
「免許なしで手軽に乗れる電動キックボードが欲しいけど、種類が多すぎて選べない…」
「時速20km/h以下のモデルって、ちゃんと坂道も登れるの?」
「法律やルールが複雑そうで、何を確認すれば公道を走れるのか不安…」
そんなお悩みはありませんか?2023年7月の法改正で、16歳以上なら免許不要で乗れるようになった「特定小型原動機付自転車」(特定原付)。ぐっと身近になった一方で、多くのモデルが登場し、どれが自分の使い方に合っているのか見極めるのが難しくなっています。
この記事では、数ある特定原付の中から、最高速度20km/h以下で公道走行が可能なモデルに絞って徹底解説。あなたの疑問や不安を解消し、最適な一台を見つけるお手伝いをします。
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目次
この記事の結論!目的別おすすめ電動キックボード
- 総合力No.1:航続距離80kmとパワーを両立した「Sun Emperor SE-Easy」
- コスパ最強:6万円台で買える!安さと性能を両立した「SAVEWO DASH F」
- 坂道に最も強い:特定原付上限の600Wモーターで急な坂も安心な「EVEREST XING EX-15PRO」
- 航続距離が最も長い:充電の手間を減らしたいなら驚異の110km走行「YADEA TRP-01」
- 軽くて持ち運びやすい:業界最軽量クラスの13.8kg!「RICHBIT ES1 Pro N」
後悔しない!電動キックボードの選び方【5つの重要ポイント】
- ①利用シーンで選ぶ(通勤・通学? それとも、ちょい乗り?)
- ②航続距離で選ぶ(充電の頻度はどれくらい?)
- ③パワー(モーター出力)で選ぶ(坂道は多い?)
- ④乗り心地と安全性で選ぶ(タイヤ・サスペンション・ブレーキ)
- ⑤価格とコスパで選ぶ(安さだけで選ぶと後悔する?)
①利用シーンで選ぶ(通勤・通学? それとも、ちょい乗り?)
まず最初に考えるべきは、「何のために特定原付を使いたいか」です。用途が明確になれば、必要なスペックが自然と見えてきます。
- 通勤・通学で毎日使う: 航続距離が長く(最低40km以上が安心)、坂道にも強いパワー(定格出力500W以上)のあるモデルがおすすめです。また、急な雨にも対応できる防水性能(IPX5以上)や、パンクしにくいノーパンクタイヤ、乗り心地を左右するサスペンションの有無も重要なチェックポイントになります。毎日使うものだからこそ、多少価格が高くても、快適性・耐久性を優先すべきでしょう。
- 休日の「ちょい乗り」や近所への買い物: 航続距離は20〜30km程度でも十分です。車体重量が15kg前後と軽くて折りたたみやすいモデルであれば、車に積んで出かけたり、玄関先にコンパクトに収納したりと、使い勝手が格段に向上します。この用途であれば、価格も比較的リーズナブルなモデルを選ぶことができますが、安全のためにディスクブレーキは搭載されているか確認しましょう。
②航続距離で選ぶ(充電の頻度はどれくらい?)
「一回の充電でどれくらいの距離を走れるか」を示す航続距離は、日々の利便性に直結する重要なスペックです。カタログスペックはあくまで理想的な条件下(平坦な道、軽量ライダーなど)での数値なので、実走行では7〜8割程度になると考えておくと安心です。例えば、「航続距離40km」のモデルなら、実際の走行可能距離は28〜32km程度が目安となります。
ご自身の往復距離に、予備の距離(10km程度)を加えた数値を参考に、余裕のあるモデルを選びましょう。また、バッテリーが着脱可能かどうかも重要です。着脱式であれば、本体を外に置いたままバッテリーだけを部屋に持ち込んで充電できるため、集合住宅に住んでいる方や、自宅に充電スペースがない方にとって非常に便利です。バッテリー容量が大きいほど充電時間も長くなる傾向があるため、充電時間を短縮したい場合は、急速充電に対応したモデルを選ぶと良いでしょう。
③パワー(モーター出力)で選ぶ(坂道は多い?)
