
「電動キックボードを近くのどこで買える?」「購入前に試乗して、乗り心地を確かめたい」
そんな疑問に答えます。
電動キックボードの販売店は、家電量販店、カー用品店、ディスカウントストア、メーカーの正規販売店などに分かれています。ただし、取扱店舗と試乗対応店舗は同じとは限りません。展示車があっても、希望するモデルの在庫がない場合もあります。
公道で使う車両を探しているなら、価格だけでなく「特定原付の基準に適合しているか」「購入後の登録・保険・修理をどこに相談できるか」まで確認してから選ぶことが大切です。
この記事では、近くの販売店を効率よく探す方法、試乗できる店舗の見つけ方、購入前に確認したい法令とサポートのポイントを整理します。
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この記事の要点
- 最寄りの販売店は、Googleマップで探したあと公式の店舗一覧と電話で確認する
- 試乗しやすいのは、オートバックスの取扱店舗、ブランド正規店、モビリティ専門店など
- 公道走行には、形が似ているだけでなく特定原付の基準と保安基準への適合が必要
- 購入後は、ナンバープレートの取得と自賠責保険への加入を済ませてから走行する
- 歩道を通行できるのは、条件を満たす特例特定原付だけ。6km/hに落とせるだけでは足りない
近くの電動キックボード販売店を見つける方法
Googleマップで候補を絞り込む
最初はスマートフォンのGoogleマップで、現在地の周辺を検索するのが早い方法です。次の語句を組み合わせると、販売店と試乗店を分けて探せます。
- 「電動キックボード 販売店」
- 「特定小型原付 販売」
- 「電動モビリティ 試乗」
- 「ブランド名 販売店」または「ブランド名 試乗」
検索結果には、子ども用キックスクーターの店や、購入できないレンタルポートが混ざる場合があります。店舗ページで「特定原付」「公道走行」「試乗」の記載を確認し、次の内容を電話で聞いてください。
- 希望するモデルを展示・販売しているか
- 試乗車が用意されているか、予約が必要か
- 店頭在庫があるか、取り寄せになるか
- ナンバー登録、自賠責保険、修理に対応できるか
口コミに「試乗できる」と書かれていても、車種や営業状況が変わっている可能性があります。地図の情報は候補探しに使い、来店前の最終確認は店舗へ直接行いましょう。
大手チェーンの公式サイトで取扱店舗を確認する
大手チェーンは、商品ページや店舗検索から取扱状況を確認できる場合があります。ただし、チェーン全店で販売しているとは限らず、展示・試乗・在庫の条件も店舗ごとに異なります。
- ドン・キホーテ:店舗ごとの商品・在庫状況を確認。価格だけでなく公道走行の区分もチェック
- ビックカメラ:商品ページで「店舗販売限定」や店舗在庫を確認できるモデルがある
- ヨドバシカメラ:商品によって店頭販売のみのケースがあるため、在庫のある店舗を確認
- オートバックス:電動モビリティのラインナップと取扱店舗、試乗可能な車種を公式ページで確認できる
- エディオン:店舗と商品ページの両方で、取扱いと店頭展示の有無を確認
- ヤマダ電機:実店舗と公式通販で取扱モデルが異なる場合があるため、売り場を分けて確認
オンラインの商品ページに「店舗在庫あり」と表示されていても、取り置き中や取り寄せの可能性があります。希望する店舗へ電話し、車両を実際に見られるかまで確認すると無駄足を防げます。
ヤマダ電機の売り場ごとの取扱モデルは、ヤマダ電機の電動キックボード(特定原付)全3種を比較した記事で整理しています。コストコの取扱状況を確認したい方は、コストコの特定原付を探す方法も参考にしてください。
ブランド公式の販売店マップを使う
購入したいブランドが決まっているなら、メーカー公式の販売店マップが有力です。チェーン名だけで探すより、対応モデル、試乗の可否、修理窓口まで絞り込みやすくなります。
BLAZE(ブレイズ) は、公式の販売店ページで都道府県と商品を指定して販売店を探せます。公式ページにも、在庫状況と試乗の可否は各販売店へ直接問い合わせるよう案内があります。
YADEA(ヤディア) は、公式の販売店一覧から地域別の取扱店を確認できます。試乗できるか、希望モデルを購入できるかは店舗ごとに確認してください。
SWALLOW(スワロー) も、公式の販売店・取扱店一覧を公開しています。店頭在庫、修理、試乗の可否は販売店へ確認する仕組みです。近くに専門店がない場合でも、地域の取扱店まで含めて探せます。
販売店タイプ別の特徴と使い分け
電動キックボードを扱う実店舗は、販売方法と購入後の相談先に違いがあります。近さだけで決めず、試乗、価格、サポートのどれを優先するかで選びましょう。
家電量販店
ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などは、複数メーカーの商品を比較しやすいのが特徴です。ポイント制度や店頭での初期不良相談を重視する人にも適しています。
ただし、すべての店舗に車両が並んでいるわけではありません。自転車売り場のある店舗に限定される商品や、店頭販売専用の商品もあります。試乗コーナーがあるか、希望モデルを取り寄せられるかを先に聞いてください。
確認したい人:
- 複数ブランドを同じ売り場で比較したい人
- 店員に車体の大きさや操作方法を質問したい人
- ポイントや店舗の購入後サポートを使いたい人
ディスカウントストア・会員制倉庫店
ドン・キホーテやコストコは、セールや取扱モデルによって購入価格を抑えられる場合があります。一方で、同じチェーンでも店舗ごとに取扱いが異なり、試乗や専門的な相談に対応していないケースもあります。
特に「安いから」という理由だけで決めるのは危険です。特定原付として登録できるか、販売証明書が発行されるか、故障時の窓口がどこかを確認してください。
カー用品店
オートバックスは、電動モビリティの公式ページで立ち乗り型、座り乗り型、3輪・4輪型などのラインナップを紹介しています。取扱店舗の一覧には試乗可能な車種が記載されているため、近くで乗り比べたい人に向いています。
ただし、公式ページにもあるとおり、店舗によって試乗できる車種が異なります。訪問前に試乗予約の要否と、当日に試乗できるモデルを確認しましょう。
特定原付・モビリティ専門店
専門店は、乗り方、登録、保険、修理、交換部品まで相談しやすい点が強みです。ブランド正規店なら、メーカーの保証や対応部品についても確認しやすくなります。
店舗数は家電量販店ほど多くありませんが、公式の販売店マップを使えば地域の取扱店を探せます。近所に店舗がないときは、オンラインで購入し、近くの正規サービス拠点で点検できるかを確認する方法もあります。
電動キックボードを試乗できる店舗の探し方
試乗対応の可能性が高い販売店
購入前に乗って確かめたいなら、次の順番で探すと効率的です。
1. オートバックス公式の取扱店舗ページで、試乗可能な車種を確認する 2. 希望ブランドの公式販売店マップで「試乗可」「試乗会」の表示を探す 3. モビリティ専門店や正規販売店へ、車種名を伝えて問い合わせる 4. 家電量販店の商品ページで、展示・店頭販売・在庫の表示を確認する
シェアサービスや体験イベントで乗れる車両もありますが、購入予定のモデルとは操作感、重量、タイヤ、ブレーキが異なります。シェア車両は乗り物の感覚を知る機会として活用し、購入の最終判断は希望モデルの試乗または実車確認で行ってください。
来店前に電話で確認すること
電話では「電動キックボードはありますか」だけでなく、次のように具体的に聞くと回答を得やすくなります。
- 「特定原付の○○というモデルを試乗できますか」
- 「試乗は予約制ですか。試乗できる時間帯はいつですか」
- 「試乗車と販売用の在庫はありますか」
- 「販売証明書、ナンバー登録、自賠責保険の相談に対応していますか」
- 「購入後の点検や修理は、その店舗に依頼できますか」
店舗によっては、年齢確認のため顔写真付きの公的な身分証を求めます。試乗時にヘルメットを持参する必要があるかも確認しておくと安心です。
試乗で確認したい操作感
試乗では、見た目よりも発進と停止のしやすさを重視してください。確認する項目は次のとおりです。
- 足を乗せたときの姿勢とハンドルの高さ
- 発進時のアクセルの反応と、低速でのふらつき
- 前後ブレーキの効き方とレバーの握りやすさ
- 曲がるときのハンドル操作、段差を越えたときの振動
- 車体を押して歩くときの重さ、折りたたみや収納のしやすさ
- ウインカー、ライト、最高速度表示灯の位置と見やすさ
試乗コースでは、スタッフの指示と施設内のルールに従ってください。公道で使うつもりでも、試乗中に速度や走行場所を自己判断で変えてはいけません。
購入前に確認したい6つのポイント
1. 特定原付の基準に適合しているか
公道を走れる電動キックボードは、形が似ているだけでは足りません。特定小型原動機付自転車、通称「特定原付」の基準と、道路運送車両の保安基準に適合している必要があります。
2026年9月18日に確認した国土交通省の案内では、主な基準は次のとおりです。
- 最高速度が20km/h以下
- 電動機の定格出力が0.6kW以下
- 車体の長さが1.9m以下、幅が0.6m以下
- 走行中に最高速度の設定を変更できないこと、AT機構、最高速度表示灯などの要件を満たすこと
さらに、前後ブレーキ、ライト、方向指示器、反射器などの保安部品も確認が必要です。数値だけが基準内でも、必要な装備や保安基準を満たさなければ公道走行はできません。
