
「毎日の通勤やちょっとした移動、もっと手軽で快適にならないかな…」
「電動キックボードに興味はあるけど、立ち乗りは少し不安…」
そんな悩みを抱えていませんか?自転車の手軽さとバイクの快適さを両立した、新しい移動手段として注目されているのが「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」の自転車タイプです。2023年7月の法改正で登場したこの新しい乗り物は、16歳以上であれば免許不要で運転でき、ヘルメットも努力義務となっています。
私自身、新しいガジェットや乗り物が大好きで、この特定小型原付の登場は非常にワクワクしました。特に自転車タイプは、従来の原付バイクや電動キックボードの「ちょっと使いにくいな」と感じていた部分を解消してくれる可能性を秘めています。座って安定して乗れる手軽さは、多くの人の移動をより自由で楽しいものに変えてくれると確信しています。
この記事では、数ある特定小型原付の中から、特に人気の「自転車タイプ」に絞り、あなたにぴったりの一台を見つけるための選び方から、おすすめの最新モデル、そして公道を安全に走行するための注意点まで、徹底的に解説します。
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Index
この記事のポイント
- 免許不要で乗れる「特定小型原付」自転車タイプの魅力がわかる
- 利用シーンに合わせた最適なモデルの選び方がわかる
- 厳選したおすすめモデル3選を徹底比較できる
- 公道走行に必要な交通ルールや注意点がわかる
特定小型原付自転車タイプのおすすめな選び方
パワーで選ぶ|坂道も安心!モーター出力をチェック
特定小型原付の定格出力は0.6kW(600W)以下と定められています。この数値が大きいほど、パワフルな走りが期待できます。特に、通勤ルートに坂道が多い方や、体重に自信のない方は、モーターの出力が高いモデルを選ぶと良いでしょう。
今回紹介する中では、glafitの「NFR-01 Pro」が定格出力500Wと非常にパワフル。坂道でのストレスをなくしたいなら、パワーは妥協できないポイントです。
価格で選ぶ|コスパ重視?初期費用を抑える
特定小型原付は、10万円以下のモデルから30万円近い高価格帯のモデルまで様々です。価格を抑えたい気持ちはよく分かりますが、安さだけで選ぶのは少し危険です。安全に関わる乗り物だからこそ、必要な保安基準を満たしているか、信頼できるメーカーの製品かを確認することが重要です。
とにかく初期費用を抑えたいという方には、プラタの「EVバイク PEV01」がおすすめです。実売価格が99,000円(2025年8月時点)と、自転車タイプの中では最安クラス。特定小型原付がどんなものか試してみたい、という入門用にも最適です。
航続距離で選ぶ|長距離移動も安心!
1回の充電でどれくらいの距離を走れるかを示す「航続距離」は、非常に重要なチェックポイントです。ご自身の主な利用シーンを想像してみてください。片道5kmの通勤で往復利用するなら、最低でも20km以上の航続距離がないと、毎日の充電が面倒に感じてしまうかもしれません。
航続距離を最優先するなら、YADEAの「CC-01T」が圧倒的です。その距離はなんと100km。これは特定小型原付の中でもトップクラスの性能で、充電の頻度を気にすることなく、毎日の通勤・通学から休日のサイクリングまで、幅広い用途で活躍してくれるでしょう。
安全性で選ぶ|保安基準と保証をチェック
特定小型原付として公道を走行するには、国の定める保安基準を満たし、「性能等確認済」のシールが貼られている必要があります。このシールがない車両は公道を走行できないため、購入前に必ず確認しましょう。国土交通省のウェブサイトでも対象車両を確認できます。
また、万が一の故障に備えて、製品保証が充実しているかも大切なポイントです。特に海外メーカーの製品は、修理の際に部品の取り寄せに時間がかかるケースもあります。glafitの「NFR-01 Pro」は2年間の長期製品保証が付いており、国内メーカーならではの安心感があります。長く安心して乗りたい方は、保証期間も比較検討することをおすすめします。
【徹底比較】特定小型原付自転車タイプおすすめモデル3選
それでは、具体的におすすめのモデルを3つご紹介します。それぞれの特徴を比較して、あなたにぴったりの一台を見つけてください。
項目 | プラタ EVバイク PEV01 | glafit NFR-01 Pro | YADEA CC-01T |
---|---|---|---|
価格 | 148,000円 | 297,000円 | 286,000円 |
実売価格 | 99,000円 | 297,000円 | 262,988円 |
