
LUUPのポートで自転車とキックボードが両方空いていると、「どっちに乗ると早く着くのか」と迷いませんか。結論はシンプルです。平坦路をしっかり漕げるなら電動アシスト自転車、短距離を疲れず一定ペースで進むなら電動キックボードが有利になります。
とはいえ、到着時間は最高速度だけで決まりません。信号の多さ、坂道、荷物、ポートの位置で体感は変わります。速度の上限値から、料金、交通ルール、購入を考える場合の違いまで順番に整理します。
※情報は記事執筆時点のものです。料金や提供車両は地域、時期、キャンペーンにより変わる場合があります。
要点まとめ LUUPで早いのはどっち
- 向いている人:平坦路を漕げる→自転車、短距離を楽に進みたい→キックボード
- 近距離の体感:1〜3kmや信号が多い街中では、発進が楽なキックボードが軽く感じる場面が多い
- 料金の考え方:車両タイプでの大きな料金差はない設計。到着が早いほど総額を抑えやすい
- 荷物との相性:バッグや買い物袋がある日はカゴ付き自転車が無難。手荷物を持ったままのキックボードは危険
- 安全の基準値:キックボードは16歳以上、車道モード最高20km/h、歩道モード6km/h。ヘルメットはどちらも着用推奨
LUUPで借りる前に優先したい判断材料
LUUPでその場で借りるときは、購入前のスペック比べより「早さ・料金・使い方・安全面」の4点をまとめて判断すると失敗しにくいです。アプリで近くのポートを探し、目的地近くの返却ポートもあわせて確認してください。
LUUPの自転車とキックボードの速度比較
最高速度は自転車が有利
速度の上限値だけを見ると、電動アシスト自転車が有利です。電動アシスト自転車はペダルを漕ぐ力に対して時速24kmまでモーター補助が働きます。24km/hを超えると補助は止まり、人力のみの走行に切り替わります。
対するLUUPの電動キックボードは特定原付に該当する車両です。車道走行時の最高速度は20km/h、歩道を通行できるモードでは6km/hが上限になります。アクセル操作だけで進める代わりに、上限速度は自転車より低めの設定です。
| 比較項目 | LUUPの電動キックボード | LUUPの電動アシスト自転車 |
|---|---|---|
| 最高速度の目安 | 車道走行モードで20km/h。歩道モードでは6km/hまで落ちる | アシストは24km/hまで。以降は人力走行 |
| 加速 | アクセル操作で発進が軽い | 漕ぎ出しに少し脚力が必要 |
| 速度維持 | 漕がずに一定速度を保ちやすい | 速く走るほど漕ぐ力が必要になる |
| 疲れにくさ | 短距離ならかなり楽な立ち乗り | 座れるがペダル操作は必要 |
| 荷物との相性 | リュック向き。手荷物は不向き | カゴ付きなら荷物に強い |
LUUPの自転車は遅いのか
LUUPの電動アシスト自転車は通常の電動アシスト自転車と同じく時速24kmまで補助が働くため、上限値自体が低いわけではありません。遅く感じる場合、原因は車両よりも条件側にあります。
遅く感じる原因の例:
- 返却ポートからの出し入れ:車体が大きく、方向転換に手間取る
- 車両の重さ:カゴ付き車両は重めで、漕ぎ出しに脚力が必要になる
- 上り坂や向かい風:補助が弱まる速度域で脚力の負担が増える
上限値の問題ではなく、操作感と道路条件の影響です。平坦路で軽く漕げる人なら、十分に速く移動できます。
実際の街中では平均速度で差が出る
都市部では最高速度を出し続けられる時間は短いです。信号、横断歩道、交差点、路上駐車、歩行者の多い区間が重なり、平均速度はどうしても下がります。街中の早さは最高速度よりも停止後にどれだけ楽に再加速できるかで変わります。
ここがキックボードの強みです。アクセルを押すだけで再発進できるため、ストップアンドゴーが多い道でも疲労がたまりにくく、一定ペースを保ちやすいです。自転車は上限速度に余裕がある反面、止まるたびにしっかり漕ぎ直す必要があります。汗をかきたくない通勤前や、体力を残したい移動ではキックボードの満足度が高くなりがちです。
距離別のおすすめ
| 移動距離 | 早さ重視の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 1km未満 | 近くにある方 | 車両選びよりポート位置と解錠までの時間が効く |
