【2025年】免許不要で安い「フル電動自転車」おすすめ3選!特定小型原付を徹底比較

フル電動自転車に乗っている女性

「坂道も楽に移動したいけど、原付バイクは免許やヘルメットが面倒…」「手軽に乗れる電動自転車が欲しいけど、価格が高いのはちょっと…」そんな悩みを抱えていませんか?自転車の手軽さとバイクのパワーを両立した「フル電動自転車」は、とても魅力的な移動手段ですよね。

しかし、「フル電動自転車って公道を走れるの?」「結局、免許はいるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。実は、2023年7月の法改正により、16歳以上であれば免許不要で公道を走れる「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」という新しい乗り物が登場しました。

私自身、もっと手軽で便利な移動手段はないかと探していた時にこの「特定小型原付」に出会い、その手軽さと快適さに感動しました。この記事では、フル電動自転車の区分を分かりやすく整理し、その中でも特におすすめで安い自転車タイプ3モデルを徹底比較します。この記事を読めば、あなたのライフスタイルにぴったりの一台がきっと見つかります!

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この記事のポイント

  • 免許不要で乗れるフル電動自転車「特定小型原付」の仕組みがわかる
  • おすすめの安い自転車タイプ特定小型原付3モデルを徹底比較できる
  • あなたの使い方に合ったモデルの選び方がわかる
  • 購入前に知っておくべき交通ルールや注意点がわかる

フル電動自転車の区分とは?免許不要で乗れるのは「特定小型原付」です!

  1. フル電動自転車=すべてが免許不要、ではない!
  2. 2023年の法改正で登場した「特定小型原動機付自転車」とは?
  3. Q&A:特定小型原付のよくある質問

フル電動自転車=すべてが免許不要、ではない!

まず大切なのは、「フル電動自転車」という通称は、法律上の正式な区分ではないという点です。ペダルを漕がずにアクセル操作だけで進む乗り物は、その性能によって「一般原動機付自転車(原付一種)」か、新しく区分された「特定小型原動機付自転車」に分類されます。この違いを理解せずに購入すると、意図せず無免許運転や保険未加入といった法律違反になるリスクがあるため、非常に重要です。

特に、以前から販売されていたモデルの多くは、最高速度や出力の関係で「原付一種」扱いとなり、運転には原付免許が必要でした。しかし、2023年7月の法改正により、特定の基準を満たすモデルは「特定小型原付」として扱われるようになり、16歳以上であれば免許不要で公道走行が可能になりました。この記事では、免許不要を最優先に考えているあなたのために、この新区分である「特定小型原付」の基準を満たした、特にコストパフォーマンスに優れた自転車タイプ(特定原付)に絞ってご紹介します。これらは、従来の電動アシスト自転車よりもパワフルで、原付バイクのように手軽に移動したいというニーズに最適です。

区分特定小型原動機付自転車一般原動機付自転車(原付一種)
最高速度20km/h(歩道走行時は6km/h)法定最高速度 30km/h(定格出力500W以下、最高速度20km/h超も含む)
免許不要 (16歳以上)必要
ヘルメット努力義務着用義務
自賠責保険・ナンバー必須必須

このように、特定小型原付は免許不要・ヘルメット努力義務という大きなメリットがあり、手軽に電動バイクのような移動が可能です。しかし、ナンバープレートと自賠責保険は必須ですので、この点は原付一種と同じく必ず手続きが必要です。車両区分や法律についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

2023年の法改正で登場した「特定小型原動機付自転車」とは?