歩道モード | あり | あり | なし |
平均航続距離(km) | 30 | 46 | 100 |
重量_本体(kg) | 20 | 24 | 27 |
定格出力(W) | 400 | 500 | 500 |
全長(mm) | 1255 | 1300 | 1672 |
全幅(mm) | 580 | 560 | 593 |
全高(mm) | 1015 | 1080 | 1117 |
3辺合計(mm) | 2850 | 2940 | 3382 |
最大積載重量(kg) | 100 | 100 | 75 |
バッテリー_電圧(V) | 48 | 48 | |
バッテリー_容量(Ah) | 9.6 | 9.6 | 20 |
バッテリー_着脱(可,不可) | 可能 | 可能 | 可能 |
バッテリー_平均充電時間(h) | 4.5 | 5 | 6 |
最高速度_車道(km/h) | 20 | 20 | 20 |
最高速度_歩道(km/h) | 6 | 6 | |
登坂角度(度) | 11.3 | 16.7 | 15 |
走行モード | 6km/h, 15km/h, 20km/h | 車道専用(20km/h)・歩道可(6km/h) | 特定原付走行モード:20km/h |
フレーム素材 | アルミニウム合金 | ||
タイヤ_サイズ(inch) | 14 | 14 | 20 |
ブレーキ_前輪 | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ブレーキ_後輪 | ディスクブレーキ | ディスクブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
防水防塵等級 | IP65 | ||
折りたたみ機構 | あり | あり | なし |
防犯装備 | スマートロック | ||
アプリ連携 | あり | Bluetooth コントロール アプリ | |
保証期間 | バッテリー:通常使用での故障、6ヶ月または6,000km以内。フレームと車体:通常使用での変形・破損、6ヶ月以内。モーター:通常使用での動作不良、6ヶ月以内。保安部品・電子部品:通常使用での故障(衝撃除く)、30日以内。 | 2年 | バッテリー、モーター:購入後6か月 フレーム系:購入後1年 その他:初期不良期間8日 |
付属品 | ACアダプター、説明書 | カードタグキー×1個, 専用バッテリー×1個, 専用充電器×1個 | |
確認番号 | 0044 | 0062 | 0112 |
メーカー名 | hurata | glafit | YADEA |
スペックURL | https://item.rakuten.co.jp/plata/evbike/ | https://glafit.com/products/nfr/nfr-01-pro/ | https://yadea.jp/lineup/2149/ |
購入先 | 購入はこちら | 購入はこちら | 購入はこちら |
glafit NFR-01 Pro|パワフルさと長期保証が魅力


「坂道が多い」「安定した走りを求めたい」という方に一番におすすめしたいのが、glafitの「NFR-01 Pro」です。
最大の特徴は、定格出力500Wというパワフルなモーター。都心に多い急な坂道でも、スムーズに登ることができます。このパワフルさは、日々の移動のストレスを大きく軽減してくれるはずです。また、国内メーカーによる2年間の長期製品保証も、長く安心して乗り続ける上で大きな魅力と言えるでしょう。
価格は比較的高めですが、その分、走行性能やアフターサポートの安心感は格別です。毎日の通勤・通学の頼れる相棒として、価格以上の価値を提供してくれる一台だと私は思います。
プラタ EVバイク PEV01|コスパ最強の入門モデル


「まずは手頃な価格で始めてみたい」「近距離の移動がメイン」という方には、プラタの「EVバイク PEV01」が最適です。
最大の魅力は、なんといっても99,000円(2025年8月時点)という圧倒的なコストパフォーマンス。10万円以下で手に入る自転車タイプの特定小型原付は多くはなく、「ちょっと試してみたい」というニーズにぴったりです。航続距離は30kmと他のモデルに比べて短めですが、最寄り駅までの移動や近所への買い物など、日常の「ちょい乗り」には十分なスペックです。
初めて特定小型原付を購入する際のハードルをぐっと下げてくれる、まさに「入門機」として最適なモデル。この一台から新しい移動生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
YADEA CC-01T|圧倒的な航続距離でどこまでも


