【2025年最新】特定小型原付おすすめ7選!自転車・キックボード・バイク型を徹底比較

自転車タイプの特定小型原付が街を走る様子

「毎日の通勤、もっと楽にならないかな…」
「免許不要で乗れる新しい乗り物を探しているけど、どれを選べばいいかわからない」
「電動キックボードは便利そうだけど、立ち乗りは少し怖い…」

そんな悩みを解決する新しい移動手段として、「特定小型原動機付自転車(特定原付)」が大きな注目を集めています。2023年7月の法改正により、16歳以上であれば免許不要で公道を走行可能になり、その手軽さから利用者が急増しています。

目次

【結論】あなたに合う特定原付は?タイプ別おすすめモデル

結論から申し上げますと、特定原付は形状によって得意なことが全く異なります。「安定性・快適性」を最優先するなら「自転車タイプ」、手軽さや携帯性を重視するなら「キックボードタイプ」、よりバイクに近い感覚を求めるなら「バイクタイプ」がおすすめです。

タイプ別おすすめのベストバイ3選

  • 【自転車タイプ】総合力No.1:EVEREST XING EX-15CITY:パワフルなモーターと航続距離60kmのバランスが魅力。毎日の通勤・通学に最適です。
  • 【キックボードタイプ】長距離の王様:AINOHOT SAGA pro:航続距離55kmとキックボードとしてはトップクラス。都市部での広範囲な移動をカバーします。
  • 【バイクタイプ】最上級の安心感:YADEA TRP-01T:圧倒的な航続距離110kmと大型タイヤで、長距離移動や長期間の利用でも充電の心配がほぼ不要です。

しかし、選択肢が増えたことで、「結局どれが自分に合っているの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事ではあなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけるために、選び方のポイントから、おすすめの最新モデル、購入前に知っておくべき交通ルールや維持費まで、どこよりも網羅的かつ深く解説します。

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この記事のポイントまとめ

  • 特定原付の「形状タイプ」ごとのメリット・デメリットが明確にわかる
  • 後悔しないための「パワー」「航続距離」「価格」「安全性」の選び方5原則がわかる
  • 自転車タイプ、キックボードタイプ、バイクタイプから厳選したおすすめモデル7選を比較できる
  • 購入前に必須のナンバー・保険の手続き、ヘルメット着用義務、年間維持費のすべてがわかる

特定小型原付とは?全形状のメリット・デメリットを徹底比較

特定原付は、2023年7月の道路交通法改正により新設された新しい車両区分です。免許不要(16歳以上)で公道を走行できる手軽さが魅力ですが、実は「形状」によって運転の快適性や用途が大きく異なります。

1. 自転車タイプ:安定性と快適性を追求したモデル

このタイプは、サドルに座って乗るため、キックボード型に比べて圧倒的に安定性が高いのが最大のメリットです。特に、長距離の通勤・通学や、荷物を積んでの移動を考えている方には最有力候補となります。タイヤ径が大きく設計されているモデルが多く、路面の段差やマンホールの凹凸を乗り越える際の衝撃吸収性が高く、結果としてライダーの疲労を軽減します。私自身、立ち乗りと座り乗りを比較すると、30分以上の移動では座れるタイプの方が体への負担が段違いに少ないと感じています。また、カゴが標準装備されているモデルも多く、日常の買い物での利便性も非常に高いのが特徴です。ただし、構造上、キックボード型に比べて折りたたみができず、車体サイズが大きくなる傾向にあるため、自宅での保管場所や持ち運びには注意が必要です。

2. キックボードタイプ:携帯性と手軽さで選ぶモデル

電動キックボードの代名詞ともいえるこのタイプは、「軽量性」と「折りたたみ性能」に優れている点が最大の魅力です。電車への持ち込みや、自宅の玄関・オフィスのデスク下に収納したい場合に非常に便利です。短距離の「ラストワンマイル」の移動手段としては最適解と言えるでしょう。しかし、立ち乗りであるため重心が高く、長時間の利用や、路面の状態が悪い場所では、自転車タイプに比べて疲労感が出やすい傾向にあります。また、タイヤ径が小さいモデルが多いため、段差や溝に注意が必要で、特に雨天時のスリップリスクは座って乗るタイプよりも高くなります。パワー(定格出力)はモデルによって差が激しいので、坂道の有無で選ぶべきパワーが変わってきます。