特定小型原付は、電動キックボードや電動サイクルといった新しいモビリティに対応するために新設された車両区分です。この区分に該当するためには、国が定める厳格な技術基準(保安基準)を満たす必要があり、その証として「性能等確認済シール」の貼付が求められます。このシールがない車両は、たとえスペックが近くても公道走行はできません。

特に自転車タイプは、車体サイズが長さ1900mm以下、幅600mm以下に制限されており、一般的な自転車に近い感覚で利用できるのが特徴です。安定性が高く、普段の買い物や近所への移動に最適です。ペダルが付いているため、バッテリーが切れた際にも普通の自転車として利用できる安心感も大きなメリットです。私が実際に試乗した際も、この「普通の自転車にもなる」という点が、万が一の際の心理的負担を大きく軽減してくれると感じました。

  • 16歳以上であれば運転免許不要(15歳以下は原則禁止)
  • ヘルメットの着用は努力義務(安全のため着用を強く推奨します)
  • 最高速度は20km/h(歩道モード時は6km/h以下)
  • ナンバープレートの取り付けと自賠責保険の加入は必須
  • 「最高速度表示灯」の装備が必須(走行モードの表示)

(参考:https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/tokuteikogata.html

Q&A:特定小型原付のよくある質問

Q. 本当に免許なしで公道を走って大丈夫?

A. はい、大丈夫です。ただし、16歳以上であることと、購入した車両が「性能等確認済シール」などで特定小型原付の基準を満たしていることが証明されている必要があります。購入前にこのシールの有無を必ず確認しましょう。

Q. ヘルメットは本当に被らなくていいの?

A. 法律上は「努力義務」なので、着用していなくても罰則はありません。しかし、最高速度20km/hは自転車と比べるとかなり速く、万が一の事故の際に頭部を守ることは極めて重要です。ご自身の安全のために、ヘルメットは必ず着用することをおすすめします。最近では、普段着にも合わせやすいおしゃれなデザインのヘルメットもたくさん販売されています。ヘルメットに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

Q. フル電動自転車で坂道は登れますか?

A. モデルのモーター出力(定格出力)によりますが、日常生活で遭遇するような緩やかな坂道は問題なく登ることができます。急な坂道の場合は、できるだけ出力の高いモデルを選ぶのが良いでしょう。例えば、定格出力500Wクラスのモデルであれば、勾配15度程度の坂道も比較的楽に登坂可能です。ただし、特定原付の自転車タイプはキックボードタイプに比べて出力が低い傾向があるため、坂道の多い地域にお住まいの方は、400W〜500Wクラスのモデルを選ぶことをおすすめします。

【免許不要で安い】おすすめのフル電動自転車(特定小型原付)3選を徹底比較

  1. おすすめ特定小型原付3モデルのスペック比較表
  2. 【安さ重視ならコレ】プラタ EVバイク PEV01
  3. 【乗り心地と装備で選ぶなら】BIKE ZONE WZ-NSEM2
  4. 【軽さとバッテリー性能のバランス】RICHBIT CITY

おすすめ特定小型原付3モデルのスペック比較表

今回ご紹介するのは、特定小型原付の中でも特にコストパフォーマンスに優れ、自転車タイプとして人気が高い3モデルです。それぞれの特徴が一目でわかるように、重要なスペックを比較表にまとめました。

プラタ EVバイク PEV01BIKE ZONE WZ-NSEM2RICHBIT CITY
画像
価格148,000円180,000円139,800円
実売価格99,000118,000139,800
歩道モードありありあり
平均航続距離(km)302835
重量(kg)202216
定格出力(W)400380250
最大出力(W)400
タイプ自転車自転車自転車
全長(mm)125514551250
全幅(mm)580600580
全高(mm)10151340650
3辺合計(mm)285033952480
折りたたみ全長(mm)1255865700
折りたたみ全幅(mm)300460430
折りたたみ全高(mm)675650650
折りたたみ3辺合計(mm)223019751780
最大積載重量(kg)100120100
駆動方式後輪駆動
バッテリー電圧(V)363236
バッテリー容量(Ah)9.6610.2
バッテリー着脱可能可能可能
バッテリー平均充電時間(h)4.53.55
最高速度車道(km/h)202020
最高速度歩道(km/h)666
登坂角度(度)11.31011.3
走行モード6km/h, 15km/h, 20km/h歩道モード(6km/h)、公道モード(20km/h)車道/歩道
フレーム素材マグネシウム合金
カラーリネンベージュサクラピンク、レンジャーグリーン、シティブラック、スノーホワイト、ゴールデンオリーブ
タイヤサイズ(inch)141614
タイヤ種類
ブレーキ前輪ディスクブレーキベンチレーテッドディスクブレーキディスクブレーキ
ブレーキ後輪ディスクブレーキベンチレーテッドディスクブレーキディスクブレーキ
サスペンション前輪あり
サスペンション後輪あり
防水防塵等級IP54
折りたたみ機構ありありあり
サドル(椅子)ありありあり
カゴオプションオプション
バックミラーなしありオプション
防犯装備
アプリ連携
保証期間1年1年1年
付属品ACアダプター、説明書ACアダプタ、電源コード、部品、組み立て工具、スターターキット(証明書等)充電器・簡易工具・説明書
確認番号004400480065
メーカーhurata株式会社 リベライドRICHBIT
型式PEV01WZ-NSEM2CITY
公式サイトなどhttps://item.rakuten.co.jp/plata/evbike/https://e-mobility.newseed.co.jp/bike
https://www.makuake.com/project/wezone
https://richbit.jp/city.html
購入先楽天市場で見るメルカリで見る楽天市場で見るメルカリで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る公式ショップで見るメルカリで見る