購入時は、車体に性能等確認済シールなどがあるか、販売店が公道走行可能な車両として案内しているかを確かめてください。詳しい条件は、警察庁の特定原付に関する交通ルールと、国土交通省の特定原付の基準・性能等確認制度で確認できます。
2. ナンバープレートと自賠責保険を確認する
特定原付は、16歳以上であれば運転免許なしで乗れます。ただし、所有者は市区町村の手続きに従ってナンバープレートを取得し、車体に取り付けなければなりません。自賠責保険への加入も義務です。
登録に必要な書類や窓口は自治体によって異なります。購入前に、販売店から販売証明書が発行されるか、登録サポートがあるかを確認してください。登録と自賠責保険の手続きが終わるまで、公道を走行してはいけません。
ナンバープレートの取得手順は、電動キックボードのナンバー取得ガイドでも解説しています。
3. 歩道走行モードの条件を確認する
特定原付は車道の左側を通行するのが原則です。歩道を通行できるのは、特定原付のうち「特例特定原付」の条件を満たす車両に限られます。
歩道などを通行する間は、最高速度表示灯を点滅させ、車体の構造上6km/hを超えられない状態でなければなりません。アクセル操作で単に6km/h以下に抑えられるだけの車両は、この条件を満たしません。通行できる歩道にも標識などの条件があり、歩行者が優先です。
商品ページの「歩道走行モードあり」という表示だけでなく、特例特定原付としての条件、表示灯の動作、利用できる道路を確認してから選びましょう。詳しくは警察庁の特例特定原付の説明を参照してください。
4. カタログ値だけで走行距離を決めない
走行距離は、乗る人の体重、坂道、気温、路面、速度、バッテリーの状態によって変わります。カタログ値を往復距離ぎりぎりで計算すると、帰りに充電が切れるおそれがあります。
通勤や通学なら、まず片道の距離を測り、往復分に坂道や寄り道の余裕を加えてください。片道5kmなら往復10kmだけで判断せず、充電場所と実際の使用条件を含めて検討します。バッテリーを室内で充電できるか、着脱できるかも重要です。
5. 購入後の修理・点検窓口を確認する
電動キックボードは、購入後にタイヤ、ブレーキ、ライト、バッテリーなどの点検が必要です。近くの店舗で買うメリットを生かすなら、次の項目を購入前に聞いておきましょう。
- 初期不良や故障の受付窓口
- 消耗品や交換部品の入手方法
- 点検、タイヤ交換、バッテリー相談の可否
- メーカー保証の範囲と期間
- オンライン購入した場合でも相談できる正規店の有無
販売店で試乗できても、購入先が別のオンラインショップなら、試乗店が修理を引き受けるとは限りません。価格差だけでなく、購入後の窓口まで比較してください。
6. 試乗または実車確認をしてから決める
乗り心地、ブレーキの効き、ハンドルの幅、車体を持ち上げたときの重さは、スペック表だけでは判断しにくい部分です。試乗できる店舗が近くにあるなら、購入前に実車を確認しましょう。
試乗できない場合も、折りたたみ時のサイズ、重量、充電器の大きさ、販売証明書や保証書の扱いを店舗へ確認してください。自分の保管場所と使い方に合うかを想像してから注文すると、購入後のギャップを減らせます。
実店舗とオンラインショップの使い分け
実店舗が向いているケース
- 初めての購入で、操作感や乗り心地を確かめたい
- 車体の重さや折りたたみ方法を実物で確認したい
- ナンバー登録、自賠責保険、年齢条件を相談したい
- 購入後の修理や点検を近くの窓口に頼みたい
実店舗なら、車両の状態や付属品を確認してから購入できます。試乗、登録、修理がすべて同じ店舗で完結するとは限らないため、対応範囲は先に聞いてください。
オンラインショップが向いているケース
- 近くに試乗できる店舗がない
- 特定のブランドやモデルを決めている
- 価格、在庫、カラー、納期を広く比較したい
オンラインで買う場合は、国内の正規販売店やメーカー公式ショップを優先しましょう。個人輸入品や販売者が不明確な格安品は、特定原付の基準を満たさず、公道走行できない可能性があります。
注文前に、販売証明書の発行、自賠責保険の加入方法、ナンバー登録の案内、保証と修理の窓口を確認してください。「公道走行可能」と書かれているだけでなく、車両区分と保安基準への適合を確認することが重要です。
実店舗とオンラインを組み合わせる方法
「実店舗で試乗してモデルを決め、価格や在庫をオンラインで比較する」方法もあります。購入先と試乗店が別になる場合は、購入後のサポート窓口も分かれる点に注意してください。
試乗店に相談だけを任せ、故障時は別会社へ送る形になることもあります。価格差、送料、登録サポート、修理費を合計してから購入先を決めると、安さだけで判断せずに済みます。
よくある質問
- 電動キックボードはどこで売っていますか?