3. バイクタイプ:走行性能と安心感を求めるモデル

これらは、特定原付の基準を満しつつ、よりバイクやミニカーに近い感覚で乗れるモデルです。バイク型(YADEA TRP-01Tなど)は、大径タイヤとしっかりした車体構造により、高速走行時(特定原付の上限20km/h)でも高い安定性を発揮し、長距離移動の快適性が格段に向上します。3輪・4輪型は、停車時や低速走行時の安定性が非常に高く、特にバランスに不安がある方や、荷物を多く積みたい方に適しています。ただし、一般的に車体が重く、価格も高くなる傾向にあり、折りたたみ機能がないモデルがほとんどです。日常のちょっとした移動というよりは、原付バイクの代わりや、セカンドカーとしての利用がメインになるでしょう。

後悔しない!特定小型原付の選び方5つのポイント

形状タイプで選ぶ|安定の自転車か、手軽なキックボードか

特定原付の「形状タイプ」は、乗り心地と用途を決定づける最も重要な要素です。ご自身の主な利用シーンを具体的に想像して選ぶことが、後悔しないための第一歩となります。

  • 自転車/バイク型: サドルに座るため重心が低く、長距離でも体幹への負担が少ないのが特徴です。特に、毎日の通勤・通学で30分以上乗る方や、荷物を積みたい方に最適です。バイク型はさらに車体が頑丈で安定感が増します。
  • 電動キックボード型: 折りたたみが可能で軽量なモデルが多く、携帯性に優れています。電車への持ち込みや、自宅での省スペース保管に向いています。ただし、立ち乗りであるため、長時間の使用や路面状況によっては疲労を感じやすい側面があります。
  • 3輪/4輪タイプ: 停車時や低速走行時の安定性は全タイプ中最高です。特に4輪モデルは、バランスを取る動作が不要なため、シニア層や運動に自信のない方に選ばれています。一方で、車体が重く、価格帯も高めになる傾向があります。

パワーで選ぶ|坂道も安心!定格出力と最大出力をチェック

特定原付の性能を左右するのがモーターの出力です。法律上の上限である定格出力0.6kW(600W)に近いほどパワフルな走りが期待できます。ここで注目すべきは「定格出力」と「最大出力」です。定格出力は持続的に発揮できる力、最大出力は瞬間的に出せる力を示します。

  • 坂道が多い、または体重が重い方(85kg以上): 定格出力500W以上、できれば最大出力1000Wクラスを推奨します。これにより、勾配15度程度の坂道でもストレスなく登坂でき、パワー不足による立ち往生のリスクを回避できます。
  • 平坦な道がメインの街乗り(体重75kg以下): 定格出力350Wでも十分走行可能です。ただし、加速のキビキビ感や追い越し時の余裕を求めるなら、やはり500Wクラスあると満足度は高まります。

例えば、自転車タイプのEVEREST XING EX-15CITYは定格500W/最大1100Wと非常にパワフルで、坂道での安心感は抜群です。一方、RICHBIT CITYは定格250Wですが、これは軽量な車体と安定感のある14インチタイヤの組み合わせで、パワー不足を乗り心地の良さでカバーする設計です。このように、単なる数値だけでなく、車体の特性と合わせて評価することが重要です。

航続距離で選ぶ|充電の手間を減らす最重要項目

航続距離は、毎日の充電の手間や、休日の遠出の可能性を左右する、実用性において最も重要なスペックの一つです。メーカー公称値は理想的な条件下(平坦路、低速走行、体重60kgなど)での数値であるため、実際に使用する距離よりも20~30%程度短いと見積もっておくのが賢明です。

  • 毎日往復20km利用する場合: 航続距離40kmのモデルでは、毎日充電が必要になります。充電が面倒な方は、最低でも50km以上の航続距離を持つモデル(例:Sun Emperor SE-Easyの80km)を選ぶと、週に1~2回の充電で済み、利便性が飛躍的に向上します。
  • 週末のレジャーやたまに長距離利用する場合: 航続距離60km以上あると安心です。特にバイク型はバッテリー容量が大きく、YADEA TRP-01Tの110kmは、充電を気にせずツーリングを楽しめるレベルです。

航続距離が長いモデルはバッテリーが重くなる傾向がありますが、自転車タイプやバイクタイプはバッテリー着脱式が多い(例:E-KON LAKUは着脱可能)ため、室内で充電すれば本体の重さはあまり気になりません。