お住まいの地域や通勤・通学路に坂道が多い場合は、モーターの「定格出力」を必ずチェックしてください。特定原付の定格出力の上限は**600W**です。この数値が大きいほど、パワフルで坂道を楽に登ることができます。特に、体重が重い方や、荷物を多く積む予定の方、急な坂道が多い地域にお住まいの方は、高出力モデルを選ぶことを強く推奨します。
- 平坦な道が中心:定格出力350W程度でも問題ありません。
- 緩やかな坂や陸橋がある:定格出力500W以上あると安心です。500Wモデルは特定原付の中でも人気が高く、性能と価格のバランスが取れています。
- 急な坂道が多い(勾配15度以上):上限である定格出力**600W**のモデルを選ぶと、ストレスなく走行できます。モデルによっては「登坂角度」が記載されているので、20度以上の数値があるモデルを目安にすると、坂道での後悔を防げます。
④乗り心地と安全性で選ぶ(タイヤ・サスペンション・ブレーキ)
快適で安全な走行のために、足回りのチェックは欠かせません。特に日本の道路はアスファルトの継ぎ目や段差が多いので、これらの要素が乗り心地と安全性に大きく影響します。
- タイヤ:タイヤは主に「チューブタイヤ(空気式)」と「ノーパンクタイヤ(ソリッドタイヤ)」の2種類。チューブタイヤはクッション性が高く乗り心地が良いですが、パンクのリスクがあります。ノーパンクタイヤはパンクの心配がなくメンテナンスが楽ですが、乗り心地は硬めです。タイヤサイズは10インチ以上あると安定性が増し、段差の乗り越えもスムーズになります。
- サスペンション:路面からの衝撃を吸収してくれるパーツです。前輪・後輪の両方にサスペンションが付いているモデルを選ぶと、アスファルトの凹凸や小さな段差による振動が大幅に軽減され、長距離走行の疲労が劇的に改善します。サスペンションがないモデルは、乗り心地が硬く、長時間の利用には不向きです。
- ブレーキ:制動力の高い「ディスクブレーキ」が最も推奨されます。メンテナンスが容易な「ドラムブレーキ」も一般的ですが、制動力はディスクブレーキに劣ります。最も重要なのは、**前後両輪にブレーキが搭載されている**ことです。特定原付の保安基準では制動距離が定められており、前後ブレーキの搭載は安全性の基本となります。
可能であれば、試乗して乗り心地を確かめるのが一番ですが、難しい場合はタイヤサイズとサスペンションの有無を最優先で確認しましょう。
⑤価格とコスパで選ぶ(安さだけで選ぶと後悔する?)
特定原付の価格帯は、最安で6万円台から、高機能モデルでは20万円を超えるものまで幅広くあります。初期費用を抑えたい気持ちは理解できますが、「安さ」だけで選ぶと、モーター出力が低すぎて坂道を登れなかったり、バッテリー容量が小さすぎてすぐに充電が必要になったり、耐久性が低くてすぐに故障したりと、結果的に後悔に繋がることが少なくありません。
最もコストパフォーマンスが高いのは、10万円前後のモデルです。この価格帯であれば、航続距離30〜40km、定格出力350W〜500W、前後ブレーキ、サスペンション付きなど、日常使いに十分な性能と安全性を兼ね備えたモデルが多く、性能と価格のバランスが取れています。また、長期的なコストとして、バッテリー交換費用(数万円程度)や、メーカー保証期間も必ず確認しましょう。特にバッテリーは高価な消耗品なので、保証期間が長いメーカーを選ぶと安心です。
【目的別】免許不要の電動キックボードおすすめモデル5選
| Sun Emperor SE-Easy | EVEREST XING EX-15PRO | SAVEWO DASH F | YADEA TRP-01T | RICHBIT ES1 Pro N | |
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | |||||
| 価格 | 165,000円 | 151,800円 | 67,000円 | 330,000円 | 69,800円 |
| 実売価格 | 165,000円 | 113,800円 | 59,000円 | 297,000円 | 69,800円 |
| 歩道モード | あり | あり | あり | なし | あり |
| 平均航続距離(km) | 80 | 50 | 30 | 110 | 22.5 |
| 重量(kg) | 25.7 | 23 | 15.5 | 36 | 13.8 |
| 定格出力(W) | 500 | 600 | 350 | 500 | 250 |
| 最大出力(W) | 1000 | 700 | |||
| タイプ | 自転車 | キックボード | キックボード | バイク | キックボード |
