
「街でよく見かけるLUUP(ループ)、免許なしで本当に乗れるの?」
「なぜ免許がいらないの?いつからそうなったの?」
「免許がなくても違反になったり、減点されたりすることはある?」
手軽な移動手段としてすっかり定着したLUUP(ループ)の電動キックボード。乗ってみたいけれど、ルールが複雑で一歩踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、LUUPの電動キックボードは16歳以上であれば運転免許は一切不要です。ただし「免許がいらない=何でも自由」ではありません。乗るための条件があり、守るべき交通ルールがあります。これを知らないと、免許なしでも罰金や罰則の対象になります。
この記事では、LUUPが免許不要な理由といつからそうなったか、乗るために必要な書類や登録条件、知らないと怖い交通ルールと罰則まで、2026年9月時点の最新情報をもとに解説します。
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この記事の要点
- 結論:LUUPは16歳以上なら免許なしで乗れる
- いつから?:2023年7月1日の道路交通法改正から
- なぜ免許不要?:電動キックボードが「特定小型原動機付自転車(特定原付)」という新区分になったため
- 乗るために必要な条件:16歳以上・アプリ登録(本人確認書類の提出)・交通ルールテスト全問正解の3つ
- 免許証の携帯:運転に免許は不要なので携帯義務はなし
- 免許なしでも罰則あり:飲酒運転・信号無視・ながら運転などには罰金・懲役が直接科される
なぜLUUPは免許不要?「特定原付」という新区分を解説
2023年7月の法改正で誕生した新区分
「ループは免許なしでなぜ乗れるのか?」という疑問の答えは、2023年7月1日に施行された改正道路交通法にあります。
この改正により、一定の基準を満たした電動キックボード向けの車両区分「特定小型原動機付自転車(特定原付)」が新設されました。従来、電動キックボードは「一般原動機付自転車(50ccバイクなどと同じ区分)」として扱われていたため、免許・ヘルメットの完全着用義務・ナンバー取得などが必要でした。特定原付の区分ができたことで、16歳以上なら免許なしで乗れるようになったのです。
特定原付に分類されるための主な条件は次の通りです。
- 最高速度:20km/h以下(歩道走行モード搭載モデルは6km/h以下)
- 車体の大きさ:長さ190cm以下、幅60cm以下
- 装備:最高速度表示灯(緑色ランプ)の装着、ナンバープレート取り付け、自賠責保険加入、ブレーキ等の保安基準適合
一般原付(最高時速30km)より速度を低く抑える代わりに、免許不要で乗れる仕組みです。この基準を満たさない電動キックボードや、ペダルを漕ぐモペットは引き続き「一般原付」の扱いとなり、免許が必要になります。
(参考:警察庁「特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について」)
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「なぜ免許必須にしないの?」という声への答え
「自動車が走る道路を走るのに、なぜ免許がいらないのか」という違和感を持つ人は少なくありません。ここが多くの人の引っかかるポイントです。
理由は、特定原付の最高速度が時速20km/hに制限されていることにあります。これは自転車が出せる速度とほぼ同じ水準です。危険性が自転車に近いと整理されたため、免許ではなく年齢制限(16歳以上)と乗車前の交通ルールテストで安全を担保する枠組みになりました。
裏を返せば、免許による審査がない分、乗る側の交通ルール理解が安全の前提になっています。「免許がいらない=簡単で安全」ではなく、「速度を抑えた代わりにルールを自分で守る乗り物」と捉えるのが正確です。
LUUPの機体はすべて特定原付の基準をクリア
現在LUUPが提供している電動キックボードは、すべてこの「特定原付」の保安基準をクリアしています。機体には緑色の最高速度表示灯が装着され、ナンバープレートと自賠責保険も適用済みです。なお、LUUPの電動アシスト自転車は特定原付ではなく「自転車(軽車両)」扱いのため、こちらは年齢制限もなく免許不要です。
ループは原付の扱いになりますか?
「ループは原付の扱いになりますか?」というよくある疑問への回答です。正確には、いわゆる50ccバイクと同じ「一般原動機付自転車」の扱いではなく、それとは別の「特定小型原動機付自転車(特定原付)」です。ナンバープレートは付きますが、最高速度・走行できる場所・免許の要否などが専用に定められています。
年齢制限:16歳未満の運転は禁止
結論:ループ(LUUP)に乗れるのは16歳からです。免許は不要ですが、年齢制限は厳然として存在します。特定原付を運転できるのは16歳以上に限られます。高校生でも16歳以上なら利用できますが、16歳未満が運転した場合は、本人はもちろん車両を提供した側にも罰則が科される可能性があります。年齢はアプリ登録時の本人確認で確認されます。
電動キックボードは何歳から?特定原付の年齢制限と罰則
免許なしでLUUPに乗るために必要な3つの条件
LUUPは免許不要ですが、乗るためには次の3つの条件を満たす必要があります。
条件1:16歳以上であること
上記のとおり、特定原付の法令で16歳以上と定められています。生年月日はアプリの本人確認で照合されます。
条件2:アプリ登録と本人確認書類の提出
LUUPのスマートフォンアプリをインストールし、本人確認(年齢確認)を完了させる必要があります。確認に使える書類は次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード など
アプリの画面に従って書類の写真を撮影・提出するだけで手続きは完了します。書類の提出は初回のみです。あわせてクレジットカードなど支払い方法の登録も必要になります。
条件3:交通ルールテストに全問正解
本人確認の後、アプリ内の交通ルールテストに全問正解することが利用の必須要件です。何度でも再挑戦でき、全問正解して初めてライドを開始できます。免許の代わりに、この乗車前テストで交通ルールの理解を確認する仕組みです。
この3つの条件を満たして初めて、免許なしでLUUPに乗れます。
免許証の携帯は必要?