価格と保証で選ぶ|安さだけで選ぶと後悔する理由

特定原付の価格帯は、5万円台の格安モデルから30万円を超えるハイスペックモデルまで非常に広いです。安価なモデルは魅力的ですが、価格が安いモデルは、耐久性の低い部品や、十分な強度を持たないフレームを採用している可能性があり、結果的に修理費がかさんでしまうリスクがあります。

  • 保証期間と内容の確認: 最低でもバッテリーとモーターの保証期間が6ヶ月以上あるか確認しましょう。glafit NFR-01 Proのように国内メーカーで2年保証を謳っているモデルは、修理やサポートの面で大きな安心材料となります。
  • 保安基準適合の確認: 価格に関わらず、公道走行には「性能等確認済」のシールが必須です。このシールがない車両は公道走行ができません。これは国土交通省の基準を満たしている証拠であり、信頼の証でもあります。

筆者の経験上、安価なモデルで最も多いトラブルは「充電の不具合」と「ブレーキの効き不良」です。初期費用を抑えることは重要ですが、これらの主要部品の品質と保証体制に投資することは、長期的な満足度を高める上で非常に有効な戦略です。

タイヤとサスペンションで選ぶ|乗り心地と安全性の本質

特定原付の乗り心地、特に振動吸収性は、タイヤの選択とサスペンションの有無で決まります。乗り心地は疲労度に直結するため、日常使いするなら無視できないポイントです。

  • タイヤの種類: 空気入りタイヤ(エアタイヤ)はクッション性が高く乗り心地が良いですが、パンクのリスクがあります。一方、ノーパンクタイヤ(ソリッド/フォームタイヤ)はパンクしませんが、振動がダイレクトに伝わりやすいです。RICHBIT CITYのような大径の14インチタイヤは、空気入りでなくてもある程度の衝撃吸収性を持ちます。
  • サスペンションの有無: AINOHOT SAGA proのように前後サスペンションを搭載しているモデルは、路面の凹凸を効果的に吸収し、走行の安定性が向上します。特に荒れた舗装路が多い地域にお住まいなら、サスペンション付きモデルを選ぶ価値は非常に高いです。

快適な移動は、移動の継続性に繋がります。少しでも乗り心地にこだわりたい方は、タイヤ径(12インチ以上推奨)とサスペンションの有無をチェックリストの最上位に置いてください。

【徹底比較】特定小型原付おすすめモデル7選(自転車・キックボード・バイク型を網羅)

それでは、今回比較検討したおすすめモデルをご紹介します。今回は、特に人気が高く、実用性に優れた「自転車タイプ」を筆頭に、キックボード型、バイク型から厳選しました。