| 全長(mm) | 1310 | 1200 | 1080 | 1730 | 1080 |
| 全幅(mm) | 590 | 580 | 583 | 600 | 1140 |
| 全高(mm) | 1080 | 1200 | 1200 | 1050 | 530 |
| 3辺合計(mm) | 2980 | 2980 | 2863 | 3380 | 2750 |
| 折りたたみ全長(mm) | 730 | 1200 | 1080 | 1080 | |
| 折りたたみ全幅(mm) | 560 | 580 | 583 | 560 | |
| 折りたたみ全高(mm) | 600 | 520 | 510 | 530 | |
| 折りたたみ3辺合計(mm) | 1890 | 2300 | 2173 | 2170 | |
| 最大積載重量(kg) | 120 | 120 | 100 | 75 | 100 |
| 駆動方式 | ブラシレスDCモーター | 前輪駆動 | |||
| バッテリー電圧(V) | 48 | 48 | 36 | 48 | |
| バッテリー容量(Ah) | 13 | 15 | 7.8 | 20 | 10.4 |
| バッテリー着脱 | 可能 | 不可 | 可能 | ||
| バッテリー平均充電時間(h) | 7.5 | 8 | 4 | 6 | |
| 最高速度車道(km/h) | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 |
| 最高速度歩道(km/h) | 6 | 6 | 6 | 6 | |
| 登坂角度(度) | 25.2 | 16 | 15 | ||
| 走行モード | 歩道モード(6km/h)、公道モード(20km/h) | 2モード設定可能(6 km/h, 20 km/h) | 歩道モード(6km/h)、快適モード(20km/h)、スポーツモード(20km/h) | 特定原付走行モード:20km/h | 車道走行モード最高速度20km/h/歩道走行モード最高速度6km/h |
| フレーム素材 | アルミニウム合金 | 高強度のアルミニウム合金と鋳鉄複合フレーム | アルミニウム合金 | アルミニウム合金 | |
| カラー | Black, White | スレートブラック、エベレストホワイト | カーボンブラック | アーバンブラック、シルクホワイト、アーミーグリーン、セレストブルー、ビビッドピンク | |
| タイヤサイズ(inch) | 14 | 10 | 8 | 20 | 8.5 |
| タイヤ種類 | ノーパンクタイヤ | 無空気式クッション入りタイヤ | 前輪:チューブタイヤ / 後輪:ノーパンクタイヤ | ||
| ブレーキ前輪 | ディスクブレーキ | ドラムブレーキ | 電動ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ | ディスクブレーキ |
| ブレーキ後輪 | ディスクブレーキ | ディスク+電動ブレーキ | ディスクブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ | ディスクブレーキ |
| サスペンション前輪 | あり | あり | あり | あり | |
| サスペンション後輪 | あり | あり | あり | ||
| 防水防塵等級 | IPX5 | IP54 | IPX5 | IP54 | |
| 折りたたみ機構 | あり | あり | あり | なし | あり |
| サドル(椅子) | あり | オプション | なし | あり | オプション |
| カゴ | オプション | オプション | |||
| バックミラー | あり | なし | なし | なし | オプション |
| 防犯装備 | 車両本体に警報装置搭載 スマートキー | digital lock, password | |||
| アプリ連携 | あり | Bluetooth コントロール アプリ | |||
| 保証期間 | 1年保証(または3000km) | 1年 | バッテリー、モーター:購入後6か月 フレーム系:購入後1年 その他:初期不良期間8日 | 6ヶ月 | |
| 付属品 | 充電器一式:ACアダプター×1/ACコード×1/組み立て用部品・簡易工具×1/取扱説明書×1 | 充電器一式、整備用工具(マルチツール)、取扱説明書、販売証明書 | 充電器・簡易工具・説明書 | ||
| 確認番号 | 0107 | 0106 | 0023 | 0095 | 0086 |
| メーカー | 有限会社龍昇 | EVEREST XING | SAVEWO | YADEA | Acalie |