「充電の頻度はなるべく減らしたい」「休日は長距離のサイクリングを楽しみたい」というアクティブな方には、YADEAの「CC-01T」をおすすめします。
このモデルの最大の特徴は、特定小型原付の中でもトップクラスを誇る100kmの航続距離です。これだけの距離を走れれば、毎日の通勤で数日間にわたって充電不要なのはもちろん、週末に少し遠出してサイクリングを楽しむといった使い方も可能になります。行動範囲がぐっと広がり、移動そのものが楽しみになる、そんな一台です。
また、世界最大級の電動モビリティブランドであるYADEAの製品ということもあり、デザイン性や走行安定性も非常に高いレベルでまとまっています。長距離を快適に、そしてスタイリッシュに移動したいなら、このモデルで間違いありません。
特定小型原付自転車タイプで公道を走る際の注意点
特定小型原付は手軽に乗れるのが魅力ですが、交通ルールを守らなければ重大な事故につながる可能性があります。ここでは、特に重要なポイントをQ&A形式で解説します。
Q. 免許は本当にいらないの?
A. はい、16歳以上であれば運転免許は不要です。
ただし、これはあくまで「運転免許が不要」ということであり、交通ルールを知らなくて良いということではありません。信号を守る、一時停止するなど、基本的な交通ルールをしっかりと守る必要があります。乗る前には、警察庁が公開している交通ルールに関するガイドなどを必ず確認しましょう。
Q. ヘルメットの着用は?
A. ヘルメットの着用は「努力義務」です。
着用しなくても罰則はありませんが、万が一の事故の際に頭部を守るため、自身の安全のために着用することを強く推奨します。私自身も乗るときは必ずヘルメットを着用しています。最近はデザイン性の高いおしゃれなヘルメットも増えているので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください。
Q. 自賠責保険の加入は必須?
A. はい、必ず加入しなければなりません。
特定小型原付は、自動車損害賠償保障法上の原動機付自転車に該当するため、自賠責保険(共済)への加入が法律で義務付けられています。コンビニなどで手軽に加入手続きができますので、ナンバープレートを取得したら忘れずに加入しましょう。また、任意保険についても、万が一の対人・対物事故に備えて加入を検討することをおすすめします。
特定小型原付自転車タイプおすすめについてのまとめ
今回は、新しい移動の選択肢として注目の「特定小型原付自転車タイプ」について、選び方からおすすめモデルまで詳しく解説しました。
- パワフルさと安心感を求めるなら → glafit NFR-01 Pro
- コストを抑えて始めたいなら → プラタ EVバイク PEV01
- 長距離の移動や充電の手間を減らしたいなら → YADEA CC-01T
どのモデルも魅力的ですが、大切なのはあなたのライフスタイルに合っているかどうかです。この記事を参考に、ご自身の使い方にぴったりの一台を見つけて、もっと自由で快適な移動生活を手に入れてください。
まずは各モデルの詳細を公式サイトでチェックして、その魅力をさらに深く知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
また下記の記事より特定小型原付の自転車タイプを絞り込んで比較できますので合わせてご参考になさってください。
※一覧表の列「タイプ」のオプション設定で「自転車」を選択してください。
特定小型原動機付自転車についての外部リンク
特定小型原動機付自転車について
- 特定小型原動機付自転車について(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車について(経済産業省)
- 保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう(国土交通省)
- 特定小型原動機付自転車ってなに?(PDF)(国土交通省)
- ルールを守って電動キックボードに乗ろう(PDF)(国土交通省)
- 電動キックボード等の概要説明リーフレット(PDF)(警視庁)
特定小型原動機付自転車の交通ルールについて
- 電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう!(政府広報オンライン)
- 電動キックボード等に法改正 乗るならルールを知ってから!(政府広報オンライン)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警視庁)
- 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について(警察庁)