EVEREST XING EX-15CITYSun Emperor SE-EasyE-KON LAKUglafit NFR-01 ProRICHBIT CITYAINOHOT SAGA proYADEA TRP-01T
画像
価格198,000円165,000円199,800円297,000円139,800円118,800円330,000円
実売価格198,000165,000199,800297,000139,800106,920297,000
歩道モードありありありありありありなし
平均航続距離(km)608080463555110
重量(kg)2125.725.5241622.336
定格出力(W)500500500500250500500
最大出力(W)1100
タイプ自転車自転車自転車自転車自転車キックボードバイク
全長(mm)1640131011001300125012241730
全幅(mm)595590560560580560600
全高(mm)11001080850108065012401050
3辺合計(mm)3335298025102940248030243380
折りたたみ全長(mm)73013007001224
折りたたみ全幅(mm)560320430560
折りたたみ全高(mm)600720650530
折りたたみ3辺合計(mm)1890234017802314
最大積載重量(kg)10012012010010012075
駆動方式ブラシレスDCモーターインホイルモーター後輪駆動
バッテリー電圧(V)484848483646.848
バッテリー容量(Ah)13.213209.610.210.420
バッテリー着脱可能可能可能可能可能
バッテリー平均充電時間(h)67.58555.56
最高速度車道(km/h)20202020202020
最高速度歩道(km/h)666666
登坂角度(度)26.616.711.31515
走行モード車道モード、歩道モード歩道モード(6km/h)、公道モード(20km/h)車道モード、歩道モード車道専用(20km/h)・歩道可(6km/h)車道/歩道歩道モード:6km/h, 車道モード1速:10km/h, 2速:15km/h, 3速:20km/h特定原付走行モード:20km/h
フレーム素材マグネシウム合金アルミニウム合金
カラーウィンドブルー、スレートブラック、ピークシルバーBlack, Whiteサクラピンク、レンジャーグリーン、シティブラック、スノーホワイト、ゴールデンオリーブOLIVE GREEN, DARK BLACK
タイヤサイズ(inch)20141114141020
タイヤ種類チューブレスエアタイヤチューブレス
ブレーキ前輪ドラムディスクブレーキディスクディスクブレーキディスクブレーキドラムブレーキ油圧式ディスクブレーキ
ブレーキ後輪ドラムディスクブレーキドラムディスクブレーキディスクブレーキディスクブレーキ油圧式ディスクブレーキ
サスペンション前輪ありありあり
サスペンション後輪ありありあり
防水防塵等級IPX6IP54IPX5
折りたたみ機構なしありなしありありありなし
サドル(椅子)ありありありありありなしあり
カゴありオプションオプション
バックミラーなしありなしなしオプションなしなし
防犯装備車両本体に警報装置搭載 スマートキースマートロック
アプリ連携ありBluetooth コントロール アプリ
保証期間1年1年保証(または3000km)バッテリー:通常使用での故障、6ヶ月または6,000km以内。フレームと車体:通常使用での変形・破損、6ヶ月以内。モーター:通常使用での動作不良、6ヶ月以内。保安部品・電子部品:通常使用での故障(衝撃除く)、30日以内。2年1年バッテリー、モーター:購入後6か月 フレーム系:購入後1年 その他:初期不良期間8日
付属品充電器一式・簡易工具・取扱説明書カードタグキー×1個, 専用バッテリー×1個, 専用充電器×1個充電器・簡易工具・説明書
確認番号0150010701090062006500760095
メーカー株式会社 Acalie有限会社龍昇E-KONglafitRICHBITAINOHOTYADEA
型式EX-15CITYSE-EasyZAD-L120NFR-01 ProCITYSAGA proTRP-01T
公式サイトなどhttps://everestxing.jp/city.htmlhttps://sun-emperor.jp/easy-news/https://www.e-kon.jp/products/e-kon-lakuhttps://glafit.com/products/nfr/nfr-01-pro/https://richbit.jp/city.htmlhttps://ainohot.co.jp/products/ainohot-saga-pro?srsltid=AfmBOoqeCVBYu-2mKbm485Lbj822ObeWQp1Kp27bKYWV9pbhFlunPx77https://yadea.jp/lineup/2141/
購入先楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る楽天市場で見るメルカリで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る楽天市場で見るメルカリで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るメルカリで見る

【自転車タイプ】EVEREST XING EX-15CITY|毎日の通勤・通学を快適にする決定版

「毎日の通勤や通学を、とにかく快適にしたい」という方に最もおすすめしたいのが「EVEREST XING EX-15CITY」です。最大出力1100W、定格500Wのパワフルなモーターを搭載し、坂道でもスムーズな加速を実現します。 航続距離も60kmと長く、片道10kmの通勤なら週に2~3回の充電で済み、日々の手間を大きく削減できます。

EX-15CITYのスペックから導かれるメリット:安定性の高い大径タイヤとパワフルな走り

このモデルは、定格500Wの高出力モーターに加え、前後輪に強力なブレーキシステムを搭載しています。20インチという大径タイヤを採用している点が、走行安定性の高さに大きく寄与しています。小さなタイヤだと路面のわずかな凹凸でもハンドルが取られやすいですが、大径タイヤはその慣性の力でスムーズに転がり続けるため、体感として非常に「しっとり」とした乗り心地を提供してくれます。これにより、長距離移動でも手や腰への負担が軽減され、終業後の疲労感が少なくなります。さらに、標準装備のフロントバスケット(カゴ)は、通勤カバンや買い物の荷物を入れるのに十分な容量があり、日常の使い勝手を高めています。