| 型式 | SE-Easy | EX-15PRO | SAVEWO-ES- DASH-F | TRP-01T | ES1-Pro-N |
| 公式サイトなど | https://sun-emperor.jp/easy-news/ | https://everestxing.jp/ex15pro.html | https://savewo.com/energy/jp/dash-scooter/dash-f/ | https://yadea.jp/lineup/2141/ | https://www.jpstars.shop/shopdetail/000000000386/ |
| 購入先 | 楽天市場で見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る | 楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る |
【総合力No.1】Sun Emperor SE-Easy
「Sun Emperor SE-Easy」は、パワフルさと長距離走行、そして利便性を見事に両立させた自転車タイプの特定原付です。定格出力500Wのモーターは坂道でも力強い走りを実現し、なんといっても80kmという長大な航続距離が最大の魅力。片道10kmの通勤なら週に一度の充電で済む計算で、日々の充電の手間から解放されます。
自転車タイプならではの安定した乗り心地に加え、前後サスペンションが路面からの衝撃を吸収し、快適な走行をサポート。バッテリーは着脱可能で、自宅やオフィスで手軽に充電できます。さらに、コンパクトに折りたためるため、収納や車への積載も簡単。スマートキーや警報装置といった防犯機能も充実しており、まさに「全部入り」と言える総合力の高い一台です。
- こんな人におすすめ
- 航続距離とパワーのバランスを最も重視する方
- 通勤・通学で毎日タフに使いたい方
- 安定性の高い自転車タイプを求める方
【坂道最強】EVEREST XING EX-15PRO
「EVEREST XING EX-15PRO」は、特定原付の規格上限である定格出力600W、最大出力1000Wという最強クラスのモーターを搭載したモデルです。そのパワーは圧倒的で、25.2度(勾配47%)という電動キックボードでは通常登れないような急勾配ですら、力強く登り切ります。通勤ルートに急な坂道があって諦めていた方に、まさに最適な一台です。
航続距離も50kmと長く、毎日の通勤でも充電は2〜3日に1回で十分。10インチの大型ノーパンクタイヤと前後サスペンションにより、乗り心地も非常に快適です。スマホアプリと連携してブレーキの効き具合などをカスタマイズできるIoT機能も搭載しており、まさに機能性とパワーを兼ね備えた総合力No.1モデルと言えるでしょう。
- こんな人におすすめ
- とにかくパワーを重視し、どんな坂道でもスイスイ登りたい方
- 通勤距離が長く、充電の頻度を減らしたい方
- 乗り心地や最新機能にもこだわりたい方
【コスパ最強】SAVEWO DASH F
「SAVEWO DASH F」の最大の魅力は、59,000円という驚きの価格です。特定原付の多くが10万円以上する中で、この価格は非常に魅力的。安かろう悪かろうではなく、性能も十分です。定格出力350Wのモーターは平坦な道ならスムーズに走行し、最大30kmの航続距離は近所への買い物や「ちょい乗り」には十分なスペックです。
重量も15.5kgと比較的軽量で、3秒で折りたためる手軽さもポイント。前輪には電子ブレーキ、後輪にはディスクブレーキを搭載し、安全性にも配慮されています。初めての電動キックボードとして、あるいはセカンドカーとして、気軽に導入したい方に最適な一台です。
- こんな人におすすめ
- 初期費用をできるだけ抑えたい方
- 主に平坦な道を短距離で利用する方
- 軽さと折りたたみの手軽さを重視する方
【航続距離No.1】YADEA TRP-01(バイク/電動サイクルタイプ)
「YADEA TRP-01」は、電動モビリティの世界最大手YADEAが開発した**バイクタイプの特定原付(電動サイクル)**です。一般的なキックボード型とは異なり、座って運転するスタイルで、より安定感のある走行が可能です。最大の特徴は、なんと**110km**という驚異的な航続距離。一度のフル充電で東京から熱海まで行けてしまうほどの性能を誇ります。頻繁な充電が面倒な方や、週末に長距離の移動を楽しみたい方にとって、これ以上ない選択肢です。
500Wのパワフルなモーター、前後のサスペンション、そして安定感のある太いタイヤにより、乗り心地は抜群。バイクのような安定した姿勢で運転できるため、長時間の運転でも疲れにくいのが特徴です。キックボードタイプには抵抗があるが、免許不要で手軽な移動手段を探している方にもおすすめです。