| 1〜3km | キックボードも有利 | 加速が楽で、短距離なら疲れにくさが体感に直結する |
| 3〜5km | 道が平坦なら自転車 | しっかり漕げる人なら平均速度を上げやすい |
| 5km以上 | 自転車が無難 | 座れる姿勢と荷物の載せやすさが強みになる |
スピードが出ない・6km/hしか出ないときの確認点
「ループのスピードが遅い」「6km/hしか出ない」と感じるとき、まず疑いたいのが歩道モードのまま走っているケースです。LUUPの電動キックボードには最高速度を6km/hに抑える歩道モードがあり、切り替えを忘れると車道でも遅いままになります。ハンドル横の最高速度表示灯が点滅している間は歩道モードの合図です。点灯に切り替わっているか、発進前に確かめてください。
それでも遅い場合の確認ポイント:
- 走行モード:歩道モードが解除され、20km/hモードになっているか
- バッテリー残量:残量が少ない車両は速度が伸びにくいため、余裕のある車両に替える
- 上り坂と体重条件:勾配や積載で速度が落ちるため、坂道では無理をしない
- アプリと車両の状態:再起動や別の車両への変更も検討する
速度の上げ方を探して、制限解除や改造に手を出すのは厳禁です。特定原付の速度制限を外す行為は保安基準に適合しなくなり、公道走行できなくなります。早く走りたいなら、モード確認と車両変更、道選びで対応してください。
料金はどっちが安い
LUUPは車両タイプで大きく料金を分けるより、基本料金と時間料金で課金する仕組みです。基本料金や時間料金は地域、プラン、キャンペーンで異なるため、利用前にはアプリ上の表示料金を確かめてください。
料金面の原則は一つです。同じ料金体系なら、早く着いた方が安くなります。ただし1〜2分の差を狙って無理にスピードを出すのは逆効果です。信号や車道状況で時間は変動します。料金差よりも安全に走れる車両を選ぶ方が、結果的に失敗しにくいです。
場面別 LUUPではどっちを選ぶべきか
急ぎの移動なら自転車。ただし道に慣れている人向け
平坦路で車道や自転車走行に慣れていて、荷物も少ないなら電動アシスト自転車が早くなりやすいです。アシスト上限が24km/hまであり、キックボードの20km/h上限より速度を出せる余地が残ります。
混雑した道路での無理な追い越しは危険です。初めて走るエリアでは最短時間より走りやすいルートを優先してください。
汗をかきたくない移動ならキックボード
通勤前、待ち合わせ前、夏場の移動など身だしなみを保ちたい場面ではキックボードが便利です。ペダルを漕がないため、短距離なら服装が乱れにくく、移動後の疲労も抑えられます。
注意点もあります。キックボードは立ち乗りでタイヤも小さめです。段差、轍、雨上がりの白線やマンホールでは自転車より神経を使います。操作に不安がある人は、まず短い距離で練習してから使ってください。詳しい乗り方や練習の考え方は、初心者向けの安全な乗り方・練習法も参考になります。
荷物があるなら自転車
買い物袋、PCバッグ、部活の荷物などがあるなら自転車が現実的です。カゴ付きの車両なら荷物を安定して運べます。キックボードで荷物をハンドルに掛ける、片手で持つといった乗り方はバランスを崩しやすく危険です。
シェアではなく購入も視野に入れるなら、カゴやサドル付きの特定原付も選択肢になります。荷物を運びたい人は、椅子・カゴ付き電動キックボードの比較で車体タイプを確かめておくと選びやすいです。
坂道が多いエリアなら車両状態を見て選ぶ
坂道では、電動アシスト自転車もキックボードもバッテリー残量や車両状態の影響を受けます。自転車はペダルを漕げる分、急な坂でも人力で補えます。キックボードはアクセルだけで進める反面、勾配や体重によって速度が落ちます。
坂道の多い地域で所有車を選ぶ場合は、定格出力や最大出力、登坂角度の確認が必要です。市販の特定原付は定格250W〜500W級、最高速度20km/h、歩道モード6km/hのモデルが多く、登坂角度は10〜20度程度まで幅があります。坂道重視なら、坂道に強い電動キックボードの選び方もあわせて確認してください。
距離別に見る到着時間の考え方
「どっちが早いか」を判断するときは、最高速度だけでなく解錠、発進、信号待ち、駐輪ポートから目的地まで歩く時間まで含めると現実に近づきます。アプリ上で車両が近くに見えても、道路の反対側にある、ポート内で探す、バッテリー残量を確かめるといった作業で数分かかる場合があります。