こんな人におすすめ

  • 坂道を含むルートで毎日通勤・通学する方
  • 荷物を積む機会が多く、安定した走行を求める方
  • 長距離移動が多く、振動による疲労を軽減したい方

【自転車タイプ】Sun Emperor SE-Easy|長距離&折りたたみで行動範囲無限大

「充電の手間は最小限に、休日は遠出も楽しみたい」そんなアクティブなあなたには「Sun Emperor SE-Easy」が最適です。このモデルの最大の武器は、業界トップクラスの航続距離80km。 これだけ走れれば、充電のことを忘れてしまうほどです。さらに、定格500Wのパワフルなモーターを搭載し、坂道も力強く駆け上がります。

SE-Easyのスペックから導かれるメリット:旅先での利用も視野に入る

航続距離80kmという数値は、通勤・通学用途を超えて、週末の小旅行や、普段は行かない遠方の施設への移動を現実的に可能にします。例えば、往復で40km離れた場所まで行っても、まだ半分以上のバッテリーが残る計算です。これは、充電インフラが整っていない場所への移動において、精神的な余裕を生み出します。さらに特筆すべきは、これだけのハイスペックでありながら、工具不要の2ステップでコンパクトに折りたためること。折りたたんだ際のサイズは自転車タイプの中ではかなりコンパクトで、車のトランクに積んで旅先で使う、あるいは自宅での保管場所にも困りにくい設計です。スマートキーや警報装置といった防犯装備が充実しているのも、高価なバッテリーを搭載しているモデルとして安心して長く使える嬉しいポイントです。

こんな人におすすめ

  • とにかく充電の頻度を減らし、メンタル的にも楽をしたい方
  • 車載や省スペースでの保管を考えている方(折りたたみ機能が重要)
  • 走行性能と利便性の両方を妥協したくない方

【自転車タイプ】E-KON LAKU|コンパクトなのに超パワフル!航続距離80km

「取り回しのしやすいコンパクトさが欲しい、でもパワーも航続距離も譲れない」というわがままな願いを叶えてくれるのが「E-KON LAKU」です。全長1100mmというコンパクトな車体は、駐輪場や細い道でも扱いやすいのが魅力。 しかし、その小さなボディには定格500Wのハイパワーモーターと、最大80km走行可能な大容量バッテリーが秘められています。

E-KON LAKUのスペックから導かれるメリット:駐輪時の取り回しが楽で、乗り降りもスムーズ

車体の全長が1100mmと短いことは、単に運びやすいだけでなく、駐輪場での取り回しにおいて大きなメリットとなります。狭いスペースに駐車する際、ハンドルを切って押し引きする動作が非常に楽です。また、このモデルはステップスルー設計(フレーム中央が低くなっている構造)を採用しており、乗り降りが非常に楽なため、スカートを履く機会が多い女性や、頻繁に乗り降りする買い物用途にも適しています。サドルに座った状態から足を地面につけるまでの距離が短いため、信号待ちなどで停車する際も安心感があります。さらに、安定性の高い11インチのチューブレスワイドタイヤは、パンクのリスクを減らし、日々の安心感を高めてくれます。航続距離80kmというスペックは、通勤と休日のレジャーを一台でこなしたいユーザーにとって理想的です。

こんな人におすすめ

  • 省スペースで保管したいが、走行性能は妥協したくない方
  • 乗り降りのしやすさ(ステップスルー)を重視する方
  • パンクなどの日常的なトラブルのリスクを減らしたい方(チューブレスタイヤ)

【自転車タイプ】glafit NFR-01 Pro|パワフルさと長期保証で選ぶなら

「坂道が多い」「安定した走りと購入後の安心感を両立したい」という方に一番におすすめしたいのが、glafitの「NFR-01 Pro」です。最大の特徴は、定格出力500W、最大出力1000Wという非常にパワフルなモーター。都心に多い急な坂道でも、ぐいぐいとスムーズに登ることができます。

NFR-01 Proのスペックから導かれるメリット:国内サポート体制の安心感とパワフルな登坂力

このモデルの最大の魅力は、スペックの高さと、それを支える国内メーカーによる2年間の長期製品保証です。特定原付はまだ新しいカテゴリのため、海外メーカー製では修理の際に部品の取り寄せに時間がかかるリスクがありますが、glafitのような国内メーカーであれば、この保証期間の長さは非常に大きな安心材料となります。航続距離も46kmと十分であり、パワフルな500Wモーターと組み合わせることで、体重が重めの方でもパワー不足を感じにくいでしょう。また、タイヤが14インチと大径であるため、自転車らしい安定した走行感を得られます。折りたたみは可能ですが、車重が24kgと重めであるため、持ち運ぶ機会が多い方は事前に重さを確認することをおすすめします。