- こんな人におすすめ
- 充電の手間を最小限にしたい方
- 休日に長距離の移動やツーリングを楽しみたい方
- 立ち乗りよりも安定した座り乗りを好む方
【軽量・コスパ】RICHBIT ES1 Pro N
「RICHBIT ES1 Pro N」は、13.8kgという業界最軽量クラスの重量が魅力のモデルです。この軽さにより、女性でも楽に持ち運ぶことができ、電車やバスへの持ち込み(※各交通機関の規定をご確認ください)、車への積み込み、階段の上り下りなどが非常にスムーズになります。3秒で簡単に折りたためる手軽さも、日常使いでの利便性を高めています。
価格も69,800円とリーズナブルながら、航続距離は最大22.5kmを確保。近距離の移動には十分な性能です。5色のカラーバリエーションに加えて限定色のビビッドピンクもあり、デザイン性を重視する方にもおすすめです。累計販売台数1万台を超える実績も、信頼性の高さを物語っています。
- こんな人におすすめ
- 持ち運びのしやすさ、軽さを最優先する方
- 電車など他の交通機関と組み合わせて利用したい方
- おしゃれなデザインやカラーにこだわりたい方
特定原付(電動キックボード)で公道を走る際の注意点
免許不要で乗れる特定原付ですが、交通ルールを守る必要があります。購入前に必ず確認しておきましょう。
①ナンバープレートの取得と自賠責保険の加入は必須
特定原付は、軽自動車税の納付とナンバープレートの取得が義務付けられています。手続きは市区町村の役所で行え、費用は無料の場合がほとんどです。また、万が一の事故に備える「自賠責保険」への加入も法律で定められた義務です。コンビニなどで簡単に加入手続きができます。
②ヘルメットの着用は「努力義務」
特定原付のヘルメット着用は「努力義務」とされており、着用しなくても罰則はありません。しかし、安全のためにはヘルメットの着用を強く推奨します。特に車道を走行する際は、万が一の転倒時に頭部を守るために非常に重要です。
③交通ルールを必ず守る
免許は不要ですが、車両であることに変わりはありません。信号無視、一時不停止、飲酒運転などは重大な交通違反であり、厳しい罰則の対象となります。スマートフォンを操作しながらの「ながら運転」も禁止です。安全に楽しむためにも、交通ルールをしっかりと理解し、遵守しましょう。
電動キックボードに関するよくある質問(FAQ)
Q. LUUP(ループ)などのレンタルと購入、どっちがお得?
A. 利用頻度によります。週に1〜2回程度の利用なら、好きな場所で乗り降りできるレンタルが手軽でお得です。一方で、週に3日以上、特に通勤や通学で毎日使うのであれば、購入した方が長期的にはコストを抑えられます。LUUPの料金は30分200円程度なので、1日1時間乗ると400円、月20日利用で8,000円かかります。10万円の車体なら約1年で元が取れる計算になります。
Q. 歩道も走れるの?
A. 「特例特定小型原動機付自転車」というモードを搭載したモデルであれば、最高速度を6km/hに制限し、緑色の識別灯を点滅させることで、一部の許可された標識のある歩道を走行できます。ただし、全ての歩道が走れるわけではないので注意が必要です。今回紹介したモデルは、すべてこのモードに対応しています。
Q. 電動キックボードはどこで買える?試乗はできる?
A. 主にオンラインストアでの購入が一般的ですが、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、オートバックスなどのカー用品店でも取り扱いが増えています。店舗によっては試乗が可能な場合もあるので、乗り心地を確かめたい方は、事前に店舗に問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ:あなたにぴったりの一台で、新しい移動体験を
この記事では、免許不要で公道を走れる時速20km/h以下の電動キックボードについて、選び方のポイントから目的別のおすすめモデルまで詳しく解説しました。
電動キックボードは、日々の移動をより手軽で、そして楽しいものに変えてくれる可能性を秘めた新しいモビリティです。ご自身のライフスタイルに合った一台を見つけることで、満員電車のストレスから解放されたり、今まで知らなかった近所の魅力を発見したりと、新しい日常が始まるかもしれません。
この記事で紹介した選び方やモデルを参考に、ぜひあなたにとって最高のパートナーとなる一台を見つけて、安全で快適な電動キックボードライフをスタートさせてください。
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)