| 距離 | 自転車が有利な条件 | キックボードが有利な条件 |
|---|---|---|
| 1km前後 | 近いポートにカゴ付き車両がある | 解錠後すぐ走れて信号が少ない |
| 2〜3km | 平坦で車道に慣れている | 信号が多く、発進停止が多い |
| 4〜5km | 座って一定ペースで漕げる | 汗をかきたくない、荷物が少ない |
| 5km超 | 長時間の安定感と積載力を重視する | 途中で疲れたくない短めの区間だけ使う |
たとえば3km移動する場合、自転車で平均15km/hなら走行だけで約12分、キックボードで平均12km/hなら約15分です。数字だけなら自転車が早く見えますが、信号で何度も止まる道や、発進のたびに漕ぎ直す負担が大きい人では体感差が縮まります。見通しのよい平坦路を走れる人なら自転車の方が早く着きやすいです。
10km近い移動になると、LUUPの短時間利用より電動アシスト自転車、公共交通、タクシーの組み合わせが楽な場合があります。キックボードは立ち姿勢が続くため足裏や膝に疲れが出やすく、路面の振動も受けます。長距離では速度差だけでなく、到着後に疲れすぎないかも大事な判断材料です。
LUUPで乗る前に確認したいチェックポイント
早く着きたいときほど、乗る前の確認を省きがちです。車両選びを間違えると途中で遅くなり、危険な走り方につながります。アプリで目的地近くの返却ポートを先に確かめ、返却できる場所がない場合は別の移動手段を選ぶ方が確実です。
- 対象:ポート位置→出発地と目的地の両方で、歩く距離が長すぎないか
- 対象:バッテリー→残量が少ない車両は避け、坂道や長距離では余裕を見る
- 対象:車両状態→ブレーキ、ライト、タイヤ、ハンドルの違和感がないか
- 対象:荷物→手に持つ荷物があるなら自転車や別手段を優先する
- 対象:道路環境→交通量、坂道、雨上がり、工事区間がある日は無理をしない
初めてのエリアでは、地図上の最短ルートが走りやすいとは限りません。大通りの車道を走る必要がある、右折が難しい、歩道通行モードでは時間がかかるといったケースがあります。早さだけを優先せず、慣れた道や交通量の少ない道を選ぶ方が安心して到着できます。
交通ルールの違いと早さより先に確認したいこと
LUUPのキックボードは16歳以上なら免許不要で乗れますが、誰でも自由に乗れる乗り物ではありません。特定原付として車道走行時は20km/h、歩道通行できるモードでは6km/hの制限があります。二人乗り、飲酒運転、スマホ操作、信号無視は当然NGです。
電動アシスト自転車もルールがあります。車道左側通行が基本で、歩道を常に自由に走れるわけではありません。どちらもヘルメットは努力義務ですが、転倒時のリスクを考えると着用を推奨します。ヘルメットの選び方は特定小型原付向けヘルメットの比較・おすすめが参考になります。
2026年4月から自転車にも青切符制度が導入され、信号無視やながらスマホなどの取り締まりが強化されています。早く着くためにルールを曖昧なまま走ると、事故や違反のリスクが高まります。信号や右折ルールで迷いやすい人は、乗る前にLUUPの信号と右折ルールも確認しておきましょう。
購入するなら 特定原付と電動アシスト自転車の違い
ここまではLUUP利用時の選び方を整理してきました。乗り比べた結果、自分用に欲しいと感じる人もいるはずです。購入時はシェア利用とは比較軸が変わります。
| 比較項目 | 特定原付・電動キックボード | 電動アシスト自転車 |
|---|---|---|
| 年齢・免許 | 16歳以上、免許不要 | 年齢制限なし、免許不要 |
| ナンバー | 必要 | 不要 |
| 自賠責保険 | 必要 | 不要。ただし自転車保険は地域により義務化あり |
| 税金 | 軽自動車税の対象 | 対象外 |
| 最高速度 | 20km/h | アシスト24km/hまで |
| 保管 | 折りたたみモデルは室内保管しやすい | 駐輪場が必要になりやすい |
| 荷物 | キックボード型は弱い。カゴ付き車両なら改善する | カゴ・荷台で強い |
特定原付は実売価格が5万円台〜20万円超まで幅があります。購入を検討する場合は、価格だけでなく歩道モード、航続距離、重量、タイヤ、ブレーキ、保証、購入先の有無まで確認してください。価格例や機種の個別条件は変動しやすいため、最新情報は公式サイトや販売店で確かめるのが安全です。
