずです。特に初心者が迷いやすい実践的なケースについて解説します。
ケース1:普通の交差点(直進・左折)
正解:必ず「車両用信号」に従う
車道を走っているLUUPは自動車と同様の扱いです。たとえ隣にある歩行者用信号がまだ青であったり赤に変わったりしていても、必ず頭上・正面の車両用信号を見て進むか止まるかを判断してください。車両用信号が赤なら、歩行者用信号の状態に関わらず絶対に進んではいけません。

ケース2:横断歩道に歩行者用信号しかない
原則:機体から一度降りて、手で押して渡る
車道を通常モード(最高速度20km/h以下)で走行しているときに、車両用信号がなく、横断歩道用の歩行者信号しか設置されていない場面に出くわすことがあります。このような場合、特定原付に「乗車したまま」横断歩道を渡ることは交通ルール上認められていません。
必ず一度LUUPから降りて、手で押して「歩行者」として安全に渡るのが大正解です。手で押して歩いている状態は完全な「歩行者」扱いとなるため、歩行者用信号に従って渡ります。
※当該区間が歩道走行可能で、6km/hモードで歩道から進入してきた場合は、特例として乗ったまま歩行者用信号に従い横断歩道を渡ることができます。ただし歩行者がいるときは押し歩きが無難です。
横断歩道前後30メートルは誤り?手前だけ追越し禁止の理由と5mルール
ケース3:右折の青矢印信号が出ているとき
正解:右折の青矢印だけでは交差点に進入しない
自動車用の信号が赤で、右折の青矢印だけが点灯している場面があります。自動車はこの矢印に従って右折できますが、特定原付は二段階右折が義務のため、右折の矢印に従って交差点の中央を曲がることはできません。
特定原付が交差点を渡り始めてよいのは、あくまで直進できる青信号(または直進の青矢印)が出ているときです。右折の矢印しか出ていないタイミングで交差点に進入してしまうと、かえって信号無視と判断されるおそれがあります。右折したい場合も、直進の青信号で向こう側まで渡り、そこで向きを変えて待つ「二段階右折」を徹底してください。
信号以外で迷う!LUUP・特定原付の重要交通ルール
信号の見方が分かったら、走行時の重要なアクションについてのルールを確認しましょう。LUUPの交通ルールテストでも非常によく出題される重要ポイントです。
絶対に間違えられない「二段階右折」の義務
特定原付のルールで最も注意深く守るべき点が交差点での「右折方法」です。LUUPを含む特定原付は、交差点の大きさ・信号の有無・車線の数に一切関係なく、交差点を右折する際は必ず「二段階右折」をしなければなりません。
【二段階右折の正しい手順】 1. 青の車両用信号に従い、あらかじめ車道の左端に寄って、交差点の向こう側まで【まっすぐ進む】。 2. 渡った先の左端で車体の向きを右に【変え】、新しい進行方向の正面の信号を見る。 3. 正面の車両用信号が【青になったら】、まっすぐ進む。
片側一車線の細い道でも、二段階右折禁止の標識がある交差点でも、扱いは同じです。「二段階右折禁止(原動機付自転車の右折方法の指定)」の標識は一般原付向けの規制であり、特定原付には適用されません。警視庁も「どのような交差点でも二段階右折をしなければならない」と案内しています。T字路(丁字路)でも右折する以上は二段階右折が基本です。
自動車のように右折レーン(中央車線)に入って曲がる「小回り右折」は、どれほど小さな交差点でも完全に禁止されています。「特定原付の右折は常に二段階右折」と頭に刷り込んでおきましょう。

特定小型原付のT字路右折ルール|二段階右折の手順と信号なし・待つ場所の注意点【2026年版】
一方通行路の「自転車を除く」標識の扱い
都内の細い道などでよく見かける「一方通行」の標識。その下に「自転車を除く」という補助標示が付いている場合、LUUPなどの特定原付はどうなるでしょうか?
正解:特定原付も自転車と同様に規制から除外されるため、逆走通行が可能です。双方向で通行できますが、対向してくる自動車や自転車には十分注意して、左側を徐行してください。
大原則は「車道の左側」を通行すること
特定原付は複数の車線がある道路でも、大原則として「車道の最も左側の部分(左端)」に沿って走行しなければなりません。右側通行(逆走)は重大な違反であり、対向してくる自転車との正面衝突につながります。絶対に避けてください。
知らないと損する!信号無視と危険運転の罰則
LUUPは運転免許が不要で手軽に利用できますが、交通法規に従わない利用者には厳格な罰則が科せられます。警察の取締りや啓発も年々強化されており、「知らなかった」は通用しません。
信号無視の重いペナルティ
特定原付は交通反則通告制度(いわゆる青切符)の対象で、信号無視をした場合の罰則は以下の通りです。
- 反則金(赤色等の信号無視) : 6,000円
- 反則金(点滅信号の信号無視) : 5,000円
- 刑事罰 : 3か月以下の懲役または5万円以下の罰金(悪質な場合や反則金を納めない場合)
反則金だけでなく、信号無視に起因して他者を負傷させた場合、賠償責任は数千万円単位になるケースも珍しくありません。「これくらいならいいか」という軽い気持ちは禁物です。
電動キックボードの違反点数・反則金を徹底解説【2026年最新】
飲酒運転・二人乗りの絶対不可
飲んだら乗るな(飲酒運転の禁止)は、電動キックボードも電動アシスト自転車も同じです。ビール1杯程度であっても乗車は禁止されており、LUUPなどのシェアリングサービスではアカウント停止(永久BAN)の対象にもなります。 また「二人乗り」は完全な法律違反です。デッキが広く見えても必ず1名で乗車してください。
ヘルメット着用は「努力義務」
特定原付のヘルメット着用は努力義務です。法的罰則はありませんが、転倒・衝突事故時の頭部保護という観点から、着用が強く推奨されています。日常の移動手段として安心・安全に使うためにも、習慣として着用することをおすすめします。
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特定原付の交通ルール・信号に関するよくある質問(FAQ)
- Q. LUUPの信号はどっちを見ればよいですか?