運転に免許が不要なので、乗車中に免許証を携帯する義務はありません。ただし、アプリ初回登録時の本人確認書類として免許証・マイナンバーカード・パスポートなどのいずれかが必要です。免許を持っていない人でも、マイナンバーカードやパスポートがあれば登録できます。
免許はなくても罰則あり!知らないと怖いLUUPの重要ルール
運転免許が不要だからといって、交通ルールを無視してよいわけではありません。次は必ずチェックすべき重要ルールです。
ヘルメット着用は努力義務。でも自分の命を守るために必要
特定原付のヘルメット着用は全年齢で「努力義務」です。着用しなくても反則金などの罰則はありませんが、転倒時の頭部保護は命に直結します。
最近では帽子のように見えるおしゃれなヘルメットも数多く登場しています。自分の安全を守るため、着用を強くおすすめします。
特定小型原付ヘルメットおすすめ6選【2026年】規格と失敗しない選び方
走行できる場所の原則と例外(歩道は走れる?)
LUUPは自転車と同様、車道の左側を走行するのが大原則(最高速度20km/h)です。自転車レーンがある場所では、そこを走行しなければなりません。
ただし、次の条件を両方満たす場合に限り、歩道を適法に走行(最高速度6km/h)できます。
- 「普通自転車等及び歩行者等専用」などの標識がある歩道であること
- 走行モードを時速6km/h上限に設定し、最高速度表示灯を点滅させている状態(特例特定原付モード)であること
歩道走行中は歩行者が絶対優先です。モードを切り替えずに歩道を走ると違反になります。
ループ(LUUP)の信号はどっちを見る?特定原付の二段階右折と場面別ルールを図解【2026年版】
交差点での右折は二段階右折
交差点での右折は、一般原付の多くのケースやクルマとは異なり、自転車と同じ「二段階右折」が義務付けられています。いったん直進して交差点を渡り、向きを変えてから信号に従って進む方法です。右折レーン(小回り右折)への進入は禁止されています。
免許なし → 減点はないが罰則は科される
「免許がないなら減点もされないし、違反しても大丈夫でしょ?」と考える人もいますが、これは大きな誤解です。免許の点数制度がない代わりに、罰金・懲役などが直接適用されます。免許なしでも違反は違反です。
【知らないと危険】LUUPの主な違反行為と罰則
| 違反行為 | 内容 | 罰則例(反則金・罰則) |
|---|---|---|
| 飲酒運転 | お酒を飲んだ後にLUUPに乗る行為。絶対に禁止。 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒酔い運転の場合) |
| 信号無視 | 赤信号や一時停止の標識を突破する行為。 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金、反則金6,000円 |
| 二人乗り | LUUPは1人乗り専用。二人で乗ることは禁止。 | 5万円以下の罰金、反則金5,000円 |
| ながら運転 | スマートフォンの画面を注視・操作しながらの運転。 | 1年以下の懲役又は30万円以下の罰金(危険を生じさせた場合) |
| 歩道での高速走行 | 6km/hモードに切り替えずに歩道を走行する行為。 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金、反則金6,000円 |
罰則の水準は自動車の違反と同等です。「電動キックボードだから軽い」とは考えないでください。
電動キックボードの違反点数・反則金を徹底解説【2026年最新】
LUUPの基本的な使い方・料金
初心者でも簡単!アプリ登録からライド終了まで
- アプリをダウンロード:スマートフォンで公式アプリ(iOS/Android)をインストール
- 本人確認書類の提出と交通ルールテスト:免許証・マイナンバーカード・パスポートなどで年齢確認を行い、クレジットカードなど支払い情報を登録。その後、交通ルールテストに全問正解する(何度でも再挑戦可)
- ポートを探してQRコードをスキャン:アプリのマップで近くのポートを確認し、機体のQRコードを読み取ってロックを解除
- ライド開始:地面を軽く蹴って初速をつけ、右側のアクセルレバーを押し込むとモーターが作動
- 返却と写真撮影:目的地のポートに車両を返却し、アプリ上で機体の写真を撮影してライド終了
機体のバッテリー充電や整備はすべてLUUP運営側が担当するため、ユーザーが充電する必要はありません。乗って返すだけのシンプルな仕組みです。
気になる料金は?1時間乗るといくら?