全体の機種比較をしたい場合は、記事末尾の比較ページに加えて電動キックボードの全機種比較が役立ちます。免許不要の条件から確認したい人は、特定原付と原付・自転車の違いを先に読むと理解しやすいです。
所有する場合のメリット・デメリット
LUUPで何度か乗ると、自分専用の電動キックボードや電動アシスト自転車を買った方が便利ではないかと感じる人もいます。ただしシェア利用での「早さ」と、所有したときの満足度は同じ軸では判断できません。毎日の保管場所、充電、保険、税金、修理先、雨の日の扱いまで含めて考える必要があります。
特定原付・電動キックボードの強み
特定原付タイプの電動キックボードは、アクセル操作だけで進める手軽さが魅力です。ペダルを漕がないため、夏の通勤や駅から職場までのラストワンマイルでも汗をかきにくく、短距離移動の負担を減らせます。折りたたみ式や軽量モデルなら玄関や室内に置きやすい点も、電動アシスト自転車にはない利点です。
弱点は車体構造にあります。立ち乗りタイプはタイヤが小さく、段差や荒れた路面の影響を受けやすい乗り物です。カゴがない車両では荷物も運びにくく、買い物袋をハンドルに掛けるような使い方はバランスを崩す原因になります。所有する場合は、ナンバー取得、自賠責保険、軽自動車税、保安基準への適合も確認が必要です。
電動アシスト自転車の強み
電動アシスト自転車の強みは安定性と日常利用の幅広さです。サドルに座れてタイヤ径も大きく、カゴやチャイルドシートを付けられる車種も多いため、通勤、通学、買い物、送迎まで対応しやすいです。ペダルを漕ぐ必要はありますが、アシストが効くため普通の自転車より坂道や向かい風の負担を抑えられます。
弱点は車体の大きさと重さです。20kgを超える車種も珍しくなく、マンションの駐輪場や自宅前に安全に置けるかが重要になります。バッテリーを外して室内で充電する手間もあり、盗難対策も必要です。短距離だけを軽く移動したい人には、保管負担が大きく感じられる場合があります。
目的別の選び方 通勤・買い物・レジャー
通勤・通学なら距離と汗のかきやすさで判断
通勤・通学で最優先したいのは、毎日無理なく続けられることです。片道1〜3km程度で荷物が少なく、駅やオフィス近くにポートがあるならLUUPのキックボードはかなり便利です。漕がないので服装が乱れにくく、朝の移動でも体力を残しやすいです。
片道3kmを超える移動や荷物が多い通学では、電動アシスト自転車の方が安定します。座って移動でき、カゴに荷物を載せられるため、長めの距離でも姿勢を保ちやすいです。高校生など未成年の通学では、特定原付は16歳以上という条件や学校の規則も確認してください。
買い物や近所の足なら荷物量を優先
スーパーやドラッグストアで日用品を買う用途なら、電動アシスト自転車が使いやすいです。前カゴや後ろカゴがあれば荷物を安定して積め、帰り道でハンドルを取られにくくなります。キックボードは身軽な移動に向く反面、手荷物が増えるほど安全面の不安が大きくなります。
最近は椅子付き・カゴ付きの特定原付もあります。自転車ほどの積載力は期待しすぎない方がよいものの、近所のコンビニや少量の買い物なら候補になります。選ぶ際はカゴの有無だけでなく、ブレーキ性能、タイヤサイズ、重量、折りたたみやすさをあわせて確認しましょう。
レジャーなら楽しさと行動範囲で選ぶ
休日の散策や観光地での移動なら、キックボードは移動そのものを楽しみやすい乗り物です。風を直接感じながら短距離を移動でき、歩くには少し遠いカフェや公園にも立ち寄りやすくなります。車に積んで持ち運ぶ用途を考えるなら、折りたたみサイズと重量が重要です。
電動アシスト自転車は行動範囲を広げたい人に向きます。サイクリングロードや川沿いの道など、ある程度まとまった距離を走るなら座れる自転車の方が疲れにくいです。坂道や向かい風でもアシストが効くため、体力に自信がない人でも予定を組みやすくなります。
維持費・安全性・運動効果の比較
維持費は電動アシスト自転車が安くなりやすい
所有後の維持費だけで見ると、電動アシスト自転車が安くなりやすいです。特定原付はナンバー取得、自賠責保険、軽自動車税の対象になります。電動アシスト自転車は自賠責保険や軽自動車税は不要ですが、地域によって自転車保険への加入が義務化されているため、自治体のルールを確認してください。