こんな人におすすめ

  • 坂道の多い地域に住んでおり、パワフルな登坂力を求める方
  • 購入後のサポートや保証期間の長さを重視する方
  • 品質と走行性能に妥協したくない方

【自転車タイプ】RICHBIT CITY|デザインで差がつくアウトドア風モデル

「デザインにこだわりたい」「安定感のある乗り心地が好き」という方には「RICHBIT CITY」がおすすめです。目を引くのは、なんといっても大径の14インチタイヤ。このタイヤのおかげで、多少の段差や荒れた路面でも衝撃を吸収し、安定した快適な走りを提供します。

RICHBIT CITYのスペックから導かれるメリット:安定感のあるタイヤと個性的なデザイン

定格出力は250Wと控えめですが、それを補って余りあるのが14インチの安定感のあるタイヤです。このタイヤは、路面からの微細な振動を効果的に吸収し、快適な乗り心地を実現します。これは、一般的なスポーツバイクタイプの細いタイヤでは得られないメリットです。また、この大径タイヤと、どこかレトロなフレームデザインが相まって、街中で個性を発揮します。航続距離は約35kmで、日常使いから近距離のレジャーまで対応できる実用性も確保。リモコンキーによるセキュリティ機能も搭載されており、デザイン性だけでなく実用性も兼ね備えています。ただし、車重が21kgとやや重めであるため、マンションの階段などで持ち運びが必要な場合は注意が必要です。

こんな人におすすめ

  • 個性的なデザインの特定原付に乗りたい方
  • 乗り心地と安定性を重視する方
  • 手頃な価格でおしゃれなモデルを探している方

【キックボードタイプ】AINOHOT SAGA pro|キックボード界の長距離ランナー

「キックボードの手軽さが欲しいが、航続距離は妥協したくない」という方に強く推したいのが、AINOHOTの「SAGA pro」です。キックボードタイプの弱点として敬遠されがちな航続距離を、驚異の55km(公称値)まで伸ばしたモデルです。

SAGA proのスペックから導かれるメリット:キックボードの機動性と長距離走行の両立

定格出力500Wを搭載し、登坂力にも優れていますが、このモデルの真価はバッテリー容量にあります。キックボードで50km以上の航続距離を実現するには、大容量バッテリーを搭載する必要があり、その分車体重量が22.3kgと重くなります。しかし、これはキックボードとしてはかなり重い部類に入るため、「持ち運びは滅多にしない、主に車道走行メインで使う」という前提であれば、長距離走行の安心感が勝ります。 また、サスペンションが前後輪に搭載されており、キックボード特有の突き上げ感が軽減されています。これにより、立ち乗り特有の疲労を和らげ、長距離でも比較的快適に走行することが可能です。車道走行モードは4段階(最大20km/h)と細かく設定できるため、走行シーンに合わせて最適な速度を選べます。

こんな人におすすめ

  • キックボードの形状が好きだが、航続距離に不満があった方
  • 主に車道(20km/hモード)での利用がメインの方
  • サスペンション付きで振動を抑えたいキックボードユーザー

【バイク型】YADEA TRP-01T|航続距離110kmの究極モデル

「特定原付の枠内で、原付バイクのような本格的な移動体験をしたい」なら、バイク型の「YADEA TRP-01T」が最有力候補です。最大の特徴は、公称航続距離110kmという驚異的なスペック。これは、特定原付カテゴリーにおいてトップクラスであり、充電を気にせず数日間移動できるレベルです。

TRP-01Tのスペックから導かれるメリット:長距離移動での圧倒的な安心感と安定性

バイク型は、車体が大きく、20インチのタイヤを装備しているため、走行安定性が非常に高いです。特に高速走行時(20km/h)における直進安定性は、キックボード型とは一線を画します。また、バッテリー容量が大きいため、モーター出力も定格500Wを確保しており、登坂性能も十分です。このモデルの大きなメリットは、バッテリー容量が大きいことによる、充電頻度の極端な低下です。通勤距離が長く、平日に充電器に接続する時間がない方にとって、これは大きな精神的負担の軽減に繋がります。車体重量は36kgと重いですが、これは安定性と大容量バッテリーを両立させるためのトレードオフと考えられます。また、サスペンションやディスクブレーキなど、より本格的な乗り物に近い装備が充実しており、長距離移動における信頼性が高いと言えます。