- オートバックス、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの量販店、ドン・キホーテやコストコ、メーカーの正規販売店で扱っています。ただし、店舗ごとに取扱モデル、在庫、展示、試乗の有無が異なります。Googleマップで候補を探したあと、公式ページと電話で確認してください。
- 近くで試乗できる店舗はどう探せますか?
- オートバックス公式の取扱店舗ページ、ブランド公式の販売店マップ、モビリティ専門店の店舗一覧から探せます。試乗車種や予約の要否は店舗ごとに違うため、「特定原付のモデル名を試乗できるか」と電話で確認するのが確実です。
- オートバックスの電動キックボードの価格はどれくらいですか?
2026年9月18日に公式ページを確認したところ、SAGA Liteは79,800円(税込)、RICHBIT CITYは139,800円(税込)、e-FREE 01は129,800円(税込)などの掲載例がありました。3輪・4輪型を含めると価格帯はさらに広がります。価格、送料、在庫、取扱モデルは変わるため、最新情報はオートバックス公式ページで確認してください。
- 一番安く買える場所はどこですか?
- セールやポイント還元を含めた本体価格だけなら、ディスカウントストアやオンラインショップが安くなる場合があります。ただし、登録サポート、送料、保険、修理費まで含めると結果は変わります。安さより先に、特定原付の区分、公道走行の可否、販売証明書の発行、購入後の窓口を確認してください。
- 電動キックボードはヘルメットなしで乗れますか?
- 特定原付は、乗車用ヘルメットの着用が努力義務です。ただし、転倒時の頭部保護のため着用を強くおすすめします。特定原付の基準を満たさない電動キックボードは別の車両区分になり、一般原付としてヘルメット着用義務などが適用される場合があります。形だけで判断せず、車両区分を確認してください。
- 購入後のナンバープレートはどこで取得できますか?
- 住所地の市区町村で、条例や自治体の案内に従って取得します。必要書類や窓口、手数料は自治体によって異なるため、販売店から販売証明書を受け取れるか確認し、自治体の窓口へ問い合わせてください。ナンバープレートの取付けと自賠責保険の加入を済ませるまで、公道を走行してはいけません。
まとめ
電動キックボードを近くの販売店で買うなら、まずGoogleマップで候補を探し、公式の店舗一覧で取扱商品を照合してください。試乗したい場合は、店舗の距離だけでなく、希望モデルの試乗車があるか、予約が必要かまで電話で確認します。
購入前に特に確認したいのは、次の3点です。
- 特定原付の区分と保安基準:公道を走れる車両かを確認
- ナンバープレートと自賠責保険:購入後に必要な手続き
- 試乗と購入後の窓口:操作感だけでなく、修理や点検も確認
実店舗は乗り心地や重さを確かめやすく、オンラインは品ぞろえや価格を比較しやすい方法です。初めてなら、近くの取扱店で実車を確認してから、購入先とサポート体制を決めると失敗しにくくなります。
販売店とルールを確認したら、次は用途に合う車両を比較しましょう。特定原付のおすすめ比較で、立ち乗り型、着座型、3輪・4輪型の違いを確認できます。
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)