どちらもバッテリー交換やタイヤ交換は発生します。特定原付は修理を受け付ける店舗が限られる場合があり、購入店のサポート体制が重要です。電動アシスト自転車は街の自転車店で相談しやすい反面、純正バッテリーは高額になりやすいため、長期利用では交換費用も見込んでおきましょう。
安全性は車体構造と走る場所で変わる
構造的な安定感では、座って乗れてタイヤ径も大きい電動アシスト自転車が有利です。キックボードは立ち乗りで重心が高く、段差や砂利、雨上がりの路面で姿勢を崩しやすくなります。片手運転やスマホ操作は厳禁です。短距離でも避けてください。
自転車なら常に安全というわけではありません。スピードを出しすぎたり、歩道で歩行者の近くを走ったりすれば事故のリスクは高まります。LUUPでも所有車でも、早く着くことより車道左側通行、一時停止、信号、右折方法を守ることが優先です。
運動効果を求めるなら自転車
日常の運動量を少しでも増やしたい人には、電動アシスト自転車が向いています。アシストがあってもペダルを回す動作は残るため、通勤や買い物の移動を軽い運動に変えられます。完全に自力で走る自転車ほど負荷は高くありませんが、継続しやすい点がメリットです。
キックボードは疲れにくい反面、運動効果はほとんど期待できません。立ってバランスを取るため体幹を使う感覚はありますが、健康維持やダイエット目的なら主役にしにくいです。移動を楽にしたい日はキックボード、体を動かしたい日は自転車という使い分けも現実的です。
雨・バッテリー・保管で迷うときの注意点
雨の日は、どちらの乗り物でも無理に使わない方が安全です。生活防水に対応したモデルもありますが、濡れた白線、マンホール、落ち葉、段差では滑りやすくなります。視界も悪くなるため、急ぎの移動なら公共交通やタクシーを選ぶ判断も必要です。
バッテリー残量も到着時間に影響します。LUUPでは借りる前にアプリで車両状態を確かめ、残量が少ない車両は避けるのが無難です。所有車の場合、電動アシスト自転車のバッテリーは一般に数年単位で劣化し、特定原付も充電回数や保管温度で航続距離が落ちます。冬場は残量表示より早く減る場合があります。
保管場所は購入前に必ず確認してください。特定原付は見た目がキックボードでも原付扱いの車両なので、マンションの駐輪場規約に合わない場合があります。電動アシスト自転車も大型で重いため、ラック式駐輪場に入らないケースがあります。管理会社や駐輪場の規約を先に確かめると失敗を防げます。
選んでから後悔しやすいケース
キックボードを選んで後悔しやすい人
キックボードは短距離では便利ですが、誰にでも向く乗り物ではありません。車道を走ることに強い不安がある人、段差の多い道をよく通る人、荷物を手に持つ機会が多い人は、早さより疲れや怖さが上回る可能性があります。雨上がりや夜間は路面の凹凸が見えにくく、小径タイヤの弱点が出やすいです。
通勤で毎日使う場合は、目的地近くに返却ポートが安定してあるかも重要です。朝はポートに車両があっても、帰りには空きがない場合があります。シェア利用では車両の有無に左右されるため、遅刻できない移動では代替ルートを用意しておくと安心です。
自転車を選んで後悔しやすい人
電動アシスト自転車は速さと安定感で有利ですが、短距離だけなら取り回しが面倒に感じる場合があります。ポートから車両を出す、向きを変える、駐輪スペースに戻すといった動作はキックボードより大きくなりがちです。混雑した細い道では、車体の幅や重さがストレスになる場合もあります。
汗をかきたくない移動でも、自転車はペダル操作が必要です。アシストがあるとはいえ、坂道や向かい風、急いでいる場面では体温が上がります。スーツや制服で移動する人、到着後すぐ人に会う人は、速度だけでなく身だしなみへの影響も考えて選びましょう。
迷ったときの判断例
駅から会社まで1.5km、荷物はリュックだけ、信号が多い道ならキックボードが候補になります。発進が楽で、短距離なら立ち乗りの疲れも大きくありません。反対に、駅から学校まで4km、教科書やPCを持つ、坂道があるなら自転車の方が現実的です。座れて荷物を載せやすく、長めの距離でも姿勢を保ちやすいからです。