こんな人におすすめ

  • とにかく充電を気にせず、長距離を移動したい方
  • 原付バイクのような安定した走行感を求める方
  • 通勤距離が片道20kmを超える方

特定小型原付に関するよくある質問(FAQ)

購入前に抱きがちな細かいけれど重要な疑問について、Q&A形式でお答えします。

Q. 年間維持費はいくらくらいかかりますか?

A. 年間でおよそ1万円~4万円程度が目安です。

ガソリンを一切使わないため、燃料費がゼロになるのが最大の節約ポイントです。内訳は以下の通りです。

  • 軽自動車税(種別割): 年間2,000円
  • 自賠責保険料: 年間約7,000円(5年契約の場合、年あたり約3,000円)
  • 電気代: 走行距離によりますが、1kmあたり約1円未満と非常に安価です。
  • 任意保険: 加入する場合は年間2万円~4万円程度が上乗せされます。

バイクや自動車と比較して圧倒的に維持費が安いため、経済的なメリットは非常に大きいです。

Q. ヘルメットの着用は本当に努力義務ですか?罰則は?

A. はい、法律上は「努力義務」であり、着用しなくても罰則はありません。

しかし、特定原付は最高速度20km/hで公道を走行する乗り物であり、転倒時の頭部へのダメージは深刻です。特にキックボードタイプはバランスを崩しやすいため、安全のためには着用が強く推奨されます。 警察庁のウェブサイトでも、安全確保のためヘルメットの着用を呼びかけています。最近はおしゃれで軽量な自転車用ヘルメットも多いため、これを機に安全対策を万全にすることをおすすめします。

Q. 自転車専用レーンや歩道は通行できますか?

A. 「特定原付」は基本的に車道(法定最高速度20km/h)を走行しますが、自転車道も通行可能です。

ただし、歩道走行が可能なのは、車体側面に「歩行者モード(緑色ライト点滅)」の表示灯があり、かつそのモードで走行している場合に限ります。この「特例特定小型原付」に該当しないモデルは、歩道走行はできません。「歩道走行可」のモデルでも、歩行者がいる場合は一時停止や徐行義務があります。 車両区分が混在しているため、ご自身のモデルがどちらの区分に該当するか(特にライトの表示)を必ず確認してください。

Q. バイク型(原付バイク型)の特定原付は、キックボードとどう違いますか?

A. 主に安定性と快適性が異なります。

バイク型(例:YADEA TRP-01T)は、大径タイヤとしっかりした車体構造により、20km/hでの走行時や、多少の風を受けた際の直進安定性が非常に高いのが特徴です。車体が重く、サスペンションもしっかりしていることが多く、長距離移動での疲労軽減に直結します。一方、キックボード型は、軽量性や折りたたみやすさに優れますが、車体が小さいため、高速走行時の安定性や振動吸収性では一歩譲ります。どちらを選ぶかは、移動距離と保管環境次第です。

まとめ:あなたに合う特定小型原付で、新しい移動体験を

今回は、免許不要で乗れる新しい乗り物「特定小型原付」について、その種類から選び方、そして具体的なおすすめモデルまで詳しく解説しました。

  • 通勤・通学の快適性重視なら → 自転車タイプ「EVEREST XING EX-15CITY
  • 充電の手間を減らし、長距離を走りたいなら → 自転車タイプ「Sun Emperor SE-Easy
  • コンパクトさとパワーを両立したいなら → 自転車タイプ「E-KON LAKU
  • 坂道性能と国内メーカーの安心感を求めるなら → 自転車タイプ「glafit NFR-01 Pro
  • デザインと安定性を重視するなら → 自転車タイプ「RICHBIT CITY
  • キックボードで長距離を走りたいなら → キックボード「AINOHOT SAGA pro
  • バイク並みの安定感と超長距離を求めるなら → バイク型「YADEA TRP-01T

大切なのは、ご自身のライフスタイルや主な利用シーンに合った一台を選ぶことです。この記事が、あなたの最適なパートナー探しの一助となれば幸いです。

気になるモデルが見つかったら、まずは公式サイトで詳細なスペックやデザインをチェックしてみてください。

特定小型原動機付自転車についての外部リンク

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