- 走行モードによって異なります。車道を通常モード(最高速度20km/h以下)で走行しているときは「車両用信号」に従ってください。6km/h歩道走行モードで歩道を通行しているときは、例外的に「歩行者用信号」に従います。
- Q. LUUPで信号無視をすると違反になりますか?
- 違反になります。特定原付の信号無視は反則金6,000円(赤色等)の行政処分の対象で、点滅信号の無視は5,000円です。悪質な場合や反則金未納の場合は、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金という刑事罰に発展します。
- Q. 二段階右折のときにウインカー(方向指示器)は必要ですか?
- 特定原付には方向指示器が備わっており、進路を変える際は合図が必要です。二段階右折では、あらかじめ車道の左端に寄る前に右折の合図を出し、交差点を直進で渡り終えて向きを変えたら合図を消します。細かな操作に迷う場合は、まず「左端に寄って直進→向きを変えて待つ」という手順を最優先で守ってください。
- Q. 二段階右折禁止の標識がある交差点ではどうすればよいですか?
- その標識があっても、特定原付は二段階右折をします。「二段階右折禁止」の標識は一般原付を対象とした規制で、特定原付や自転車には適用されません。車線数や交差点の形に関わらず、右折は常に二段階右折と覚えてください。
- Q. 信号待ちのときはどこで待機するのが正解ですか?
- 車道の最も左側、停止線の手前で待ちます。自動車やバイクと同様に、交差点の先頭で待つ場合は後続の自転車の邪魔にならないよう左に寄って停止するのがマナーです。信号待ちを回避する目的で安易に歩道へ乗り上げるのは違反行為です。
- Q. 点滅信号の意味を教えてください。
- 「黄色の点滅」は「注意して進め」の意味で、周囲の歩行者や車に気をつけながら進みます。「赤色の点滅」は「一時停止」の義務です。停止線の前でタイヤを止め、左右の安全を十分に確認してから進まなければなりません。ルールテストでもよく問われるポイントです。
- Q. LUUPで歩道を走ったら違法ですか?
- 条件を満たせば歩道走行も可能です。速度を6km/h以下に設定する「特例モード」に切り替え、「歩道通行可」の標識がある歩道に限り通行できます。この条件を満たさないまま歩道を走行すると違反になります。
- Q. LUUPのアプリの「交通ルールテスト」とは何ですか?
- LUUPや他の電動キックボードシェアサービスを利用開始する際、アプリ上で全問正解が必須となる交通ルール理解度確認テストです。「二段階右折」「どっちの信号を見るべきか」「飲酒運転」「ヘルメット着用」などの重要ルールが問われます。全問連続正解するまで乗車はできません。
ルールをしっかり把握したら、次のステップはマイ特定原付の検討かもしれません。LUUPは手軽に使えるシェアサービスですが、週に何度も利用するなら「一台持つ方が長期的にお得」というケースもあります。どんなモデルがあるか気になった方は、以下の比較記事もあわせてご覧ください。
【2026年最新】免許不要の特定原付おすすめ5選!時速20km以下で公道OKな高コスパモデルを徹底比較
まとめ:正しい信号ルールを覚えて、安全にライドしよう
LUUPをはじめとする特定原付(電動キックボード・電動アシスト自転車)の信号ルールについて、場面別に整理しました。
- 車道を走る時(通常モード) → 必ず 「車両用信号」 に従う
- 6km/h歩道走行モード(特例モード) → 例外として 「歩行者用信号」 に従う
- 右折 → どの交差点でも必ず 「二段階右折」 を厳守(禁止標識・一車線でも同じ)
- 信号無視 → 反則金6,000円(点滅は5,000円)+重大事故のリスク
電動キックボードや電動アシスト自転車は、日常の移動手段として非常に便利です。しかし、その安心・安全は正しい知識と交通法規の遵守があってこそ成り立ちます。今一度ルールを確認して、周囲の歩行者や車への思いやりを持ったライドを心がけてください。
※この記事の法令・制度情報は2026年7月時点の内容を基に確認しています。制度変更の可能性があるため、最新情報は各公式機関でご確認ください。
交通ルールをひと通り確認できたら、いよいよ「自分の一台を持つ」選択肢も現実的です。特定原付専門店のJPStarsでは、公道走行が可能な認証済みモデルを一覧から選べます。はじめての購入でも国内サポートがあるので安心です。
【2026年9月最新】特定原付おすすめ比較&全機種一覧|着座型・三輪・4輪まで選び方を徹底解説
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特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)