買い物帰りに2kg以上の荷物が増える予定なら、最初から自転車か公共交通を選ぶ方が安全です。手荷物を持ったままキックボードに乗ると、ブレーキ操作や方向転換が遅れます。身軽な移動はキックボード、荷物や長距離は自転車という分け方にすると、早さと安全性のバランスを取りやすくなります。
LUUPでの早さは車両性能だけでなく、ポートの近さ、道路の混雑、利用者の慣れ、荷物量で変わります。一言でまとめるなら、スピードを出せる条件が整うなら自転車、短距離を疲れず一定ペースで移動したいならキックボードです。目的地に早く着くことと、安全に着くことを分けて考えないのが失敗しない選び方です。
迷う日は、行きはキックボード、帰りは自転車のように実際の疲れ方を比べると、自分の生活圏に合う選択が見つかります。
公式情報で確認したい速度とルール
LUUPで早さを比べるときは、まず公式アプリや公式案内で現在の料金、利用可能エリア、車両タイプを確認してください。提供車両や料金プランは地域、時期、キャンペーンで変わります。記事内の比較は利用前の目安として使ってください。
速度面の基準値はシンプルです。特定原付のキックボードは車道走行モードで20km/h、歩道通行できるモードで6km/hが上限です。電動アシスト自転車は補助が時速24kmまで働くため、走りやすい道では自転車が早くなりやすい一方、短距離では発進の楽さでキックボードが便利に感じられます。速度の根拠はLUUPの6km/hモード解説や特定小型原付の解説(パナソニック)でも確かめられます。
まとめ 早く着きたいなら道と目的で選ぶ
LUUPの自転車とキックボードは、単純に「どちらが絶対に早い」とは言い切れません。最高速度と長めの距離なら自転車、短距離で疲れず一定ペースを保つならキックボードが有利です。
- 向いている人:平坦な3km以上の移動→電動アシスト自転車が早くなりやすい
- 向いている人:1〜3kmの短距離→キックボードは発進が楽で体感が軽い
- 向いている人:荷物が多い→自転車を選ぶ
- 向いている人:汗をかきたくない→キックボードを選ぶ
- 向いている人:雨・段差・交通量が多い日→無理せず自転車や公共交通も検討する
迷ったら、まず目的地までの道を思い浮かべてください。信号が多く短距離ならキックボード、距離が長く荷物もあるなら自転車です。どちらを選ぶ場合も、アプリ上の料金、車両状態、ポート位置、交通ルールを確かめてから出発しましょう。
よくある質問
- LUUPの自転車の時速は何キロですか?
- 電動アシスト自転車は一般的に時速24kmまで補助が働きます。24km/hを超えると補助は止まり、人力のみの走行になります。平坦路でしっかり漕げる人ほど早く移動しやすいです。
- LUUPのキックボードの速度は時速何kmですか?
- LUUPの電動キックボードは車道走行モードで最高20km/hが上限です。歩道通行できるモードでは6km/hに制限されます。速度より車道状況と安全確認を優先してください。
- LUUPのキックボードと自転車、どっちが早い?
- 上限速度だけなら電動アシスト自転車が有利です。短距離や信号が多い道では、発進と速度維持が楽なキックボードの方が早く感じる場合があります。荷物量もあわせて選びましょう。
- LUUPの自転車とキックボードは料金が違いますか?
- 基本的には車両タイプで大きく料金を分けるより、基本料金と時間料金で課金されます。地域やプランで変わるため、利用前にアプリで確認してください。早く着くほど総額は抑えやすいです。
- LUUPのキックボードが6km/hしか出ないのはなぜですか?
- 歩道モードのまま走っている可能性が高いです。最高速度表示灯が点滅している間は6km/h制限がかかります。安全な場所で停止して20km/hモードに切り替わっているか確かめてください。残量不足や上り坂でも速度は伸びにくくなります。
- LUUPの最高速度はどれくらいですか?
- 電動キックボードは車道走行モードで20km/h、歩道通行モードで6km/hが上限です。電動アシスト自転車は補助が時速24kmまで働きます。速度制限の解除や改造は保安基準に適合しなくなるため、絶対に避けてください。
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特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)