【安さ重視ならコレ】プラタ EVバイク PEV01

とにかく初期費用を抑えたい、特定原付の入門機として最適なのが「プラタ EVバイク PEV01」です。実売価格が10万円を切る設定でありながら、定格出力400Wというパワフルなモーターを搭載している点が最大の魅力です。特定原付の自転車タイプでこの価格帯は非常に競争力があり、予算を抑えたい方にとって見逃せない選択肢です。

航続距離は30kmと標準的ですが、これは片道5km程度の通勤・通学であれば、往復で1日使い、週末に1回充電すれば十分賄える計算になります。バッテリーは着脱可能なので、本体を外に置いたままでもバッテリーだけ室内で充電できる利便性も持ち合わせています。また、400Wの定格出力は、一般的な勾配の坂道(登坂角度11.3度)であれば、パワー不足を感じることは少ないでしょう。ただし、サスペンションがないため、路面の凹凸はダイレクトに伝わりやすい点は留意が必要です。初めて特定原付に乗る方が、まずは手軽に公道走行可能な電動移動を体験するための、コストパフォーマンスに優れたモデルです。

こんな人におすすめ

  • 初期費用を10万円以下に抑えたい方
  • 通勤・通学距離が片道5km〜10km程度の方
  • 初めて特定原付を導入する入門機として探している方

【乗り心地と装備で選ぶなら】BIKE ZONE WZ-NSEM2

価格は少し上がりますが、快適な乗り心地と装備の充実度を求めるなら「BIKE ZONE WZ-NSEM2」が断然おすすめです。このモデルの最大の特徴は、前輪・後輪ともにサスペンションを搭載している点です。これにより、段差や荒れた路面の衝撃を効果的に吸収し、非常にスムーズで安定した乗り心地を実現します。特に、毎日利用する方にとって、この振動吸収性は疲労軽減に直結し、長距離の移動でも快適性が持続します。

さらに、バックミラーやIP54防水防塵等級への対応など、安全面や日常使いでの安心感を高める装備が充実しています。マグネシウム合金フレーム採用で、車体重量は22kgとやや重めですが、その分、剛性が高く走行時の安定感が増しています。航続距離は28kmと控えめですが、バッテリーが着脱式で、室内での充電が容易なため、日常的な使い勝手は良好です。乗り心地の良さは特定原付の満足度を大きく左右するため、価格差以上の価値があるモデルと評価できます。

こんな人におすすめ

  • 毎日の通勤・通学で乗り心地を重視したい方
  • 路面の悪い場所を走行する機会が多い方
  • 充実した安全装備や安定感を求める方

【軽さとバッテリー性能のバランス】RICHBIT CITY

「RICHBIT CITY」の魅力は、なんといっても16kgという本体重量の軽さです。今回比較した3モデルの中で最も軽く、折りたたんで車に積んだり、アパートやマンションでエレベーターがない場合に持ち運んだりする際の取り回しが非常に楽です。特に、女性や力の弱い方にとって、毎日の上げ下ろしでこの軽さは大きなアドバンテージになります。