LUUPの料金体系は「基本料金+時間料金」の組み合わせです。エリアによって時間料金が異なります(キャンペーン等により変動する場合があります)。
- ライド基本料金:50円(税込)・全エリア共通
- 時間料金(東京):1分あたり25円(税込・2026年9月1日改定)
- 時間料金(大阪など):1分あたり20円(税込)
- 時間料金(京都・横浜・神戸など):1分あたり15円(税込)
例えば東京で1時間(60分)利用した場合は「50円 + (25円 × 60分) = 1,550円」、大阪では「50円 + (20円 × 60分) = 1,250円」、その他地域では「50円 + (15円 × 60分) = 950円」となります(東京は2026年9月1日改定。最新料金はアプリでご確認ください)。2〜3km程度の短距離ならタクシーより安く、月額パスを活用するとさらにコストを抑えられます。なお需要に応じた割引・割増の係数が導入されており、適用時はライド開始前にアプリで表示されます。
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LUUPに関するよくある質問(FAQ)
- ループは免許なしでも乗れますか?
- はい、乗れます。2023年7月1日の法改正でLUUPの電動キックボードは「特定小型原動機付自転車(特定原付)」に区分され、16歳以上なら運転免許は一切不要です。ただし、アプリ登録・本人確認書類の提出・交通ルールテストへの合格が乗車の条件です。
- なぜループは免許なしで乗れるのですか?
- 2023年7月1日施行の改正道路交通法で「特定小型原動機付自転車(特定原付)」という新区分が設けられたためです。最高速度20km/h以下・車体サイズ等の一定基準を満たした電動キックボードは、16歳以上なら免許不要で乗れると定められています。速度が自転車並みに抑えられていることが、免許不要となった背景です。
- ループは免許なしでも違反になりますか?減点はありますか?
- 免許の点数制度の対象外なので「減点」はありません。ただし、飲酒運転・信号無視・ながら運転などの違反には、自動車と同水準の罰金や懲役が直接科されます。「免許がないから罰則もない」は誤りです。
- 免許証を携帯する必要はありますか?
- LUUPの運転に免許は不要なので、乗車中に免許証を携帯する義務はありません。ただし、アプリ初回登録時の本人確認書類として免許証・マイナンバーカード・パスポートなどのいずれかを提出する必要があります。
- ループは高校生や普通免許でも乗れますか?
- 16歳以上であれば高校生でも乗れます。年齢だけが条件なので、普通免許の有無は関係ありません。免許を持っていない人でも、マイナンバーカードやパスポートで本人確認をすれば利用できます。
- ループは原付の扱いになりますか?
- いわゆる50ccバイクと同じ「一般原動機付自転車」の扱いではありません。「特定小型原動機付自転車(特定原付)」という別の区分です。ナンバープレートは付きますが、最高速度・走行場所・免許要否などのルールが専用に設けられています。
- 事故を起こしてしまったらどうなりますか?
- まず負傷者の救護と警察への110番連絡を必ず行ってください。LUUPの利用料金には自賠責保険が含まれ、対人・対物賠償に対応する仕組みがありますが、LUUPサポートセンターへの連絡も必須です。逃走など悪質な行為には法的措置が取られます。
- ループ(LUUP)は何歳から乗れますか?
- 16歳からです。特定原付は16歳以上に限り運転でき、高校生でも16歳以上なら乗れます。16歳未満が運転すると本人・提供者ともに罰則の対象になる可能性があり、年齢はアプリ登録時の本人確認で確認されます。
自分で「マイ・キックボード」がほしいと思ったら
LUUPの利便性を体験して「自分専用の1台が欲しい」という方も増えています。現在、各メーカーから折りたたみモデルやサドル付きモデルなど、多様な特定原付が販売されています。
自分で購入する場合は、必ず「性能等確認済シール」が貼られた合法モデルを選んでください。このシールがない製品は特定原付の基準を満たしておらず、公道走行に免許が必要になります。
LUUPで乗り心地やサイズ感をつかんだら、次は「どの機種なら自分の使い方に合うか」を比べるのが近道です。航続距離・重さ・価格帯ごとに、公道OKの特定原付を一覧で比較しています。
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まとめ:LUUPは免許不要!ただし条件と交通ルールの遵守が前提
- 免許不要の理由:2023年7月の法改正で「特定小型原付」に区分されたため。速度が自転車並みに抑えられ、50ccバイクやモペットとは扱いが異なる
- 乗るための条件:16歳以上・アプリ登録と本人確認書類の提出・交通ルールテスト全問正解の3つ
- 走行ルール:車道左側通行(20km/h以下)が原則。条件付きで歩道走行可(6km/h以下・標識あり)。ヘルメット着用は努力義務
- 罰則:飲酒運転・信号無視・ながら運転等は自動車同等の罰金・懲役が科される。「減点なし」でも「罰則なし」ではない
LUUPのような電動モビリティは都市の移動を便利にしてくれます。ルールを正しく理解したうえで、安全にご利用ください。
※この記事の情報は2026年9月時点のものです。法令・料金等は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)