航続距離35kmと、安価なモデルの中では比較的長く設定されており、軽さと走行性能のバランスが優れています。バッテリーは着脱可能で、充電の手間も軽減されます。定格出力250Wと控えめですが、平坦な道での移動や、日常のちょっとした買い物には十分なパワーを発揮します。また、ペダルが標準装備されており、万が一バッテリーが切れても普通の自転車として利用できる点も安心材料です。持ち運びやすさを最優先しつつ、公道走行の最低限の条件は満たしたいという方には、まさに最適な一台と言えます。

こんな人におすすめ

  • 車体重量の軽さ(16kg)を最優先したい方
  • 折りたたんで車載や玄関先などに収納したい方
  • 平坦な道での利用がメインで、日常の足として使いたい方

フル電動自転車(特定小型原付)を購入する前に知っておきたい注意点

免許不要で手軽に乗れる特定小型原付ですが、購入前に必ず知っておくべきルールがあります。これらは別記事で詳しく解説しますが、ここでは最低限押さえておきたいポイントを3つご紹介します。これらを無視すると、せっかくの新しい移動手段が「違法な乗り物」になってしまうため注意が必要です。

ナンバープレートの取得と自賠責保険の加入は必須です

特定小型原付は軽自動車税の対象となるため、お住まいの市区町村の役所でナンバープレートを取得し、取り付ける義務があります。これは自転車とは大きく異なる点です。また、万が一の事故に備え、自賠責保険への加入も法律で義務付けられています。ナンバープレートがない状態で公道を走行すると、無登録原動機付自転車の運転として罰則の対象となります。必ず、購入時に販売証明書を受け取り、役所で手続きを済ませましょう。ナンバー取得に関する詳細は、こちらの記事で解説しています。

ヘルメット着用は努力義務、でも安全のために着用を推奨!

先述の通り、ヘルメットの着用は努力義務です。しかし、最高速度20km/hは徒歩の約2倍の速さであり、転倒した場合のリスクは無視できません。特に自転車タイプは安定性が高いとはいえ、急ブレーキや段差でバランスを崩す可能性はあります。ご自身の命を守るためにも、ヘルメットは必ず着用するようにしましょう。最近は、特定小型原付の規定に適合するヘルメット(SGマーク等)もおしゃれなものが増えています。ヘルメットに関する詳細は、こちらの記事で解説しています。

どこを走れる?交通ルールを事前にチェック

特定小型原付の走行場所は、原則として車道の左側です。自転車専用通行帯も走行できます。重要なのは、歩道走行の可否です。搭載されている「歩道モード(最高速度6km/h)」に切り替え、かつ「最高速度表示灯」を点滅させることで、特定の標識がある歩道を通行できます。このモード切替ができない車両は、歩道走行は一切できません。歩道では、歩行者が最優先であることを常に念頭に置き、安全な速度で走行することが求められます。交通ルールに関する詳細は、こちらの記事で解説しています。

まとめ:あなたに合う免許不要の安いフル電動自転車を見つけよう

今回は、免許不要で乗れるフル電動自転車の新しい区分である「特定小型原付」に焦点を当て、その中でも特におすすめで安い自転車タイプ3モデルをご紹介しました。

  • 安さを最優先し、手軽に始めたいなら「プラタ EVバイク PEV01」
  • 乗り心地や装備の安心感を重視するなら「BIKE ZONE WZ-NSEM2」
  • 持ち運びやすさと航続距離のバランスを求めるなら「RICHBIT CITY」

フル電動自転車(特定小型原付)は、日々の移動を劇的に楽で楽しいものに変えてくれる可能性を秘めています。しかし、そのためには交通ルールを守り、ナンバー取得や自賠責保険の加入といった義務を果たすことが大前提です。この記事が、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけ、新しい移動スタイルを手に入れるきっかけになれば幸いです。

まずは各モデルの公式サイトで詳細なスペックやデザインをチェックして、じっくり比較検討してみてください。

特定小型原動機付自転車についての外部リンク

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